
最終戦もてぎは、これまでのSUPER GT各戦とはひと味違うレーススタイルを取っている。まず、シーズン終盤になると上位陣が悩まされる
ウェイトハンデが、このレースに限り0kgになる(ただし参戦が9戦に達していないマシンはウェイトハンデが残る)。これで、
各マシンの戦闘力をフルに発揮した走りとバトルが展開されるだろう。
予選では、ARTA NSXと
No.36 PETRONAS TOM'S SC430が激しいタイムアタック合戦を展開。ともにセッション1、セッション2と勝ち抜いてセッション3へと進出した。セッション3ではARTA NSXのファーマンが、この日最も速い1分44秒390を叩き出す。
PETRONAS TOM'S SC430のロッテラーも果敢にアタックするが、0.01秒及ばなかった。これによって、ARTA NSXのポールポジションが確定した。
年間チャンピオン争いでは、ドライバーズ・ランキング・トップの本山哲(No.1 MOTUL AUTECH GT-R)が予選5位からのスタート。本山は決勝レース2位以上でチャンピオンを決定できるが、
ランキング2位の脇阪寿一/ロッテラー組(No.36 PETRONAS TOM'S SC430)が予選2位、ファーマン/伊沢拓也組(No.8 ARTA NSX)が予選1位だったのに対して、スタートポジションとしては厳しい状況となった。ただし、ポイント差では本山が優位であることに変わりはなく、こうしたタイトル争いを含めて、決勝レースは非常に予想が難しくなっている。
□公式予選 1回目 天候:晴 | コース:ドライ □ノックダウン予選 天候:晴 | コース:ドライ
GT500クラス/予選総合
1位 8 ARTA NSX s ラルフ・ファーマン 伊沢 拓也 1'46.916 1'44.390 BS
2位 36 PETRONAS TOM'S SC430 s 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー 1'46.688 1'44.400 BS
3位 6 ENEOS SC430 s 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム 1'46.969 1'44.712 BS
4位 38 ZENT CERUMO SC430 s 立川 祐路 リチャード・ライアン 1'47.007 1'44.781 BS
5位 1 MOTUL AUTECH GT-R s 本山 哲 ブノワ・トレルイエ 1'47.628 1'45.028 BS
6位 18 ROCKSTAR 童夢 NSX s 道上 龍 小暮 卓史 1'47.388 1'45.116 BS
7位 3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R ロニー・クインタレッリ 安田 裕信 1'49.811 1'45.316 MI
8位 39 DUNLOP SARD SC430 アンドレ・クート 平手 晃平 1'48.408 1'46.091 DL
9位 17 KEIHIN NSX 金石 年弘 塚越 広大 1'47.216 1'45.513 BS
10位 12 IMPUL カルソニック GT-R s 松田 次生 セバスチャン・フィリップ 1'47.833 1'45.548 BS
11位 100 RAYBRIG NSX s 井出 有治 細川 慎弥 1'47.707 1'45.617 BS
12位 24 HIS ADVAN KONDO GT-R s J.P・デ・オリベイラ 荒 聖治 1'48.850 1'45.687 YH
13位 32 EPSON NSX s ロイック・デュバル 中山 友貴 1'48.980 1'46.087 DL
GT500 以上予選通過
35 KRAFT SC430 s 石浦 宏明 #大嶋 和也 1'46.957 BS
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SUPER GT | クルマ
Posted at
2009/11/07 20:24:11