2009年09月20日
モデルチェンジすること無く 生産され続ける タクシー【専用車】。
主流でいられる最大の理由は、この【変わらずに 生産され続ける】という点にあると思います。。
メーカーは、製品の生産終了後、10年は、部品のストック及び、供給の義務があります。(PL法でしたっけ?)
これは、建て前で いきなり 欠品状態になるのは、よくあるハナシです。
フツーのガソリン車は、4~5年サイクルで、モデルチェンジ もしくは、生産終了となります。
つまり、5年から…長いと10年15年とタクシーとして使用する この業界において、
いざ、修理(交換)という時に、
『パーツも工賃も安いですよ…でも、物(部品)いつ届くか分かりません。』
…では、オハナシになりません。
事業用として1年 365日 24時間 【走って】くれないと困るのです。 営業車に【代車】はききません。
【変わらず】に生産され続けるが故に、パーツの供給も安心して受けられる訳です。
また タクシー専用車は、流通量も多いので リビルド品も入手し易いですから、より一層長く使用出来るのです。
例えば、
5年前に納車された クルーと (初期型)プリウスタクシー…
今から、5年後の
【いざ!】という時
即、【修理 交換】し、 素早く営業に戻れるのは、クルーでしょう。。
この安心感が、主流であり続ける要因だと思います。。
極論ですが、
骨(フレームやシャーシ)が残っている限り、
消耗→ 修理→ 交換→ 再生を 繰り返す【サイボーグ車】として走り続けても おかしくないのでは?
(実際は、そんなんいたら 大笑いですケド。。)

Posted at 2009/09/20 05:16:14 | |
トラックバック(0) | モブログ
2009年09月20日
(コストパフォーマンスの優れる)
プリウスが、タクシー業界の主流に、成り得ないことは、前回 述べさせて頂きました。
では、何故 ほぼ30年前の造り(技術)の【タクシー専用車】が いつまでも主流でいられるのか?
前回、シーラカンスと称しましたが まさにその通りで、
生物は、自然環境の変化に合わせて 進化したり、合わせられ無かったら、【絶滅】を繰り返してきました。
車も同じで、
消費者やユーザーのニーズ(需要)に合わせ メーカーが、新型車(新種)→ モデルチェンジ(進化)、需要が無ければ、廃盤(絶滅)を繰り返してきました。
自然環境から、
進化(チェンジ)を求められることは無かったが、
食物連鎖としての需要は 求められた存在…
それが、シーラカンスなど【生きた化石】と称されるものではないでしょうか?
同じく、
事業者やドライバー、ユーザー(タクシー利用者)から 変化(快適性や安全性)を、求めようとはしないが、
コストパフォーマンスの優れた【専用車】としての【需要】はある。
だから、メーカーは、モデルチェンジ(進化)をすることも無く、【ただ】造り続ける。
2者とも、【その世界】では、変わりようの無い 完成した究極の姿といえるのでは?
それが、タクシー専用車ではないでしょうか。。。

Posted at 2009/09/20 04:09:05 | |
トラックバック(0) | モブログ
2009年09月18日
以前に、クルーや、コンフォートなどの LP車(タクシー専用車)は【絶滅危惧種?】と、評しましたが…、
経済状況や、【社会の受け皿的】タクシー業界、そして、モデルチェンジすること無く 生産し続けるメーカー。
…これらが、【劇的】に変わらない限り(タクシー専用)LP車は、無くならないでしょう。
シーラカンスが、海の底で、生き続けた様に、(タクシー専用)LP車も また、車業界の【ディープ】な所で 走り続けるでしょう。
…という訳で、プリウスが タクシー業界を席巻することは無いと思うので、
(イメージが悪くなるのでは?)
…と、考えておられる一般のユーザー(予定)さんは どうぞ ご安心下さい。。。

Posted at 2009/09/18 03:02:52 | |
トラックバック(0) | モブログ
2009年09月18日
新車(プリウス etc.)を 導入出来ない(しない)理由は、まだ、有ります。
ただでさえ、タクシー業界は、離職率が高い上に こういう経済状況ですから、【タクシー乗務 未経験者】が、続々入社します。
『私は、30年以上無事故 無違反デス!』
…と言って、早速 営業に出た おじさんが いきなり 【人跳ねて】帰ってきた…といったハナシも 珍しくありません。
車に対しての思い入れも さして無いですから、【コツコツ】傷は増やすし、 (新車)納車後 数ヶ月で 【一発廃車】 も よくあるハナシです。(過失云々は、別にしても…。)
それで 乗務員本人は、とんずら(離職)するだけですから、経営者にしてみたら、
『たまったもんじゃない!』
…という訳です。

Posted at 2009/09/18 02:07:49 | |
トラックバック(0) | モブログ
2009年09月18日
早いハナシ、お金が無いのです。
(近畿の零細)法人には、台数を揃えるだけの資本は ありません。一般のLP車ですら…。
では、営業車をどのように 調達してるのか?
簡単です。
関東などで 【営業上がり】となった LP車を 文字通り、【一山 なんぼ】で 仕入れるのです。 当然、【取り合わせ】ですから、車種や、色など 揃えられるハズもありません。
だから、【同じ 法人】でも、赤あり 黄あり ピンクありと、 …まぁ、凄まじいです。
(中には、【個タク上がり】の車も混じってるので ミョーにグレードが良かったり。)
元々 タクシーとして 【使い倒された】ものを再度、使い倒す『死ぬまで走る (馬車)バシャ馬』状態です。
当然、そんな車(扱い)ですから、中も 外も【バッサバサ】です。
悲壮感すら 漂い 泣けて来ることも有ります。(車に?乗務員に?)

Posted at 2009/09/18 00:53:54 | |
トラックバック(0) | モブログ