南東京を出て一般道を30分。新横浜に到着です。
なぜだか分かりませんが、横浜市の港北区や都筑区の界隈って
AudiやVWが得意なショップさんが点在してるんですね。
今日はそのうち、ペイント系に強そうな2つのお店にお伺いして
お話を聞いてきました。興味のポイントは以下の3点。
1)フロントグリル

現状のマットグレーは異質&ネガティブに立ってる気がする。
何か良いペイントのアイデアはないか。
2)ミラーカバー

現状はボディ同色だが、アクセントとしてシルバーにしたい。
(写真はRS6のもの。取り寄せると左右で10諭吉超え。ひぇ〜)
クロームメッキではなく、プラスチッキーでもないペイントは可能か。
3)室内メーター周りパネル

問題のコレ(苦笑)。現状はめちゃくちゃプラスチッキーなシルバー。
同系色の仕上げ違いも含めて質感を上げるアイデアはないか。
以上!
・・・で、結果ですが、
2つのお店の考え方やアイデアに共通点やユニークさがあって
お話をお伺いしていてとても面白かったです。
【A店】
1)ボディ色を考えると、艶なし仕上げの方が良いと思う。
黒にするにしても、墨クロだとベッタリしてしまう気がする。
艶なしの黒に少〜しだけ青とグレーを入れてやると
今より俄然沈みつつ、ベッタリと重くない感じにできると思う。
それに、シングルフレームのメッキもグッと立ってくる。
2)金属感を出しつつ、ラメ感は極力抑える方向だと思う。
ごく細かいメタリック塗料を使えばその風合いは出せる。
ホイールのシルバーをベースに、もう少しブラックが入る感じ。
その上にクリアを厚めに仕上げると良い感じになるのでは。

(参考:(C)
Pithouse Roco 純正にスパッタリング加工)
3)艶はない方が良い。ブラックは確かにオススメしない。
トリムのウッドとほぼ同じ柄&質感のウッドは転写シートで可能。
統一感は出せる。ただしスポーティーな雰囲気は薄れると思う。

(参考:先代A8)
もしくはミラーカバーと同じ感じにするのも手かも。
ただしここは目からの距離が近いので、プラの上に塗装だと
どうしても薄っぺらい感じが見えてしまいやすい。
転写シート+色つきクリア仕上げの方が深みを持たせつつ
幅広い感じが出せる。見本を用意するので検討してみてはどうか。
【B店】
1)基本は3.2Lと同じ、グロスブラックが無難だと思う。
ボディ色と同じパールメタリックの入ったブラックもアリ。
ただしこの部分は既に艶あり施工している人が多いし、
ボディ色が黒系の場合の最善な回答がまだないことも事実。
というわけで新しいチャレンジ(=人柱か?笑)を薦めたい。
黒に近いグレーで艶なしというのはどうか。
いずれにせよシングルフレームを立たせることが大前提。
2)ホイールのシルバーに合わせるのが良いと思う。
シルバーグレーの上にクリアを厚めにして、ペラペラ感を避ける。
3)ウッドトリムであることがハードルを上げている。
トリムがシルバーやカーボンだったら艶ありブラックがど真ん中。
シルバーの質感を上げるならミラーカバーと同じ手法が有効だと思う。
もしくは、本革調シートを貼るという変化球も面白いと思う。
ただしエアコンの部分やハザードランプスイッチの部分など
噛み合わせがシビアが部分はパネル側を若干削るなどして
シートの厚み分を調整する処理が必要になるかも知れない。
なるほどなぁ・・・
ホントいろいろ参考になりました。両方のお店にあらためて感謝。
これらを参考に、もう少し考えを練りたいと思います。
ちなみに、

艶ありブラックが成立するカラースキームの例に挙がった
RS6の内装。
ドアサイド、センターコンソール、助手席ダッシュボードのトリムは
すべてカーボンのクリア仕上げ。確かにこれはど真ん中。

もうひとつ、艶ありブラックがあり得るパターン。これはS6の内装です。
トリム類はすべてシルバー。このパネルが艶ありブラックでもOK。
Audiも面白いチャレンジを残してくれたものです(苦笑)
さて、今日の最後の用事を済ませるべく旗の台へレッツゴー。
Posted at 2010/02/21 20:27:02 | |
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