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hommaのブログ一覧

2012年12月31日 イイね!

やっと出た~ !!

やっと出た~ !!最初にお断りしておきますが、いつもの “妄想ブログ” ではありません。
ヲタク度数やや高めにつき、minichamps好きの方以外は読み飛ばして頂いて結構です (苦笑

ファンの方は先刻ご承知かと思いますが...
やっと出ました !!
ミニチャンプス製1/43スケールのポルシェカレラRS2.7、いわゆる “ナナサンカレラ” ですね。

数ある911の中でも名機中の名機。
各社からあまたのモデルが発売されていますが、なぜか大御所のミニチャンプスからは今回が初出。
いやぁ、待ちくたびれましたヨ (^ ^;

ミニカーって野放図に集めだすとキリないですよね。
hommaはいくつかテーマを絞って蒐集していますが、その一つに “ミニチャンプス製の歴代空冷ホモロゲーションモデルをコンプ” ってのがあります。
カラーは白でストリート仕様。

そのマスターピースとなるべき'73カレラRS。
そのうち出るだろと思って、はや十年 (苦笑
数年前から発売予告だけはあったのですが、企画がいつの間にか流れたりするのはこの世界では日常茶飯事なので...
期待せずに待っていたら、この暮れになって突然手に入りました (^ ^;


GPホワイトにグリーンのカレラ・ストライプ。
白箱入りの “ミュージアム特注モデル” です。
パッケージから取り出すと、何やら今まで感じたことのないオーラが...
ミュージアム特注だから、って訳でもないと思いますが (^ ^;
よく見ると、メッキの角ミラーや窓枠の仕上げ、スジ彫りのシャープさ...
明らかにこれまでのモデルとは違う、細かい作り込みがなされているようです。

中でも特に目を惹いたのは...“眼”。


メッキリングのヘッドランプ、このパーツの出来が実によろしい b(^ ^
空冷911の愛嬌あるカワイイ表情が、見事に再現されています。
ちなみに下の2つのモデル、いずれもミニチャンプスの1/43ですが...
違いは一目瞭然ですね (^ ^;


1/43 Porsche 911 Carrera RSR (1973) Dealer Ver. minichamps製
十年ほど前に、ディーラー特注 “Racing Legend セット” として発売されたうちの一台です。
先日のブログでもご紹介した、マルティーニ・ストライプの'73シーズン・ワークスマシン。
この年、ワークスがノーマル・ダックテールで走ったのはヴァレルンガとディジョンの二戦。
ゼッケン8は、ヘルベルト・ミューラー/ガイス・ファン・レネップ組のヴァレルンガ仕様、のようです。
ヘッドランプが...妙に小さくて飛び出してます (^ ^;



1/43 Porsche 911 Carrera RS 3.0 minichamps製
RS2.7のエボリューションとして、1974年に百台余りが生産されたカレラRS3.0。
後の930ターボの先駆けとなったグラマラスなフェンダーと、巨大ホエールテール・ウィングが特徴。
こちらも十年くらい前に発売されたモデルだったと思います。
ヘッドランプは、やはり上のRSRと共通のパーツを使っているようですね。
全体の造形は現車のダイナミズムを充分伝えているだけに...
このマスクの不◯工さが、ザンネン !! (>_<



こうしてみると、空冷911の最大の魅力は (エンジンとかの話はこの際おいといて : 汗) 表情豊かな “眼” にあったんだな...と。
暮れの忙しい時にミニカー眺めながら再認識した次第 (苦笑
目一杯ポルシェ馬鹿っぷりを発揮して、本年のブログを締めくくりたいと思います。


この一年、長くて読み難い拙文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。
新年からもどうぞよろしくお願い申し上げます。

それではみなさま、よいお年を (^o^)/
Posted at 2012/12/31 23:40:00 | コメント(11) | トラックバック(0) | お酒 & ミニチュアカー | クルマ
2012年12月24日 イイね!

メリーXXxXーX !!

メリーXXxXーX !!この画像をご覧になり、「これって◯◯だよね」と一発で解った方。

...立派なビョーキです (苦笑


通称メリー...じゃなくてメアリーステュアート・カラー。
かの'73カレラRSRのお尻にくっついていた、大型ウィングの通称ですね。

この変わった名称の由来は、スコットランド女王のメアリー・ステュアートから。

ダックテールウィングの両端をリアのオーバーフェンダーまで延長した形状が、メアリーが好んで着用した巨大な立ち襟 (カラー) と似ていたため、なのだそうです。


シーズン初頭に投入されたフロント・エアダムのエクステンションが “効き過ぎて” オーバーステアを誘発したため、その是正を目的に開発されたと言われています。



実は先日、関東のとある御仁とお会いした際、このウィングのことが話題に上りました。
なにやらまたよからぬコトを企んでいらっしゃる御様子 (笑


冒頭画像のようなフェンダー一体型と、二枚目の画像のようなリベット留めの二種類あったことは知っていたのですが...
hommaも詳しいことはわからなかったので、気になってチョイと調べてみました。



まずは'73年シーズン第二戦目、ディジョンの画像。
ワークスチームのマルティーニから出走したプロトタイプ五号機 (R5)。
フロントバンパー下にエクステンションが追加されて、エアダムが深くなっています。
この時点では、リアのウィングは通常のダックテールですね。



第三戦モンツァのR8と思しき画像...なにやら突貫工事のご様子 (^ ^;
現場あわせで急遽、アルミ板のウィングを追加中 ?
とすれば、このレースがメアリーステュアート仕様の実戦デビューということになります。



第四戦スパのR5...パテ痕も生々しく...これはフェンダー一体型 !?
しかもフロントのエクステンションが装着されていませんね。
このあたり、ワークスチームも一戦一戦が試行錯誤だったことが垣間見えます。



第五戦、タルガフローリオ。
まずは見事に総合優勝を飾ったワークスチームのR6から。
エアダム・エクステンション無し、リベット留め追加ウィングのパターン。



こちらは三位だった同じくワークスチームの二号機、R2。
こうして比較すると、取付位置や支柱の形状が微妙に違うことが判りますね。



そして第六戦、ニュルブルクリンクのR7。
このレースから、ワークスマシンの形状が大きく変化します。
前10.5Jx15、後14Jx15のホイールを収めるため、前後のフェンダーを拡幅。
リア幅ぎりぎりのところまで回り込んだ、フェンダー一体型FRP製ウィングが登場します。
フロントのエクステンションも左右二分割に。



リアからの画像...ド迫力 !!
前方のRSRと比較すると解りますが、ものすごい車幅です。
もはや “ナロー” ではありません (^ ^;



第七戦ル・マン、さらにリアを1インチ拡幅して15JになったR7 (@.@
ウィングの形状も微妙に違うかな ?



同じくル・マンのR7。
ル・マン仕様では、リアオーバーフェンダーの後端がまっすぐ下に延長されていますね。



駆け足でご紹介しましたが、メアリーステュアート仕様といってもいろいろ...
と、それ以上に、ボディワークの変貌が凄まじかったんですね。
四月のディジョンから六月のル・マンまで、わずか二ヶ月の間にこの “成長” ぶり (^ ^;
ニュルやル・マン仕様のワイルドな後ろ姿は、hommaもフェイバリットなあのマシンを彷彿させます。

...あれ、次なる妄想のタネが芽吹いちゃったかな !? (苦笑


ひとまず続きはフォトギャラをご覧ください。
さらにコチラの掲示板、メアリーステュアート仕様に挑戦される方は参考になると思いますよ (^_-)-☆


放っておくとますます妄想が膨らみそうなので、今宵はこの辺りで...
それではみなさま、メリークリスマース !!
Posted at 2012/12/24 23:00:09 | コメント(7) | トラックバック(0) | ヒストリック・ポルシェ | クルマ
2012年12月15日 イイね!

妄想博物館☆第拾壱夜 ~Porsche 911R~ 完

妄想博物館☆第拾壱夜 ~Porsche 911R~ 完先回、画像だけご紹介した生産型Rについても、その後いろいろ面白いことが...

妄想ミュージアム911R編。
最終夜は、生産型Rの最初の一台と最後の一台の現在をご紹介します (^ ^


まずはモンツァで世界記録を樹立した001Rから♪


生産型一号機の、車台番号118 99 001R。
ラインオフ後ファクトリーがしばらく所有し、テスト等に使用していた車両。
世界記録に挑戦することになった経緯は、第七夜のとおりです。
偉大な記録を成し遂げたわりには、現存する当時の写真はこんな感じのモノクロばかり (^ ^;


世界記録達成後はプライベーターに払い下げられ、カラーリングをいろいろ変えてレースに出場していたのですが...
'90年代に入ってレストアされることになった時、ストライプを何色にするかで紛糾。
今ほど情報が手軽に入手できなかった時代。
三十年も前のクルマが一瞬まとっただけのカラーリングなんて、たぶん調べても判らなかったのです。



結局「スポンサーがBPだから、緑だったに違いない」という主張が通ってこの姿に。
hommaもずっと、これが正しいカラーリングだと思っていました (^ ^;
記録達成メンバーに ジョー・シフェール* がいたこともあって、妙にグリーンのイメージがしっくりきてたし (苦笑
*ワークスのエース、シフェールのマシンの識別カラーは大抵グリーンでした。


その後、当時のメカニックが個人的に撮影したカラー写真を持っていることが判明。
ストライプは、なんと “赤” でした Σ(゚д゚lll)


現在の001Rの姿。
めでたくオリジナルカラーに復元されたようです (^ ^;



もう一台、こちらも第九夜でご紹介した、メタリックブルーが目に鮮やかな素のR。


車台番号118 99 020R。
二十台製造された生産型Rの、最後の一台。
ハリウッドのレーサー/コンストラクター、ランス・レベントローが特注色でオーダー。
チームカラーのメタリックブルー (Reventlow blue) にカラーリングされたのですが...
結局注文はキャンセル。
同じくレースコンストラクターのヴァセック・ポラックの許に引き取られました。


ドライバー側フェンダー上に装着されたビタローニのセブリング・ミラー。
フロントフードのボンネットピン...みなさん、見覚えがありませんか?
この個体、実は...



御殿場の松田ミュージアムにあった、シルバーの911R。
まさにあの車両だったのです (^ ^;


松田ミュージアムに来るまでの間に、シルバーにリペイントされていた模様。
再度アメリカに渡りレストアされた折に、オリジナルのブルーに戻されたようです。


道理で、左右でメーカーの異なるシートやインテリアの様子がよく似ているわけだ (苦笑



世界に二十四台しか存在しない超稀少種。
こうやって一台いちだいの数奇な運命を追跡できるのも、おもしろいですね♪

六夜にわたってお届けした911R編は、これにて一先ずお仕舞い。
フォトギャラのほうもぜひお楽しみ下さい (^_-)-☆

...さて、今度はなにを妄想しよう !? (笑
Posted at 2012/12/15 20:10:12 | コメント(6) | トラックバック(0) | 妄想ミュージアム | クルマ
2012年12月08日 イイね!

載ってるど~ ♪( ´θ`)ノ

載ってるど~ ♪( &#180;θ`)ノ並木の葉がいっせいに舞って、師走も本番の様相です。

暑かった三ヶ月前が遠い昔のことのようですが...

RPM in ラグーナ蒲郡 2012.9.09
あの感動が甦りますよ~♪
御参加いただいたみなさまは書店へLet's go !!

ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

ぜひルーペ片手にチェックしてみてください (笑


その他の特集も見どころ満載でしたよん♪
表紙の959に、'64日本グランプリの “式場904”。
'73RS “ルイーズ・ピエヒ” スペシャル*...とかネ d( ̄  ̄)

*ポルシェ家の長姉にして、ポルシェKGザルツブルクチームのドン。
ルイーズ・ピエヒの誕生日に贈られたスペシャルRS。
RSR系の2.9Eg搭載で、しかも “スポルトマチック”(゚д゚lll)
たぶん、Sカムに戻して排気量アップの街乗り仕様 !?
Posted at 2012/12/08 12:46:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | Respect Porsche Meeting | モブログ
2012年12月01日 イイね!

妄想博物館☆第拾夜 ~Porsche 911R~ 補

妄想博物館☆第拾夜 ~Porsche 911R~ 補四夜にわたってお届けした妄想ミュージアム911R編。
各種資料にあたったところ、今まで知らなかったいろんなことが判りました。
せっかくなので、忘れちゃわないうちに...
妄想ミュージアム第拾夜は、911Rおまけ編その壱 (笑
『四台のプロトタイプについて』です。

ポルシェの研究開発部門が生み出した911Rの試作品は、以下の四台。

911R/1 305 876S
911R/2 306 681S
911R/3 307 671
911R/4 307 670

いずれも'67年春 (R/4のみ夏) に製作されました。
バンパー、フェンダー、ドア、フロントフード、エンジンリッドをFRPとし、さらにボディ各部に薄い鋼板を用いることで、800kg程度の車重を達成していたようです (生産型のRは標準厚鋼板使用のため830kg)。

このうち初号機R/1については、カラーがhell elfenbein (ライトアイボリー) であることを除いてほとんど情報がなく、どんな姿だったかを含め謎に包まれています。
また他の三台についても、さすがに45年も前の画像資料は少なく、カラーやディテールの差異についてはよく知りませんでした...

...が、


まずは弐号機、911R/2から。
これは'67年のクープ・デ・ザルプ (アルペンラリー) に出走した時の写真。
ドライバーはヴィック・エルフォード/デビッド・ストーン。
外見は911R “生産型” とほぼ同じですが、フロントフードに特徴が。
この画像では判り難いですが、助手席側フードのフォグランプ横に埋め込み式ドライビングランプが装備されています。
車台番号306 681S、ワークス登録番号S-YZ 29。
カラーはfeuer rot (ファイヤーレッド)。


続いて参号機、911R/3は'67年マラソン・デ・ラ・ルート優勝車両。
こちらは現在きれいにレストア (ギアボックスも5MTに換装) され、イベント等でも走っているようです。
画像は2009年、グッドウッド・フェスティバル出場時の光景。
通常の911と同じ顔で製作された唯一の911R。
FRPではなくアルミのバンパー、フェンダー、ドア、フード、リッドが採用されています。
車台番号307 671、ワークス登録番号S-ZZ 829。
カラーはblut orange (ブラッドオレンジ)。
画像は明るく写っていますが、実際はもっと濃い橙 ?


四号機、911R/4は少し遅れて'67年夏の作。
実験機だった他の三台とは異なり、R/4はボディ外注時の雛型として製作されたといわれています。
カール・バウアー社はこの個体を元に生産型R二十台のボディを製造した...ようです。
画像は2006年、クリスティーズのオークションに出品された時のもの。
フードに開口部を設けず、トランク内に隠された給油口が特徴。
車台番号307 670、カラーはzitronen gelb (レモンイエロー)。


プロトタイプに関する報告は、一先ずここまで。
謎に包まれた初号機については、詳細が判ったらまたリポートします。
続きはフォトギャラでお楽しみください (^ ^
Posted at 2012/12/01 03:00:12 | コメント(7) | トラックバック(0) | 妄想ミュージアム | クルマ

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