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黒耀のブログ一覧

2010年07月23日 イイね!

できた・・・!!

このところの酷暑は実にきついですな~。

夜中まで蒸し暑い・・・。
 
 
そんな中、マキシムエキマニ用遮熱板の製作を進めておりました。
 
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まず、作成に欠かせないモノを確保。
NCのオルタネータです。
 
運良く中古を安く手に入れることができました。
 
これに、最低限の隙間を確保するために割りばしを貼り付け。
 
 
で、続いては薄めのダンボールで試作し、おおまかな形を探る。


だいたいの形が決まったら、今度は百均の軟質プラスチック板で試作。
半透明なので、隙間が多いところや少ないところ、それとネジ穴の位置が分かりやすい。
 
ちょっと気に入らない部分があったので、プラスチック版の試作品は2個作成。
 
 
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3個の試作品で、各部の形状と寸法がだいたい決まり、いよいよ金属板での作成。
 
 
直前まで2mm厚のアルミ板と0.5mm厚のSUS430ステンレス板のどちらを使うか悩んでたけど、結局ステンレスでいくことに。
 
ステン板の切断は、手持ちの金切りバサミ(テスキーC型)でOKでした。
こいつは長い直線切りの際に板材が反りにくく、アルミ加工で愛用している品。
ステン切りのために倍力機構を備えた上位モデルもあるけど、0.5mmならC型で大丈夫。
多少握力は必要だけど。

自作したベンダーも、長ボルトを通す穴がちょっと大きかったのでブレがあるものの、慎重に位置合わせすれば問題なし。
 
 
4個目となるステン製のこれは、形状的には大きな問題はない。

ただ、エキマニとの距離がちょっと近いかもしれない箇所があるのと、エンジンの振動でぶるぶる震えそうだったので、補強も含めて再検討。

そして、作りなおすことにした。


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5個目は曲げる箇所がぐんと増えるし形状もそれなりに複雑化するので、OpenOffice.org Drawで細部まで作図。

ただの平面だった部分には縁に補強用の折り目を入れ、オルタネータとの距離を最適化して、さらにエキマニと干渉しにくく。

 


これが第5版。

 
ちょいと見た目はイマイチなところもあるけど、剛性についてはこんなもんかな?
というくらいには強化できた。


これの表面に遮熱シートを貼りこんだら完成・・・の予定。
振動対策については、遮熱シートを全面に貼ることで振動の減衰が大きくなることも勘定に入れてます。
それでも絶対大丈夫・・・とは言えないけど。


実際に付けてみて、干渉しそうだったら修正が必要。


問題なさそうなら、参考として第5版の図面を掲載しようかな??
 
Posted at 2010/07/23 00:49:12 | コメント(2) | 日記
2010年07月16日 イイね!

ベンダー(曲げ具)できた~

 
遮熱板自作のため、ベンダー(曲げ具)を自作しました。
 
 
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材料は、

・ 2×4材  (3フィート)  1本
・ ステンレス丸棒  (直径5mm、長さ1m)  1本
・ 短尺  (建築用金物。長さ300mm)  1本
・ 長ネジ  (M12全ネジのスチール棒。長さ300mm)  2本
・ M12ナット   6個
・ 角型座金  (建築用金物)  6枚
・ L型断面の金具  (幅&高さ各20mm・長さ100mm)  4個
・ ヒノキの棒  (厚さ5mm・幅20mm・長さ1m)  1本

 
総額は\2,500未満。
他に手持ちの木ネジをいくつか。
 
使用した工具は、ドライバとディスクグラインダとドリルくらい。
グラインダには、金属用切断砥石と断面を仕上げるためのフラップホイール。
ドリルには、下穴開け用の小径から長ネジを通す穴を開けるための直径15mmくらいまでの木工用ドリルビット、それと穴のふちを整えたり微調整するため砥石ビットを装着。
 
 
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まずは3フィート(920mm)の2×4材を半分にカット。
そして両端に長ネジを通す穴を開ける。
 

 
上下とも同じものです。

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上部パーツを組み立て。



画像では長ネジを固定してますが、実際には長ネジは下部パーツにのみ固定され、上部パーツは上下に動きます。
L字の金具4個でスチール製の建築用金物(長さ30cmの長方形)をはさみ、固定。

この金物が、曲げ加工の際に素材を押し付けるブレードになります。
ブレードは金物に挟んでいるだけで、固定はしてません。

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ブレード拡大。



素材と接触する側を、約45°の片刃に削ってあります。

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下部パーツ組み立て。



ステンレス製丸棒2本の間に、同じ丸棒の切れ端を挟んで5mmの隙間を開け、長ボルトと共締めして固定。
それらを厚さ5mmのヒノキの板ではさみ、外側に動かないようおさえてます。
ヒノキの板は薄いので、ネジ留めする前にきちんと下穴を開けましょう。
 

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完成図。



ブレードは最初から開いてる穴にヒモを通し、軽く縛っておけば落ちません。
研ぎなおしたい時も、着脱は簡単。

まぁボルト留めしとく方が見た目はいいんですけどね。
 
 
ブレードの幅が300mmなので、だいたい幅30cmまでの素材の曲げ加工に対応。
曲げられる素材については、材質と厚さとベンダーの強度しだい。
 
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使い方としては、ブレードの位置と曲げたい場所を合わせて固定し、左右のナットを均等に締めるだけ。
ブレードの押し具合で素材の曲がる角度が変わります。
原理としては、工場の板金加工で使われるものと同じです。


90度くらいまでなら曲げられるはず。
 
 
もっとも、まだ使ってみてないんですが。

Posted at 2010/07/16 00:44:19 | コメント(1) | 日記
2010年07月13日 イイね!

計画変更か・・・?

 
 
SACLAMさんとこのブログに、遮熱板の仕様が決まったと書かれていますが・・・・
 
 
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当方にはメールでもう少し詳しく連絡がありまして。
 
 
簡単に言えば、取付け用の金具をエキマニに溶接するという形になったようです。
 
しかしながら、金具一つとはいえメーカーの異なるものを溶接でくっつけてしまうので、遮熱板単体で販売する(SACLAMさんのアフターケアが受けにくい)場合、エキマニと遮熱板の保証の境界があいまいになってしまうという問題が。
 
 
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今後仕様変更が行われる可能性も無いわけではない・・・と思います。
一応代案を提示してみたりもしています。
 
しかし、こちらが待てる期間もあまり残っていないので、ひとまず自作という選択肢も実行に移すことに。
 
 
やるとなるとベンダー(曲げ具)の自作からなんですが、ベンダーの設計についてはほぼ決まってます。
ベンダー自体は、製作可能なサイズの制約におさまるモノであれば他のものも作れるので、無駄になりません・・・多分。
 
まずは明日材料を揃えて、できるだけ早く完成させないと・・・。
 
 
 
ベンダー製作や加工の進捗についても、写真撮るの忘れなければこちらに載せると思います。
 
 
Posted at 2010/07/13 22:42:40 | コメント(2) | 日記
2010年07月06日 イイね!

エキマニ到着! の補足

 
装着時の注意事項などを確認するため、取説等の封を切ったら、前回の記事に付け加えるべき重要なことを発見。
 
 
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登録用はがき等に隠れて、封を切るまで見えなかったのと、細かな付属品には手をつけずにおいたので気付けなかったのですが、オルタネータ用の遮熱シート(貼り付け式)が同梱されていました。
 
 
遮熱シートは、オルタネータの形に合わせてカットされている様子。
効果は遮熱板ほどではないと思いますが、熱害にはそれなりに配慮しているってことですね。
 
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取説の内容についてもう少し。
 
エキマニを外した状態でないと作業しにくい箇所も含め、熱対策として配管に巻く蛇腹状のチューブが付属し、使う場所も指示してあります。
どのくらい余るのかは不明ですが、おそらくエンジンルームから見える部分に使う分の遮熱チューブは自分で用意する必要があるでしょう。
例えば、ABSユニットから伸びるブレーキの配管とか、エキマニの真上を通っている金属パイプですね。
 
「エキマニを交換する時、ステアリングセンターがズレることがある」
という情報を耳にしていて、気になってたんですが、そこもズレ防止のための手順が解説してありました。
 
全体に、丁寧な作りの取説ですね~。
数々の経験と実績が生きています。
 
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で、SACLAMさんの遮熱板はというと・・・
 
ブログに掲載された業務連絡を見ると、15日以降にNC1のエキマニ装着を予定している様子。
 
その時には遮熱板が完成している、と解釈していいんでしょうかねぇ・・・。
 
 
ちなみに私は、SACLAMさんのであろうと自作であろうと、遮熱板には遮熱シートを貼って、さらなる保護とビビリ対策をする予定です。
 
Posted at 2010/07/06 00:28:56 | コメント(1) | 日記
2010年07月05日 イイね!

エキマニ到着!

マキシムさんのエキマニ、届きました。
 
 
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箱と登録はがきに、通し番号らしき番号が振ってあります。
初回出荷分だと20番くらいまでですな。
 
未使用の状態で現物を見ると、これまた綺麗ですねぇ。
 
フランジとパイプの溶接面は、ちゃんと段差がないように溶接してあります。
付属の遮熱板(放熱板?)兼ガスケットや中間パイプとの接続部のガスケットは、マツダの純正部品でした。
 
 
 
取り付けは、まだしばらく先になるかも。
 
オルタネータの遮熱板の件も片付いてないですしね。
SACLAMさんのは、仕様が決まらないまま忙しくて仕様決めが進んでいないのかな?
 
 
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それと、モノが手に入っただけでは車検対応の証明書は手に入りません。
 
エキマニに同梱の登録はがきをマキシムさんに返送することで、車種等に応じた適合証明書を発行する仕組みになってます。
これをやらないと、製品保証にも影響が出るそうな。
 
となると、中古品を手に入れた場合は車検適合を証明できない可能性が。
いずれ中古がオク等に出回った場合、注意が必要ですね。
 
Posted at 2010/07/05 00:59:35 | コメント(3) | 日記

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「あれっ? http://cvw.jp/b/557197/41548429/
何シテル?   05/31 23:16
黒耀(こくよう)と申します。 ロードスター20周年記念車(ソフトトップ・6MT)・ラパンSS(FF・5MT)・V-TWIN MAGNA初期型を所有している...
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