
納車から約1ヶ月が経った今日、
やっとドライブらしいドライブをしてきました。
ホントは先週土曜日に予定していたのですが、
例の爆弾低気圧であちこち通行止めに。
今週末こそリベンジ、と思っていたところ
少し肌寒いものの幸いお天気に恵まれました。
行き先は千葉・鴨川の地魚料理店
「船よし」。
旧WaSh号時代から含めてはや何度目か…
私にとっては定番のドライブルートです。
自宅を出て環8〜産業道路と走って殿町からK6に。今日はガラ空きです。
ガラガラの東京湾アクアラインを快走。あぁ、これでこそ慣らしですね(笑)
A4B8オフ会の定番スポットである海ほたるも今日はスルッと通過し、
アクアライン連絡道〜館山道もスムーズに抜けて君津で一般道へ。
房総スカイライン、鴨川有料道路はパノラマサンルーフを開けてゆったりドライブ。
あぁ、気持ちいい!
鴨川市内もナビに逆らって(苦笑)ガラガラの旧道を行き、
目的地の「船よし」には当初のナビ目標時間より1時間近く早く着きました。
なに食べようかな…どれも旨そうだな…
そう、ここはどれを食べても美味しいし量もしっかりあるしリーズナブル!
家内とウンウン悩んだ末に、いくつか選びました。
いかみそたたき。
その名の通り、たっぷりのいかのぶつ切りにいかのミソをあえてあります。
クルマで行ったことを後悔させる味わいでした(苦笑)日本酒が欲しい…
グッとこらえて(旨いもん食べながらこらえるもへったくれもありませんがw)次へ。
穴子の天ぷら。ガッツリ1本揚げです。
バリッバリ、サックサクの衣の中にはフワッフワの白身。旨いっ!
これを使った天丼もあるそうで。近いうちにもう一回行かねばなりません(笑)
なめろう。どうして酒に合うものばかり頼んでしまったんだ(苦笑)
実はこの「なめろう」なる食べ物、大阪に住んでた頃は知りませんでした。
調べてみるとまさに房総半島沿岸部が発祥の郷土料理だそうです。
こういうのを旨いと思える大人になってホントに良かったと思います。
…とこんな調子でツマんでるとホントに酒に手出しかねないのでメインへ。
家内は「盛り合わせ定食」。
「盛り合わせ」とは刺身のことで、今日は立派なホウボウが主役でした。
これ、普通だと2〜3人前の刺身盛り合わせとして出てくる量だと思います。
赤い魚ならではの淡泊なさわりと歯ごたえ、後から出てくる旨味がたまりません!
(つまみ食いしました 笑)
私は「天ぷら刺身定食」。両方ってアリなの?はい、アリなんです!
天ぷらはいろいろな地野菜と魚(コチのようでした)が2匹。
こちらのお店の天ぷらは衣がご覧の通りザクッとやや厚手です。
高めの天麩羅処みたいな薄手もイイですが、たまにこういうの食べると満足感があります。
そして刺身の方…これホントに「天ぷら刺身定食」なんですかね?(笑)
これだけで普通に「刺身定食」をドンと名乗っても全然構わないと思うんですが、
この定食ではこれでなお天ぷらと主役を分け合っています。豪華キャスト過ぎる。
いずれの定食もご飯とつみれ汁、小鉢と香の物がついてきます。
その上、つみれ汁をいただいた後はあら汁がお代わりし放題です。
脇役陣も強力な「船よし」、ぜひ一度オフ会で行きません?>皆さま
帰りは野菜直販所に寄り道しながら再び房総半島を今度は西に横断。
いつもならまたアクアイランで帰るところですが、今日は時間に余裕があったので
金谷港から
東京湾フェリーに乗ってみました。
私が子どもの頃はまだ海を渡る橋やトンネルが関門ぐらいしかなく、
夏休みなんかに小豆島や淡路島に行くにはクルマでフェリーを使っていました。
なのでフェリーは私にとっては郷愁を誘う乗り物で、今も大好きです。
そういえば旧WaSh号は一度もフェリーに乗せてやったことがなかったなぁ…
金谷〜久里浜は浦賀水道の一番狭いところを結ぶルートで、所要わずか40分弱。
房総半島と京浜エリアを結ぶ主導線はアクアラインに移ったと思いますが、
南房総〜三浦半島以西を結ぶルートとしてはまだまだ存在価値があるように思います。
何よりこのフェリー、夕暮れ時が非常に美しい。
これからも片道は利用して、なくならないように支援したいと思います。
さて、狭い浦賀水道といってもそれは巨視的な話であって、
実際に渡っていると人ひとりぽっちにとってはやはり立派な海原です。
東京湾に出入りする唯一の海路なので、ひと目で過密気味と分かる船の数と密度。
このフェリーの眼前や背後を、今までに経験したことのない至近距離で
さまざまな種類の船が通過していきます。
波に揺れる漁船。こういう営みが江戸前にぎりの文化を支えているはずです。
これは怖いぐらい巨大でした!!Wallenius Wilhelmsen社の自動車運搬船 "TALIA"。
なかなかハイライトな遭遇らしく、フェリー船内で紹介アナウンスがありました。
全長200m近く、全幅に至っては30mを超えているそうです。
進路予想付リアカメラとか付いてるのかな(爆)
しかし考えてみれば、新WaSh号も誰に買われるか分からないまま、
こういう船に乗って長き海路をはるばる日本までやってきてくれたのですね。
大事にしてやりたいなぁ、と改めて思いました。ようこそ我が家へいらっしゃい。
太陽も少し傾き始めた夕方、久里浜港に無事入港。
クルマに戻ってエンジンをかけ、フロントハッチが開くのを待ちます。
このひととき、新しい世界へ足を踏み出すような気がしてとても好きです。
やっぱりフェリーで行くクルマの旅っていいなぁ。
よし決めた。新WaSh号は必ず北海道に連れて行こう。それも真冬に(笑)
久里浜からも道の流れは順調で、横横〜湾岸〜K6とたどって大師まで。
あとは走り慣れた道をたどって無事に自宅に帰ってきました。
家を出てからわずか7時間程度でしたが、すごく旅した豊かな気分になりました。
あとは…
鴨川の野菜直販所で買ってきたイチゴ(不揃いな代わりに箱に山盛りで1,000円!)。
これを煮詰めてジャムができあがれば、今日の旅は大成功のフィナーレ。キャッキャッ
いまキッチンからいい香りがしています。楽しみだな〜
ヾ(*´∀`*)キャッキャッ
今日はお疲れさん!これからもいろんなところに行こうや!
(。^且^。)ノ オウ!