お話

「人から話は聞いても、聞かせる様な話は自分には無い｣とか、そんな諸々の悩みを持つあなたに朗報です。そんなものは人生諸共でっち上げてしまいましょう！これで貴方も立派なペテン師！！一世一代のギャグに花を咲かせろ！！
と、言う様な具合にすんなり行けば生きるのは楽だが、実際そうは行かない。もっと雑で纏まらないコンセプトを引きずるように主体性を持ち合わせずに、ただ忍耐こそが其れと渡り合える。また其れが唯一の手段であると共に最大の落とし穴である事も間違いない。

時に人はと言うよりも、主に私のことだが、現実なるものの存在にいつも惑わされる。現実においては虚構などありはしないと思うその頭の隅っこ、否その四隅で、すべてが虚構であると言う現実を理解し認識する。と言うトビ技が無くては、この迫りくる現実を受け止める事が出来ない。
と言う夢をしばしば見た気がする。と言う話も今となっては無意味である。

そろそろ何を書いているか分らなくなって来た頃合だけれど、人によっては十分理解の範疇である事を何処かで信じずにはいられない。

しばしば現実逃避と言う言葉を耳にする。大抵の場合ネガティブな意味で使われ、多くの人はさも愚かな行為として其れを厭う。そんな事はどうでも良いが、問題なのは実際に現実逃避に成功している者した者はほぼ見受けられない。と言う一点に尽きると自分は考える。360度現実の包囲網の中でその逃避行が完遂される事は無いのかもしれないとさえ思う。私の知る限り、現実はホンの一瞬もこちらに隙を見せた事が無い様に思うが、はたして達人ならば見極める事が出来るのだろうか？

ダラダラと綴ったが、つまり何が言いたいのかというと、一過性の感情に身を任せて結果的に財産と時間を無駄にする様な愚行は避けろ。とか、俺と同じ轍を踏むなよ。って言葉には耳を貸しつつ無視しろ。
まあ要するに特に意味は無いと言うことだ。