
今晩は。
今日は先日取り付けたマフラーのサイレンサーを外していました。
外してたんです。
ただただ、ひたすらに。
その作業だけで昼間の自由時間が終わりました。
――それは昨日のこと。
サイレンサーのおかげで大分静かな音だけど、外したらどうなるんだろうと、サイレンサーを外すために自分のドライバーを穴の中に突っ込みました。
それが彼の最期の姿となったのです。
マフラーとサイレンサーは、何と戦うためなのか完全に合体していました。
でもこの合体は全然気持ちよくないので、やめて欲しいと思います。
既に死者も出ていますので、いい加減にして下さい。
確かこのマフラーを前に付けていた方は、MBMで普通にサーキット走行していましたが、この固着具合を見るに、一度も外された形跡がありません。
さすがマフラー同様、持ち主も漢です。
細かいことなど気にしません。
そこに痺れる憧れる。
仕方が無いのでスタンドを出しました。無意味な合体テンションもイチコロです。
嘘です。
二日かけてハンマーとマイナスで継ぎ目を地道に広げていったら、ぺりぺり剥がれてくれました。
その状態で走ってみたのですが、まさに咆え猛るという表現が嵌る凶暴な音を響かせてくれました。
外界の音がかき消える車内は、私を別世界へと誘います。
……すごい、景色が止まって見える。
歩行者に憐みの目を向けられました。
上り坂でのライバルは、全力疾走で追ってくる、近所の男の子であると確信します。
私も前オーナー同様、二度と外すことはないでしょう。
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Posted at
2009/07/25 02:48:27