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レベルアップのために、ストックの握り方を変更！で、ちょうど良い機会なので、変更したグリップ方法にベストマッチするグリップを求め、長年愛用してきたSINANO（一部OEMのOGASAKA）からLEKIに変更しました。スキーを中断する前の高校スキー部（とは言ってもSAJ２級レベルでしたが）以来の洋物ストック「LEKI」に変更です。

不整地を滑る際にもっともっとストックを前に出していきたいと、スキーの握り方を見直すことにしました！

シーズン終盤の３月に、とうとうスキー板を新調しました。先月行った草津国際で久々にスキーが楽しくなり、今シーズン後半から本格的にスキーに戻ろうと思いました。当分の間はテクニカル、準指導員の豪華を目指します。そこで、不整地、コブ斜面まで使える、検定を１本でこなせる基礎系オールランドモデルを探していました。これまでレーシング系SLモデルを使っていたので、このような板の強さ、回転弧の大きさは維持しつつ、不整地では硬さよりも操作性を重視し、しっかり雪面コンタクトのできる感じがする、小回り系オールランドモデルを探しました。

そこで出会ってしまったのが、今期新調したスキー板のVolkl Platinum SW、一昨日に神立高原で滑ってみました。素人インプレッションですが、かなりの好感触！これは「すごい！」。

【Volkl Platinum SW 2011-12モデル　170cm】
・スキーヤーレベル（有資格）　：　SIA セミゴールド
・乗換前の板　：　KNEISSL Redstar WC SL 2002-03モデル　166cm
　
　スキー板が軽いため、これまで普通の板、特にメタル入りのレーシング系モデルから履き替えた場合は、最初はトップがバタつくような感じを受けるが、間もなくその不安も解消されます＝慣れます。この軽さは武器となり、特に不整地での操作感は格段に高くなりました。
　また、スキーを傾け荷重をしっかりすれば素直に曲がっていく、切れていきます。170cmとは言え、サイドカーブはR14で小回り系、ただ長さがあるのでSLモデルや同モデルの160cmの様なR12台のラディウスではないので大回りもそつなくこなすことができ、基礎系オールラウンドモデルとしては回転半径が広く調整でるので、まさにオールラウンドモデルと言えます。
　Volklの印象として持っていた、好みでない堅さは払拭され操作しやすい適度な反発を生む固さになっており小回りでもこの反発力を使って次のターンに切り替えられます。ただ、SLレーシングモデルほどの固さがある訳ではないので、軽い力でも反発を活かした切り返しができるといたっところ、パワーのある強い帰りを求めるのであればレーシング系の硬度のある板が良いでしょう。ただ基礎系としは十分な固さだと思います。むしろ１本であらゆるシチュエーションをこなす基礎系であれば、適度な硬さを活かしてあらゆるシチュエーションでのコントロール幅を確保した方が良いです。反発力に不十分を感じない実証として、緩斜面・整地・ナチュラルスタンスでのカービング小回りの操作をしてみましたが、これまで使っていたSL系レーシングモデルに遜色無く回っていく感じがしました。確かに強さは感じませんが、それはより強さを求めるばあいであり、ターンの精度を求めるのであれば現状の板の方が操作性は非常に高く結果的にこちらがGood！
　不整地では板の雪面コンタクト感は高いです。そのためスキーをしっかり走らせてターンをすることが可能な上、安定感もあります。
　スキーショプで「台風の目となる存在」と称していたこのVolkl Platinum SW 2011-12モデルは、その表現の通りあらゆるシチュエーションで素晴らしい滑走性能とコントロール性能を実感できます。特に古い板からの乗り換え、硬い板からの乗り換えであればその操作性に非常に驚くとともに、良さを実感できると思います。
　Volklのイメージが変わりました。こんなに使いやすい板は久々に巡り会わせました。これでテクニカルや準指導員を目指したいと思います。素晴らしい！の一言で完結！

　ちなみに、これまでのKNEISSL Redstar WC SL 166cmは整地でのカービング技術を習得するのに非常に良いいたとなりました。KNEISSLは老舗でまじめなメーカーであり、どの板も非常に素直であり最高です！今回シーズン終盤の購入となりKNEISSLは全て売り切れ、そのためKNEISSLを選択肢に入れられなかったことは残念でした。

久々に写真整理してたら出て来た2005年１月２日のガーラ湯沢。この頃はまだまだ技術は残っていたんだけど、最近は全然やれなくて、技術もどんどん死んでいく。もったいない…。