
インストラクターをお務めになられた
清水和夫さん、五味康隆さん、佐藤久実さん。
今回のイベントを主催されたカービューの方々。
そして協賛された日本ミシュランの方々。
その他ケータリングや移動手段をはじめ
このイベントを表裏から支援して下さった
多くの関係者の皆さま。
本当にありがとうございました!
普段、懸賞やモニターの類って一切応募しないんです。諦めてますから。
なのにキャンペーン告知にXI2の字を見つけ、オーナーとして興味を惹かれただけで
ホントに何となく応募してみた瞬間から今回の奇跡がはじまりました。
今回あらためてXI2やイベント自体について感じたことを総括すべく、
ちょっと面白い写真を交えながらラスト1回を書いてみたいと思います。

(五味さんと感動の対面。後ろにはグラスでグビグビ真っ最中の清水さんw)
まず今回のイベントについて非常に驚いたのは、そのホスピタリティです。
実質的には旭川空港集合・解散(羽田ではチケット発給を受けたのみ)でしたが、
その間の全行程にわたる参加者ケアは気配りが隅まで行き届いたものでした。
前夜の懇親会も会場、お料理ともに「前夜祭」にふさわしく、
またインストラクターをはじめカービューや日本ミシュランの方々など
普段はこちらが拝見するのみで交流など望むべくも無い関係である方々と
ライブでお話できたことは翌日への期待感をいやがおうにも高めてくれました。
イベントの最中もお茶やお汁粉(!)お菓子などのお心遣いがきめ細かく、
また防寒対策に使い捨てカイロなどもちゃんと用意してありました。
感心したのは手の消毒用アルコールがあったこと。
限られたクルマをすべての参加者で譲り合って運転するわけですから、
中には他の方が握られたハンドルに対して敏感になる方もいらっしゃるでしょう。
そういったところまで気が回るというのはとてもすごいことです。
また私は仕事柄撮影やイベントなどの舞台裏を覗く機会が多いのですが、
そのような仕事では往々にして入手可能なはずだったものがなかったり
予定時間から進行が遅れてしまうといった想定外が発生します。
今回も2〜3点そのような状況が見られたのですが、その対応が素晴らしかったのです。
参加者に見えないところで必死に相談・調整されているシーンもありましたが
(↑私が見えちゃったのは多分、私自身が仕事柄そういう空気に敏感だからです)
最終的には参加者に何らストレスをかけない形で落ちついたように思います。

(比布大雪PAにて。気温-4度は期待より暖かくてむしろ暑いぐらいでした)
何でも前日までは札幌も旭川もかなり暖かい日が続き、
日本の観測史上最低気温を記録したことがある士別市のテストコースでさえ
前日のコース設営時はかなり路面の状況が良くなかったそうです。
それが前日から気温がぐっと下がったことに加えて前夜は朝まで雪が降ったため、
当日は見事な積雪路と氷盤路ができあがっていました。
そして当日朝のプログラムスタート時は真っ青な青空に!
途中何度かコロコロと天気が変わって曇ったり雪が降ったりしましたが、
気持ちよくスタートし、様々に現実味のある天候環境を経験できたと考えれば
まさに「テストドライビング日和」だったのではないかと思います。
(これは清水和夫さんも同じ事をおっしゃってました)

(「皆さん日頃の行いが良い。またとないテスト日和ですよ」と清水さん。
何でも前夜に雪が来る前は暖か過ぎてテスト路面がグチャグチャだったそう)
インストラクターの方々はいずれも説明が非常に分かりやすくアドバイスも簡潔。
難しい理論も背景にはあるのでしょうが、極めて実践的な観点からお話を下さいました。
参加者はみんカラユーザーが多かったとは言え、普段の運転環境は様々ですし
皆さんがクルマオタクやテクノロジーフェチであるはずもありません。
そういった方々にそれぞれ理解と満足感を与えるのは非常に難しいと思うのですが、
ほとんどの方が素晴らしい笑顔でプログラムをこなしていく様子を見る限り
その試みは非常にうまくいっていたと思います。

(「一生懸命走ってたら思わず…」と例の失敗を照れながら話す五味さん)
クルマから降りた後、何度かスタッフの方から印象や感想を尋ねられたのですが、
(その内容が後日記事や広告のコンテンツになるようです)
その語りかけ方がとてもお上手でリラックスしてお答えできるものでした。
過度に誘導されることもなく、かと言って回答に困るわけでもなく、
冗談と笑いを交えながら的確にコメントを取っていかれたように伺えました。
事前の応募資料や前夜の交流祭における参加者の下調べが効いているのでしょう。

(サングラスがかっちょイイ佐藤さん)
肝心のタイヤ "Michelin X-ICE XI2" については、やはり驚きました。
私は2ヶ月前からXI2を履いている現ユーザーなのですが、
どこまでの性能があってどういった状況まで耐えられるのか知りたい反面、
それを日常の運転シーンで試すわけにはいかないというジレンマがありました。
そういう意味で今回のイベントは私にとって格好の機会だったわけですが、
「普段の私の運転では全然限界に未達。まだまだ安全マージンを残している」
ことがよく分かりました。
少なくともドライ路面の都内を出発して高速に入り、
やがて雪がちらつき始め積雪路になる、ところどころアイスバーン化している、
という私にとっては一番よくある冬道の運転条件下では
節度をもって運転する限りまったく問題ないように思います。
もちろん、だからといってもっとスピードを出そうなどとは決して思いませんが、
東京から積雪地という長めのドライブを快適にかつ安心して走れるか
いつ破綻するかと神経を張り詰めて走るかによって疲れ方は大きく変わります。
そういう意味ではユーザーとしての商品に対する信頼感が大きくアップしました。

(参加者見送りのためにバスの横で待機しているカービュースタッフの方々。
その後ろで清水さんが何か変な動きを…?)
またXI2は普段「ドライ/ウェットに強い」という評判が高い反面、
その主目的である「スノー/アイス」に関しては某社に譲るという見方があります。
確かに東京で雪のない一般道や高速道路をXI2で走っていると、
スタッドレスにありがちな「グニャ」感やロードノイズが極めて少なく、
普通に走っている限りは夏タイヤとさほど意識を変えずに走ることができるので
「ドライ/ウェット」に強いことはよく分かります。
これ、正しくは「ドライ/ウェット『にも』強い」と言うべきだと思います。
今回のテスト環境は冬道としては相当厳しいものだったと思いますが、
その挙動のナチュラルさは特筆すべきレベルだと認識しました。
本来、冬道は滑るものだと思います。実際、滑りました。
ただしいきなり両手放したようにグリップを失ってしまうことはなく、
徐々に滑りながらも多分に残っている(体感して分かる)グリップを使って
ちゃんと向きたい方向にコントロールして向かせられるのです。
またステアリングを切ったときのクルマの反応が早い気がします。
つまり切ったら切っただけ直感で想像していたイメージに近く曲がるということ。
ガリガリひっかくスタッドレスは他にたくさんありますし、
グリップ力では他を寄せ付けないと賞されるスタッドレスも他社にあります。
実際、先日やはり旭川でレンタカーを借りて走った際はそういうタイヤでしたが、
グリップ感は強いものの、回転時のみならず直進時でさえヨレ感が半端ではなく
舵角に込めた意志と実際のクルマの挙動に乖離が大きく、
切り足したり戻したりすることが何度も求められて神経を使いました。
XI2は、こんな路面をちゃんと走れること自体スタッドレスに間違いないですが、
それ以外については夏タイヤと違う意識を強要しないタイヤだと思います。
私が応募書類に書かせていただいた「スタッドレスに求めるもの」、つまり
ドライ/ウェット路ではスタッドレスであることを意識させない「安定」と、
スノー/アイス路ではスタッドレスであることを強烈に意識させる「安心」が
かなり高いレベルで共存しているのがXI2だと思います。
その先に行き先を選ばない「自由」があるのは今回の試乗地で明らかです。
もちろん、冬になればガッツリと雪が降ってスノー/アイス路になり
ドライ路面など春が来るまで見ることもない、というような積雪地域では
意識を変えてでもグリップ勝負なタイヤに価値がある気もします。
XI2が私にとって良いと思うのはあくまでも私自身の運転環境によるものです。

(やっぱりwww いたずら好きの清水さんです)
毎年冬が近づくと、TVや雑誌、新聞などでスタッドレスタイヤの広告を目にします。
広告制作者はそれを体感できない人たちに何とかパフォーマンスを想像してもらおうと
あの手この手その言葉その映像を尽くしています。私もその業界のひとりです。
でも、認めます。これに関しては百聞どころか千聞万聞を尽くしても一見に如かず。
One GREAT EXPERIENCE talks more than a thousand of words.
素敵な経験をありがとうございました!
追伸:
XI2に履き替える際、溝が減っていた夏タイヤは処分してしまいました。
そろそろ夏タイヤを買わなければなりません。
今回ここまで楽しませてもらった以上…PS3を買わないと悪いでしょうね(笑)