自動車を買う時、いや、購入後も、「チューニング」や「カスタマイズ」はワクワクするものである。そして、そこには必ずと言って良いほど「効果」に関する議論が出てくる。個人的には根深く、深い議論だと思う。
結論からすると「自分が満足すればよい」であると考える。
もう少し解像度を上げて「効果」に焦点を当てるならば「支払った価格以上の満足感を得られる(得られ続けられる)」であと考える。
とは言え、この結論だけではつまらない。そこで、自分の場合は以下を前提に考えている。※ここからは飽くまで私見であり、何かを否定するものでは全くない。
①チューニングやカスタマイズをするなら、手を加える点における自身の「感応度」を高めておく必要がある(見た目の感度、操作性の感度、ドライバビリティの感度など)
②ノーマルに対し「手を加える」ということは、メーカーが考えた標準的な最良バランスを何かしら崩すこととトレードオフである
③一定の「プラシーボ効果」は否めない。それを無くすことはできないが、上記①の感応度を高めて、評価をしていく意識を高める必要がある
④本気でチューニング、カスタマイズを求める場合、「戻れない(戻らない)」勇気が必要となる
⑤納得のためには、一定程度の論理的な理解をしておく必要がある(その方がプラシーボ効果に頼らず納得感が高い)
⑥上記の④につながる点だが、「どこまでやるか」の基準が必要であり、その基準とは「自分は車をどのような方向性に変化させたいか(味付けをしたいか)」のコンセプトを持っておく方が判断に迷わない
⑦施工判断は全て自己責任である
例えば、チューニングを考えてみよう。
「もっと速く走りたい」だと何となくの印象が否めない。
ただ「もっとタイムを上げたい」という起点から→「特定の場所でタイムを上げたい」→加速が足りないのか?最高速が足りないのか?トップまでのタイムを短縮したいのか?NGドイラブの率を下げたいのか?と色々考えることで、どの考えを優先し、その為に何をすべきか?を具体的に考えることができるようになる。
例えば、自分がマニュアル車に乗っていたころは、色々な理由があったが、比較的「NGドライブ率を下げたい」が優先され、その結果、最初に手を加えることが多かったのは「操作系」だった。となると、シートポジション、シート形状、シフトノブ形状、ステアリングの径、接地感の向上のためのサスの動き(固ければ良いものではない。自分の操作レベルに合った剛性を見極める必要がある)などになる。ちなみに、ハイグリップタイヤやタイヤのインチアップ、サス剛性やストローク量ほど自分のドライビングレベルとの乖離に失敗したものはない経験がある。自分がコントロールできる+αレベルのグリップ性能のタイヤを選び、はきつぶして次のレベルに行くのが良かった実感がある。低扁平すぎるよりも一定の扁平率を確保し、エアボリュームを確保し、上手くタイヤを潰す方がコントロールしやすいことも体感した。
同時に、操作系重視になると、実は「体がいつでも動くこと」が大事になるので、パーツに頼る以前に、日ごろからストレッチをする、可動域や姿勢安定のために整体に通う、首を大きく動かしてより進行方向を見るように心がける(そのためのマーカーをピラーに貼る)など、パーツ以前の問題に金をかけることもあった。
ちょっとスポーツ走行性能の話になり過ぎたので、少し話を一般車レベルに戻す。
自分の場合、大きく考えると、以下のようなカテゴリーに分ける
①なくても良いけど、あれば満足しやすい部類(+αの満足、感性もある)
②いざという時に万全をきす部類(セキュリティなどはこれに近い)
③落ちた性能を戻す、もしくは落ちづらくする部類(本来の性能を維持する目的)
この部類にすると、以下の様になる
①デザインパーツや追加照明、快適性向上パーツなど
②ドラレコやレー探、スタッドレスタイヤもこの部類かもしれない
③落ちづらくするという意味では、操作に直結しやすいパーツ(ドラポジ系とか)、事前保護系(マイクロロンの施工や防蝕系コーティングなど)、一昔前で言うとヘッドライトのLED化(夜間走行時にできるだけ明るく、見えやすくする=視界確保量を高めドライビングに集中したい)、フォグランプのイエロー化(雪道での凹凸が見えやすい)など。落ちた性能を戻すのは基本的には消耗品の交換であるが、ある意味アーシングなどはこの部類になるのかもしれない(アーシングでパワーアップするには相当の細かいチューンと全体バランスからの調整が必要と考える)スタッドレスタイヤも操作性の維持という意味ではこの部類に入る。
こんな基準を持っておくと、もしかするとパーツ選びと評価(効果の見極め)は面白くなるかもしれない。という自分なりの考え。パーツ選びの時の「選択基準」ができ、判断効率が高まった。(そうはいっても、はまる時はハマる。ただ、はまりすぎて情報を調べ過ぎても判断できなくなるので、一定以上の探索は時間がもったいないことに、相変わらず忘れることがある。これがカスタマイズの面白さでもあるかもしれない。)
参考に、アーシングについて
興味のある動画をリンクする。カー用品店のスタッフさんが話した「売れるチューニングパーツの法則」が面白い。
Posted at 2025/08/20 12:54:23 | |
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