
「あ、あいつ車線変更してくるな。ウインカー無しか・・・」
と、思っているとこっちの車線に入ってからチカチカと光るウインカー。
いますよね、こういうの。
どうも、こんばんは僕です。
当の本人は当然の義務のようにウインカーを出しているのですが、それまでのアクションで100%車線変更をするの分かってます。
アクセルを踏み込みそれに呼応する車。
一瞬の加速の後すぐさまアクセルを戻す。
1秒前に「ブーン」という加速音を奏でたエンジンは、急激なアクセルオフに反応しアイドル音になる。
この不気味な加減速が続くかと思うとイライラしてくる。
信号が黄色から赤に変わるタイミング深夜で人気がないのをいいことに、交差点に進入する1台の商業車。
せわしなく右折を開始する。
ふと助手席の青年がふざけ心から「あ、警察」とつぶやく。
すると右折中にも関わらず左側をガン見。
もし、右折先に人や車がいたら事故になること必死です。
ハンドルを握る若い男は、助手席に座る男の指示するとおり夜の山道を不安な気持ちでいっぱいだった。
「こんな道、知らない。」
ジェットコースターのように次々に現れるヘアピンカーブ。
必死のハンドルさばきで何とか曲がっていく。
特にきついカーブでは車線を大きく逸脱しながらコーナーをクリアしていく。
「おかしい、こんなに曲がりにくいなんて」
しかし、不思議なことではない。
普通の人間ならカーブの入り口で必ず行う儀式「減速」を行っていないのだから。
原因はもうひとつある。
まるで自動車教習場から飛び出してきたかのような、姿勢の整ったドライビング姿勢。
そして、これまたお手本のようなハンドルを握る位置は10時10分。
完璧なはずだった。。。。。直線区間においては。
カーブがくるやいなや、せわしなくハンドルを送る手。
いかなる状況においてもつねに10時10分。
これは、もしや絶対にやってはならない「送りハンドル」というやつか?
いつハンドルを切りそこなって谷に落ちるか、土手に突っ込むか分かったものではない。
しかも、あのスピードなのだから。
「あ、何か道に落ちてる!」
後部座席の誰かが叫ぶ。
それに反応してゆっくり減速する1台の車。
その段になってようやく落下物に気づく僕。
つまり、僕は、落下物を認識する以前に周囲からの警告で減速をしているのだ。
落下物の手前で徐行状態なる車。避けるかと思いきや、車の下からは明らかに引っ掛けた音。
もはや、周囲は呆れ顔。
暗い夜道。ぼんやりと周囲を照らすヘッドライト。
街灯一つないこの道ではやけに見にくい。
自然と体が前のめりになり、目をしかめて先を睨む。
ふと、神の声が。
「レバーを引くとライトが上向きになって見やすいよ。」
言われた通りレバーを引いてみる。
確かに遠くまで見える。
また一つ賢くなった。
今日の僕はもう一つ新しいことを知った。
ヘッドライトには「レベル」というものがあって、ツマミを回すことで上下に動くのだ。
試しに回してみる。走行中、非常にやりにくい。
その噂のツマミに気を取られついつい車が車線を外れてしまう。
おかげで、気になるヘッドライトの上下が確認できなかった。
「よし、もう一回!」
心の中でそう決意し、先ほど弄ったツマミに手を伸ばす。
今度はじっと見つめなくてもその位置が分かる。
「これなら、確認できる!」
えい!と気合を込めてヘッドライトの照らす先を見据えながらツマミを回した。
「おぉぉ。。。」
今までこんなものは見たことなかった。
ヘッドライトが上下するなんて。
今日はとことんいろいろなことを知った。
ーーーーきりとりーーーー
えぇ、長々しく書き綴ってきましたが、この話。
昨日同期のI君が出張帰りにやらかしてくれた「珍」行動の数々です。
という、わけで今回は写真のとおり群馬県太田市に1泊2日の出張に行ってきました。
太田市といえばスバリストな僕からしたら聖地です。
実際出張先が、その聖地でして、うちの設備に不具合があるらしくその対応工事に行ってきました。
先輩の補助の予定でいったんですが、何分機械が小さいため熊のような大男の先輩が機械の中で作業が出来るはずもなく、結局メインで工事を行うことに。
嬉しいことに目立ったトラブルもなく予定時間を大幅に短縮して終えることができました。
しかし、まだ他の作業が残っていたため、そちらの応援をしていたら結局夕方に。
そこから、あの深夜の恐怖のドライブへと繋がるわけですwwww
ーーーーきりとりーーーー
さて、閑話休題。
今日はLSに向けて最後の追い込みということで車を入院させました。
奇抜なアイデア、構想から1ヶ月。
ついに部品もそろい、今回の入院と相成りました。
ーーーーきりとりーーーー
ところで、この同期、話題に事欠かない人物でして、関わったことのある人が思わず弄らずにはいられなくなるほどの愛されキャラです。
いじめてるわけじゃないですよ!ほんとに、姿を見かけたら声をかけたくなるというかほっとけないキャラなんです。
そんな彼の天然ぷりは今回の出張でもいかんなく発揮されまして。
夕食で焼肉屋に行ったとき。
網の上にある煙を吸うダクトから赤外線が放出され肉が焼けると思っていたそうで・・・
また、首都高でテキトウに高いマンションを見つけ
「あれ、スカイツリーだよ」
と言ったら、マジで信じ込み。
「スカイツリーってどのくらいの高さ」があるか聞いてみると300mくらいというふざけた回答が。
そんなわけないじゃん、800mだよと教えたらば本気にして「そんなに高くしなくてもいいのにね」と突っ込み。
あまりにも哀れになって、ほんとの高さを教えると
「意外に低いのね」と謎な返答が。
ーーーーきりとりーーーー
最近思うんですが、実は全て演技でこちらがからかわれているのでは・・・・?
と、非常に心配になると共に、今後も彼の突飛な行動と言動に注視していこうと心に決めた一番星でした。
Posted at 2011/09/10 23:00:14 | |
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