
はじめてのアルファロメオ。
Giulia 1750GTV。
学生時代に乗っていたAE86レビンからの乗り換えだった。
当時21歳。
エアコンなし。夏は暑かった。金もないのに旧車に乗り色々トラブルあり、お金もかかったがいい思い出だ。きっとセカンドカーとして所有していたら今も手放さずにいたかも。それくらい魅力的な車だった。ここで色々と手がかかる車を経験したのでその後全く手のかからない国産車の新車に乗り換えるとつまらなく感じてしまうようになってしまったのかもしれない。
Giuliaを手放したて2年もたたないうちに164を手に入れる。25歳だった。
効かないブレーキ。年中うるさい冷却ファン。でも、V6 SOHC 12V のサウンド。ちょこっと踏んだだけで反応する軽快なアクセルは今でも憶えている。
彼女ももいろいろとトラブルを起こしてくれた。かなり気をつけて手をかけてやっていても時々メジャートラブルでレッカーされること数回。この娘はその後もしばらく実家で自分の両親と妹の足として一緒に生活していた。
その後自分はポルシェ、メルセデス、アウディなどのドイツ車を乗り継いできた。
どうも自分は手のかからない娘とは長続きしないみたいだ。最初から完璧なのもつまらない。どこか少し欠点がある方が愛着がわくのかもしれない。
そして今年、41歳となった自分は再びアルファロメオを選んだ。正直いまの彼女(159)も完璧とはいえない。でも、手をかけることで少しずつ本来持っている彼女のいいところが少しずつ見えてくるのがわかる。その一瞬がたまらない。彼女を得てまだそれほど経っていないのでこれからが楽しみだ。付き合い始めが一番楽しいのかも??いやいや、彼女との付き合いは長くなりそうだ。
Posted at 2009/06/26 11:53:05 | |
トラックバック(0) |
アルファロメオ | クルマ