いんぺりてりのブログ一覧

震災から２週間経ちました。

未だに被災地はまだ復興までほど遠い状況です。

知り合い（盛岡市在住）の実家（宮古市）も被災にあい、家は残ったんですが１階は泥だらけで家電は全てアウトに。

土日に実家に戻り汚れやがれきを撤去しているそうです。
でも電気がまだ通ってないので掃除機とかは使えないし、漏電の心配があるので直ぐには出来ないとの事。

その往復に使うガソリンも結構苦労して手に入れているとか。



一方、被害の少ない内陸部はガソリンの争奪戦。

狭い路地だろうがお構いなしに数珠つなぎの渋滞。

順番待ちの割り込みでトラブル。

挙句の果ては高速道路のSAにまでガソリンを給油しようと詰めかけて本線まで渋滞に。

親類に救援物資を届けようとしている人や業者の方が給油出来ない状況。


放射能のニュースが流れた翌日、まさか岩手で買い占めは無いだろうと思ったら…

スーパーのミネラルウオーター（２L）が品切れになっていた。

岩手県は正常値で危なくないレベルなのにこのありさま。


世間は被災地の支援より自分らの事しか考えていないってのがよくわかった。


先週、支援物資にとミネラル水を２リットルx２本を買って届けたんでまた買って持っていこうと思ったが、あからさまに買い占めに走るとは情けない。


がっかりだよ岩手県人！


がっかりだよ日本人！

パーキングエリアのＧＳに一般車殺到…東北道
（2011年3月24日14時16分 読売新聞）

　一般車の規制が解除された東北道では、被災地外へ避難する人のほかにも、わざわざ高速道に入りパーキングエリア（ＰＡ）のガソリンスタンド（ＧＳ）で給油しようとする車も目立った。

　２４日午前６時の全面解除からわずか３分後、東北道下り線の鶴巣ＰＡ（宮城県大和町）のＧＳに車３台が、猛スピードで飛び込んできた。だが、ガソリンは緊急車両などへの給油で３時間前に売り切れたばかり。「最寄りは約３０キロ先の長者原ＳＡ（サービスエリア）」と告げられると、３台は急発進して、競うように次のＧＳを目指した。

　売り切れにもかかわらず、ガソリンを求める車は次々と到着し、午前６時１０分には本線にまで渋滞の列が延びた。約８キロ離れた泉ＩＣ（仙台市泉区）入り口で、午前５時から開通を待っていた仙台市泉区の会社員柴田由太郎さん（６０）は、津波で実家が流された岩手県陸前高田市に向かうというが、残りの燃料は数リットル。「高速道でガソリンが入れられないのはおかしい」と憤りながらも、給油待ちの列に並んだ。

　同ＧＳの高橋恒夫マネジャー（５６）は「午後には入荷するが夜にはなくなる。その後の入荷見込みが立たないのに一般車を高速に入れるのは危険。緊急車両にも影響が出る」と話していた。

　福島県本宮市の安達太良ＳＡには、福島第一原発の半径３０キロ圏内で、屋内退避指示が出ている同県南相馬市の消防用品販売業松崎文雄さん（７１）の姿があった。さいたま市内の親族宅に向かうという。１３日に妻と避難したが、長期滞在に必要な荷物を取りに帰ったといい、「原発が安全になるまで戻れない。いつになるのか……」と口調は重かった。

　前沢ＳＡ（岩手県奥州市）で午前６時の規制解除を待っていた宇都宮市の会社員平野貢さん（４８）は岩手県岩泉町に帰省中に被災した。「ガソリンはないし、どうしようかと思っていた。高速だとサービスエリアで給油もできる。あと４時間ぐらいで家に帰れそう」と期待を口にした。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110324-OYT1T00623.htm


高速道路を利用している人らが給油しようにも燃料が無かったらおしまいでしょうが。
わざわざ高速道SAに入って給油するって利己的過ぎない？
燃料欲しいのは分かるけど高速道使ってる業者や親類に支援物資を運ぼうとしている人らを困らせる事になるのは関係ないって感じ。

被災地の皆さん、

共に未来を作っていきましょう。

生きていれば未来がありますから。

「何げない日常」を取り戻しましょう。

東北道も今日から一関まで一般車両も通行可能になりました。

これで物流も滞りなくなるかな。

一番はガソリンがネックでみんな焦ってる事でしょうか。


介護の仕事をしている人は毎日の通勤に使っているし夜勤が増えたから燃料確保に苦労していると言っていました。２４時間介護施設だから。

ただ不安だからとガソリンを並び直して何度も給油する輩は逝ってもらいたい。

こういう仕事で使う人に行き渡る様にしなきゃね本来なら！

今日も救援物資を持っていきました。

新品の毛布３点、新品バスタオル２点、新品タオル４点

役場のHPに出ていた取り扱う物資の一覧を確認していきました。

※毛布・タオル（新品に限る）、紙おむつ（大人用・子ども用）、トイレットペーパー、生理用品、水（ペットボトル）、粉ミルク（未開封のもの）


あと自分の出来る事は何だろうか。


３月の連休にスキーをしなかったのは2003年の福島市に長期出張して以来だなと。

スキーが出来る時では無いけどやはり気持ちはスキーに向いてしまう…


まあ、スキーは雪があればいつでも出来るし今自分が出来る事を精一杯やるだけですかね。




金銭面の援助は諸事情で余裕が無いのでほんの小さな事しか出来ませんが少しでも被災地の環境が良くなる事を願うばかりです。