2011年05月18日
タワーバーを付けてみて、いろいろと思いを馳せる。
思えば、かなりガッチリしたもんだ。
ボディの下部だけでなく、ボディの上部分もこれで四方つながったような感じ。
補強と考えれば、一発目はフロアパネルに始まり、次にはロールバー(まぁ、これはファッショナブルなものなので、効果は多少という感じ)。
次は前後メンバー、そして今回のタワーバーとなる。
現状ほぼ一周したと言っていいほど補強パーツを入れ、想うことがある。
「純正はいい」
なるほど皆、純正がいいと感じるのはこういうものかもしれないと、自分でも実感した。
MR-S先駆者の方々のアドバイスはなるほどと思うことしきり。
特に後期モデルは純正で補強が程好く入っているので、もしかすると全ていらなかったのかもと思う。
あえて付け加えるなら、「純正はバランスがいい」
人間の感覚なんて曖昧なもので、慣れてしまえばそういうもんだと慣れてしまう。
だが、やはり純正のフラフラ感に不満があったから、いろいろ変えたわけ。
自分でも思い返すとやはり、純正では不満だと思うのだが、現状やり過ぎとの思いもある。
結果として、やってよかったとは思っていますがね゜+。゜(・∀・)゜。+゜
あともう一つ気づいたこと。
言葉の曖昧さと、表現の難しさ。
人それぞれ感覚が違うので、伝わり方も違うし、感じ方も違う。
例えば今回のタワーバー導入に関しては、よりよい乗り心地を目指す自分にとって、より硬くなった。
乗り心地という面では、硬いというのはマイナス。
かといって、それが全くダメなのかというと、そうでもない。
そこが難しいところで、硬くはなったが、左右の動きに一体感が出て、運転はしやすくなり、限界も高くなった。
乗り心地という面ではたぶん悪いが、動きの波の周波がわかりやすく、あまり不快には感じなかった。
硬いは硬いが、許せる硬さおよび、その動き。
いい換えるならば、乗り味がよくなったということ。
やはりバランスというのはとても大事。
さらに付け加えると、メンバー補強が硬くなり過ぎた部分を、今回のタワーバーで上の補強がされ、少しイイ方向に戻った。
メンバー補強は硬いが、横の動きに対する粘りが増した。
だからやっぱり外せない気がする。
純正をより高めた感じになったんじゃないかとは思うが、なかなかちょうどいいというのがなく、帳尻を合わせるのは難しいもんだ。
あと原因をあげるとするなら、タイヤをインチアップしてしまったことによる、弊害の方が大きいかも。
フロントがやはりくい気味のような気がする。
だから余計にMR-Sの軽快感が失われてしまったよう…
乗り心地という言葉自体も人によって感じ方が違い、伝えるのが難しい。
自分が目指すのは、そのコンフォートであることはもちろん、やはり走りの楽しさは失いたくない。
だから、欧州車の足のようなしなやかさということだが…
それをこのクルマで表現するのはとても難しいんじゃないかと思う。
欧州車は結構な偏平タイヤの割には乗り心地もそう悪くはないと思うので、あれが理想です。
自分のクルマが今後どういう風に変化するのかわかりませんが、極力理想に近づけるよう、やっていきたいと思う。
今後とも、みなさんの助言、お知恵を拝借しながら、よろしくお願いします。
Posted at 2011/05/19 02:10:15 | |
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