「トヨタがF1で優勝するなんてムリだね。
もし優勝する日が来たら、F1見るのやめるよ」
トヨタがF1に参戦すると聞いたときに、当時の同僚に私が言った言葉。
そして、私は現在もF1を見続けている。 世界一のトヨタですらF1で勝つことはできなかった。
トヨタはなぜ敗者のままF1を去るのか…
時は遡ること06年鈴鹿。
FISCOに移る前、最後の鈴鹿。
ホンダやSAF1のファンは山ほどいるのに、トヨタファンはいたか?
ってくらいに少なくて、トヨタF1チームがいかに日本人から愛されていないか、
しみじみと感じたものでした。
けんつーにしてみれば「笑えるくらいに愛されてないな」という気分でしたね。
ある調査でのF1ファンにおける支持率1% 。もちろん最下位。
トヨタF1は愛されてない!
時は過ぎて09年最終戦アブダビ。ブラジルGPから少なからず感じるものはありましたが、ある衝撃が自分を変えてくれました…
小林可夢偉!
トヨタがF1に参戦してからほぼ全てのレースを見てきたけど、
カムイが初めて気付かせてくれました。
トヨタには才能あふれる日本人が必要だ(だった)と。
トヨタは日本人ドライバーを使わなかった(琢磨獲得に動いたことはあるらしいけど)。
かと言って一流ドライバーも使わなかった。
トュルーリやR.シューマッハが一流でないことなんて素人ファンでもわかるくらいなのに、なぜトップドライバーを使わなかったのだろうか?
一流ドライバーの獲得がが勝利への最短距離であることは明白なのに、
なぜか一流からワンランク落ちるドライバーばかりを起用してきた。
少なくとも歴代トヨタドライバーには勝利を予感させるものは感じえなかった。
一流ドライバーを使わないのであれば、少なくとも日本人にチャンスを与えるべきであったと思う。
トヨタが日本人から愛されない理由はそこにあったようにいまさらながら思う。
これまでトヨタをヒール役に据えてF1を見てきたが、カムイが気持ちを動かした。
カムイにはワクワクするような期待感が渦巻いている。
恐らくあのレースを見た皆がそう思ったのではないか。
「これだよ!これっ! これが見たかったトヨタF1チームなんだ!」
最期の最期に心からトヨタF1チームを応援できたこと、
未来を予感させる日本人ドライバーが現れたこと。
トヨタF1の最期は日本人にとっては「有終の美」であったと言っても良いのではないか。
トヨタF1は最期は愛され、惜しまれながらて去っていく。そう思えました。
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