
昨日、テレビを見ていまして政府備蓄米を無駄に多く持っているから減らすと、素晴らしい衣装の撮影を国会内で実施することが、ご趣味のある仕分け人が言っておられましたが、国が米を保管するというのは、農水省の方も「安全保障のために保管しているので効率だけで判断していただきたくない」という趣旨の反論をされていました。
極めて真っ当な発言です。
経済効率だけで動く民間業者に任せるべきでないから国が管理すべき事業になっている。
しかし既に短期的効率化をお考えになられたのか、政府所有米穀を保管している東京農政事務所深川政府倉庫並びに立川政府倉庫は廃止されるそうです。
南関東地域における災害応急対策活動の中核拠点として存在する立川広域防災基地は、都心での災害対処諸施設被災時に国や都の災害対策本部予備施設として重要な拠点です。
主たる施設ですが
・内閣府立川災害対策本部予備施設、
・陸上自衛隊東部方面航空隊(東部方面ヘリコプター隊・東部方面管制気象隊・東部方面航空野整備隊・第1師団 第1飛行隊・立川駐屯地業務隊)
・東京都総務局総合防災部 立川地域防災センター
・警視庁多摩総合庁舎( 第八方面本部・交通部第八方面交通機動隊・地域部第八方面自動車警ら隊・刑事部第三機動捜査隊・地域部通信司令本部多摩指令センター・警備部 第四機動隊・地域部 航空隊 立川飛行センター・ 多摩備蓄倉庫・立川警察署)
・東京消防庁(東京消防庁立川消防合同庁舎・装備部 航空隊 立川本隊・多摩災害救急情報センター・第八消防方面本部・第八方面消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)・立川消防署・航空隊多摩航空センター・第八消防方面訓練センター・立川都民防災教育センター(立川防災館)
・独立行政法人国立病院機構災害医療センター
・日本赤十字社東京都支部(災害救護倉庫・東京都西赤十字血液センター)
その大事な立川広域防災基地の構成施設であった、東京農政事務所立川政府倉庫は平成22年9月30日をもって廃止・・・・・・
大丈夫なんでしょうか?
戦国時代より兵糧攻めは行われていたそうですが、事前に食料を大量に備蓄されないように敵国が買い占めたり、いろいろ妨害をしたそうです。堀の外を敵軍が囲む前に静かな攻撃を仕掛けていたのです。
食糧自給率40%位の日本、米は自給できますがキチンと保管出来なければ冷害や不作で困ってしまう、いつでも外米は輸入出来るとは限りません。輸出する国があるから輸入出来るのであって、相手が「売らない」と言ったら買えません。
全国8ヵ所に所在する政府倉庫についても既に管理・運営の大部分を民間に委託しているそうです。
国がキチンと管理運用すべき事業は、短期的効率化に惑わされることなく、大規模災害等に的確に対応出来るようにすべきだと思います。
関東農政局
政府倉庫廃止のお知らせ↓
http://www.maff.go.jp/kanto/souko/index.html
災害対策本部予備施設↓
http://www.bousai.go.jp/3oukyutaisaku/yobishisetu/index.html
立川広域防災基地 ウィキペディア↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E5%B7%9D%E5%BA%83%E5%9F%9F%E9%98%B2%E7%81%BD%E5%9F%BA%E5%9C%B0
検索用:事業仕分け 食料自給 米
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Posted at 2010/10/28 16:11:06 | |
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