WaShのブログ一覧

だいたいドライブ中はiPodで音楽を聴いていますが、
ガツッ！と走るときにはだいたい選ぶ曲が決まってまして。
皆さんはどうでしょうか？

・Björk "Play Dead"
ある「走り」のクルマの発売に関わる仕事をしていたとき、
企画の説明をする際に参考イメージとして聴かせた曲。
Björkの魂の叫びが、唸るベースのシーケンスに刺さる名曲。
JCTとかのカーブが被ったりするとスイッチが入ります。

・Buck-Tick "Jupiter"
12弦ギターのきらびやかで重層なストロークで始まるバラード。
途中から入ってくるベースの揺るぎないルートプレイが
定速運転で山谷を超えていく大排気量エンジンのような安定感。
肩に力を入れず、ゆったりとすっ飛ばす気分にピッタリ。

・YMO "The Madmen"
最近集中的に聴いてるエレクトロ系の典型。
細野晴臣の無機質な低音ヴォーカルもさることながら、
この曲での彼のベースプレイは坂本龍一が「天才」と賞した珠玉。
これだけをリピートして聴いてることも多い。

・HASYMO "The City of Light"
これもベースのルートプレイがクルーズコントロールのよう。
ただし上記"Jupiter"より抑揚がおさえられており、
平地の高速を定速運転しているようなドライブ感にあふれる。
B8のウーファーの全力を聴いてみたいときに。

・Marcus Miller "Power"
夜のドライブに映えるカッチョいい曲。
マシンの無機質なドラムの上で朗々と歌うスラップベース。
ナトリウム灯が車内を駆け抜けて行く高速ドライブに。
乾いたサウンドは雨の日にはちょっと合わない気もする。

・Michael Jackson "Off The Wall"
"King of POP"の、スターダムへのチケットとなった曲。
ディスコティックなドラムにパターン化されたベース、
サビの美しいコーラスに乗って彼ならでのスキャットが炸裂。
ヴォーカルではなくコーラスの方をいつも歌ってしまう。

・Original Love "夜をぶっとばせ"
渋谷系と言われた、スーパーポップなナンバー。
スネアが軽やかなドラムにスキップするようなベース、
間奏に入るハモンドオルガンの伸びやかな音が、
その題名通り夜をぶっとばす気分にさせる。

・Herbie Hancock "The Essence"
Herbieの実験的フューチャージャズの凝縮。
細かく刻むマシンドラムに、ウッドのように胴が鳴るベース。
ゆったり流れていながら強烈なスピード感。
こちらはむしろ雨の夜などに積極的に聴きたい曲。

・Robert Tepper "No Easy Way Out"
映画「ロッキー4」の劇中、主人公のロッキーが
親友を殺した宿敵への挑戦心そして恐怖と闘いながら、真夜中に
愛車のランボルギーニ・ジャルパをぶっ飛ばすシーンの挿入歌。
出だしからB8のウーファーが炸裂する。

・T-SQUARE "Future Maze"
Herbieの"The Essence"に人間味を足したような曲。
細かく16で刻みながら2拍目-4.75拍目にスネアが来る変則ドラム、
長短自在の音価で絡むフィンガリングのベース。
J-Fusionの中では1,2を争う疾走感にあふれると思う曲。

・U2 "Get On Your Boots"
Adam Claytonによるファット＆ブーミーなベースを
軽快過ぎるドラムがサクサクと刻んでいく。
シーケンスがぐるぐると続いていくような独特の感覚は、
手弾きなのにまるでエレクトロを聴いているよう。

・東京事変 "ブラックアウト"
表打ちの軽快なドラム、ウネウネと動くベース。
この曲では少し控えめな椎名林檎の唸りとこぶし回し。
一夜の背徳を歌う甘い目の声に毎度ドキッとさせられる。
1,000円高速のどこまでも先まで走りたくなる。

どれか1曲のローテーションでも私は1時間は走れます。
このひとかけらだけでゴハン3杯食える、的な感じですね（謎）
深夜の高速長距離ドライブには強い味方たちです。