マツダ 「SKY-G」&「SKY-D」

マツダの新しいエンジン。

こいつを搭載した車が2011年にも発売されるようです。

コンセプトとしては、ハイブリッドやダウンサイジング+過給器のように、何かをプラスしていては価格も上げざるを得ないから、現状の内燃機関エンジンの効率を極限まで上げて、価格上昇を最小限にして燃費を向上させ、CO2も減らそう、ということらしいです。

そのためにマツダは「石英ガラス」という熱膨張率の非常に小さいガラスで透明のエンジンを作り、コンピューターシミュレーションと現実との違いを技術者が目で見て確認しながら調整をしたとか。

排気のタイミングをギリギリまで遅らせたり、炎や空気の動きを実際に確認しながら微調整した結果、「アテンザ搭載時にデミオ並みの燃費」が可能ということです。

劇的な数字はもちろん無理でしょうが、お安く買えるならそれはそれでアリでしょう。

価格の少し高い低燃費車は長い目で見ればお得とわかっていても、いざ買うとなると少しでも安い車にこしたことはない・・・

実際10万円の車両価格差を燃費で埋めようと思ったら、かなり走らないといけませんからね。

こういうマツダのアプローチ、私はいいと思うのでがんばって欲しいです。





China Crisis 1985年 Black Man Ray