今日もまた、高速でナラシをやってきました。
前半は最大7,000rpm縛りで、伸び具合をチェック。
巡航から回す場合、これまでは3,500rpmからシフトダウンして自主規制値まで引っ張っていたけど、今回は4,000~4,500rpmからのシフトダウンも。
この場合、クラッチを繋ぐと5,500rpm前後。トルクバンドを外して、その上を使っていく感じ。
クールダウンを交えつつ7,000rpmまで引っ張るというのを何度か繰り返していると、上の方まで軽くなってきた。
6,000rpm巡航なんかもやってみたりしたけど、苦しそうな感じは特になし。
後半は、7,000rpmを超えてさらに上へ。
感触を確認しながら、徐々に上まで使っていって・・・ ついにレッドゾーンへ。
レッドゾーンに入ったらスッとパワーダウンしたけど、リミッターが作動したのかな?
というわけで、めでたく慣らし完了。
何ヶ月かかるか分からないまま始めたけれど、納車から1ヵ月半でした。
そして偶然にも、慣らしを終えた帰り道の途中で、走行2,000kmに到達。
吹け上がりは、確実に軽くなりましたね。
5,000rpm以下で走っていた頃は、慣らしが進むにつれて中回転域以下がパワーダウンしたかのような感じがしたものだけど、今はボディが軽くなったような感じ。
乗り始めの頃の、4,000rpmあたりまで回す感覚で踏むと、今は6,000rpmに届きそうになってしまう。
機関が馴染み、抜けが良くなって、中回転域でアクセルオフした時の少々苦しげな感じも軽減された。
先行する車に合わせて中途半端な速度で加減速する時、アクセルオン・オフでギクシャクしにくく。
実際のところ、一番ホッとしているのは、スタッドレスを履く前にナラシを終えられたことなんですけどね。
来週には履き替えを始めないとダメかなぁと思っていたので・・・。
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さて。
先日紹介ページが消え、Web Tune Factoryからも姿を消した、ロードスター20周年記念車。
オーダーできるようになってからページが消えるまで、およそ3ヶ月。
ロードスターの月間販売台数は100台ちょっとなので、そのうち3割が記念車だとしたら、ちょうど100台くらい売れたことに。
そして、記念車の追加販売が決まったそうです。
ということは、一度予定数を完売したんでしょう。
100台単位の縛りがあったのは確かということでしょうか。
当初の予定通り、受注を年内で締め切るとなると、あと2ヶ月。
冬のボーナスシーズンが入るとはいえ、代々ロードスターは冬にはあまり売れないので、あと100台売れるかどうか・・・
なかなか厳しいかも。
ロドはエコカー(笑)祭りに入れてもらえず、自動車業界はまだまだ苦しい様子。
それでも追加販売するというのは、人気があったということ。めでたいことです。
S2000も受注生産に切り替えるなり、もう少し粘るべきだったんじゃないかなぁ。
切り捨てたことで得たものより、失ったものの方がはるかに大きいと思うんですが。
それにしても、減税や補助金の出る「エコカー」ってやつは、基本的に「重たいわりに燃費は悪くないクルマ」が多い。
軽量化と既存技術を磨き上げれば、ガソリンエンジンだけでも現行プリウスを燃費で超えられる。
ダイハツさんとマツダさんは、東京モーターショーでその具体例を示したわけですが、そういうクルマが実際に買えるようになった頃、
「果たして2009年はハイブリッドカーに乗り換えるべき時期だったのか?」
などと問われることになるのかも・・・?