2013年03月12日
自分のシートは、高さ調整機構がありません。
社外のRECAROですが、形で決めたので、本来の機能としての部分は見てませんでした。
シートヒーターとエアベンチはとても有効的な機能です。
オープンカーにはありがたい機能。
シートが革であることも、機能より、見た目。
基本コンセプトの質感を重視したための選択。
そういった意味では気に入っています。
ですが、性能面を見ると、どうも違う。
「なんか疲れるな~」と以前から感じてはいましたが、それがわからないまま時は過ぎた。
純正シートより、なんとなく沈んでる感はあったものの、明確に言えるわけもなく。
硬さを感じるという話をしていたら、師匠からご指摘が。
以前から言われていた部分ではありましたが、なんとなく後回しになっていた。
最近、限りなく純正に近づきつつある、愛機。
ムダなものを削ぎつつ、限りなくプレミアムな純正になってきた。
本来あるべき姿に、シェイプされた感があります。
その一つが、座面の高さ。
確かに、座った時の姿勢が「ん」の字になっている。
本来はLに近づけるのが理想。
だから、腰に負担がかかり、結果疲れるクルマになってしまったようだ。
そのネガを除去すべく、いろいろと苦慮しながら、調整していただきました。
絶対自分じゃできない作業です。
そんな事ができてしまうんだから、スゴい。
本当に数字にしたら、15mm
ものさしで計るとそんなでもない気がしますが、その差が全然違う。
座った感じから違いました。
ほんの15mmとは思いますが、それが絶大に違う。
今日も通勤路で試してみましたが、段差や継ぎ目からくる印象が全然違いました。
その不快度は減少しました。
多少ダンパーを硬い方向に持っていっても、まったく気にならなくなりました。
適正であるということが、普遍的なことであるが、その影響力の大きさ。
また、その適正が何かわかること。
適正値に収まる、収めることの重大さに改めて驚嘆しました。
それを見立てるプロの目が一番SUGEEEEEE(゚Д゚)EEEEEEEEE!!
また、座面だけでなく傾いていたものを正位置に直した事で、さらに基準が戻りました。
本来あるべき場所に、そのもの置く事。
クルマ全体の質感や軸が、日々改善されていく。
純正だって、それを突き詰めるだけで、ガラッと変わるんだと思います。
本来の姿に戻してやることで、より愛着も湧いてくるもんです。
Posted at 2013/03/13 00:41:21 | |
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