2012年11月01日
 
 
なんだか、最近ずっと走り続けている?
というか、落ち着かない。
かと言って、めちゃめちゃ忙しいわけではない。
おそらく、精神的な意味だろう。
なんだかいろいろ考える事ばかりで、頭が休まらない。
年齢的責任とかもあるだろう。
昔とは違った役割が増えてくる。
もう若者でもないので、ボーっとしてるわけにはいかない。
以前はボーっとしてたんだけど(笑)
そんな、何も考えずにボーっとする時が欲しい。
そういうのって、暇だからできるわけでもない気がする。
逆に、忙しい時にふとした瞬間があるかもしれない。
ふとできる、スウィートスポットのようなもの。
無心になれる時がない。
こういう情報過多社会にあって、無心になれる時間を作るのが困難になっているのだろうか。
それも一つにあるような気もする。
何か頭がそれらに縛られているような感覚。
自分はスマホは持ってないが、携帯電話やタブレット端末のような小型機器の進化。
そういった道具の便利さ故かもしれない。
人の心と身体が乖離してしまいやすい世の中なのかもしれない。
本当に大事なものは何なのか。
英國にいた時分の方が、その感覚は鋭かったかもしれない。
意図的にそれをしようとしても、難しいことに今更気づいた。
基本的にはそれをしようとも気づかない。
なぜかそんな感覚を覚える事があった。
立ち止まると、戻れないような恐怖・不安。
本当にそうなるかわからないのに、そう錯覚しているかのように。
今までの積重ねが消えてしまうような感覚なのかもしれない。
このままではまずいだろうと、思い始めていた。
そんな時に出てきた言葉が「キャリア」
一般的な意味合いでなく、語源。
その意味に、深く感心した。
キャリアとは轍である。
轍は立ち止まって、車を降りて振り返らないと見えないもの。
走っていたらわからない、自分自身の軌跡である。
その道がいいか悪いかは別として、時には立ち止まってみることが必要なんだろうと思った。
その言葉が、鋭く心に突き刺さった。
身体的感覚から、たまにはボーっと田舎で自然の中に身を置いて。
暖を取りながら、珈琲でも一杯飲んでみようか。
				  Posted at 2012/11/01 23:18:14 |  | 
トラックバック(0) | 
column | 日記