
VW社がダウンサイジング・コンセプトに沿って開発した
1.2L TSI エンジン。
低燃費、低CO2排出、そしてコストダウンです。
コストを追求した結果が2バルブであり、年間150万基といわれるとてつもない生産数です。
単純計算で月12万5千基ですから、もうあれにもこれにも搭載するんでしょうね。
まあ2バルブでもターボで燃料を押し込むわけで、
一昔前のポルシェ風と捉えればOKです。
2バルブのエンジンを単純に4バルブ化して乗り比べることは出来ないので、4バルブのメリットは理屈でわかった気になるか、雑誌等で納得するしかないんですが・・・
実際、1.2LのTSIエンジンはスムースで、これが4バルブなら・・・な~んてことは全くありません。
しかもこのエンジン、最新のものですからチェーン駆動になっています。
ですからタイミングベルト交換は不要。
恐らく、20万㌔以上は走るであろう我が家には朗報です。
ボア・ストロークは71.0×75.6mmで、ややロング・ストロークエンジンです。
圧縮比は10.0:1。
ターボエンジンとしてはかなり高い圧縮比です。
高圧縮比のターボエンジンとしてやたら評価の高いBMWの直6・ツインターボエンジンでも10.2:1ですからね。
ただ軽量化も声高に提唱し、超軽量89.5kgとしています。
が最近の国産エンジンもかなり軽量化は進んでいるようで、フィットの1.3Lも79kgとか書いてあるのでどのぐらいが超軽量なのか?という話になりそうです。
トヨタの1.8Lあたりで115kgらしいので、1.2Lの90kgは妥当な感じがしないでもないです。
低フリクション化はエンジンブレーキの利かなさが、それのため?
7速でスロットルをオフってもニュートラルか!と言わんばかりに全く減速しません。
たしかにこれのおかげで好燃費が実現できているのですが…
エンジンオイルの使用量まで減らしたという低フリクション化へのこだわりが、VWの本気さを表しています。
で、オイルは何リットルなんでしょう。
3リットルぐらい?
シトロエンC3の1.4Lが3.5リットルでしたから、そんなもんでしょうか。
2.5リットルだったら驚きますが、少し気になります。
ちなみにC3は残量1リットル少々で全然なんとも無かったので、
このエンジンにもそのくらいの柔軟さ(?)を期待したいところです。
今のところは3万㌔~4万㌔の交換サイクルで行く予定です。
年間5万㌔走行のペースなので、8ヶ月~10ヶ月に一度かな。
オイル交換マニアにしたら体調を崩しかねない交換サイクルでしょうか^^;
C3では5W-30の鉱物油を3万㌔サイクルでしたが、
こいつには出来ればVW純正5W-30をおごってやりたいと考えています。
でもいくらするか知らないので、高かったらやめます。
0W-20を入れようか、とも思っています。
今は0W-5というのもあるんですね!
オイルのせいでエンジンを壊した人を見たことが無いので、ちゃんとしたメーカーのものであれば何でもいいだろう…というのが私の本心です^^;
いずれにせよ、この車とは長い付き合いになると思うので、いろいろしっかり見極めたいと思います。
アメリカン・プログレの雄、カンサス最大のヒットシングル"Dust in the Wind”は1977年発表のアコースティックナンバー。
中学の時、よく聴きました♪
Posted at 2010/07/30 19:00:12 | |
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