
続きです。
鈴鹿サーキットでは一般道では持て余していたはずの速さが、ほとんど感じられませんでした。
もちろんコーナリングもへたくそだしおっかなびっくりで走っているせいもありましたが、多分公道ではありえない広い道幅のせいだと思います。
走り始めたころのタイムは2分50秒程度。
事前にサーキット走行の師匠でもあるY社長に、まずは3分切からのスタートだ。
と聞かされていたので、まーまーかな…といった感じではありました。
CIRCUIT DAYでの東コースだけの走行と違い、フルコースは長く
コースを覚えるのにも初めは大変でした。
走るにつれだんだんタイムも縮まってきます。
2分40秒を切るときに壁にぶつかりました。
車もタイヤを換え、ブレーキを換え、シートを換え、内装をひっぺがし…とだんだんエスカレート。
多いときには、月2~3回のペースで走りに行っていました。
E36 M3のハンドリングは基本的にアンダーステアです。
一般道ではとても気持ちよく曲がる車ですが、サーキットではかなりのアンダーで
鈴鹿で言うと、S字から逆バンクまではなかなかグダグダです。
ストレートでぶち抜いたAE86にあおられて、
「ごめんなさいー」「これでも頑張ってるんですぅ゚゚・(≧д≦)・゚゚!!」
とヘルメットの中で叫んだこともありました。
ちなみに、逆バンクはアクセルオフ(全閉)。
ためしにアクセルを踏んでみてもダンロップへの進入が苦しくなるだけで
タイム的には遅い気がします。
このことはGTドライバーの織戸選手に聴いていただいたことがあります。
「全閉?いいんじゃない?」
「ぼくは、ここの右コーナーは捨てコーナーだから」
と、目から鱗が落ちる思いの助言をもらいました。
S字1つめと3つめとダンロップコーナーをがんばればタイムは出せるよ!ということでした。
プロドライバーにもいろいろな走り方があって、
S字はイン側は縁石にのせる。ただし、アクセルONでアウト側に荷重をかけて
走るといい、と言われたこともありました。
また多くのF1ドライバーは逆バンク出口はアウトに膨らんで、ダンロップには若干インから侵入していました。
まぁフォーミュラーカーだし、スーパーライセンス持ってるし、200km/hぐらいでS字をクリアしているようだし…何の参考にもならない気もしますが jё_ёjj エヘ♪
ただし他のすべてのコーナーをおんなじように走るテクニックがあればいいのでしょうが、走るたびラインが違ったり、進入速度が違ったりしているので
いろいろ試してみてタイムがよかったとしても、はたしてS字だけのおかげでタイムアップしたのかどうかわからない。
結局スネーク(S字~ダンロップ)は右コーナーは捨てコーナー作戦で走っています。
鈴鹿サーキットはダンロップとヘアピン手前の110Rとまっちゃんコーナーが個人的には楽しいですね。
みな全開でクリアできるコーナーです。
右に左にGを感じながら全開で走る!なんてことは一般道では絶対できないことですから。
なんだかんだでタイムも2分27秒台に入りましたヾ(〃^∇^)ノ♪
目標は25秒。
また機会があれば走りに行ってみたいと思います。
Posted at 2009/06/24 10:16:45 | |
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