
今さらながらの、東京モーターショー報告第3弾、
今回が最終回です。
レクサス&トヨタ編、ホンダ編に続く最終回は、その他すべてのメーカーをひとくくりにさせていただきます。
ご了承ください。
まずは、日産ブースから。
(写真1)
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ニッサンが社運をかけるエコカー。
来年発売のEV、「LEAF」。
日産が描くエコカーの未来は、Zero Emission だそうです。
デザインも悪くないと思うので、これで補助金込み、ガソリン車並みの250万
くらいで発売されれば、大ヒットとなるかもしれませんね。
ただ大ヒットが逆に、インフラの弱さを露呈し、EVへの流れが停滞するかも
しれませんが・・・。
(写真2)
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続いてこちらも同じくEV、「Land Glider」。
(写真3)
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発売間近の新型「FUGA」。
こちらには、近い将来ハイブリッドが設定されるそうです。
なかなか格好いいですが、個人的にはやや現行モデルが好み。
でも、日産の高級車は内装がいいですね~!
(写真4)
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こちらも、発売が近い「QAZANA(カザーナ)」。
ちょっと好き嫌いが分かれそうですが、好みです。
エクストレイルは保守的なデザインですが、ムラーノ、カザーナとも、
未来的なデザインがいいですね。
(写真5)
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相変わらず、GTRは大人気のようです。
(写真6)
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続いて、マツダのコンセプトカー「清(きよら)」。
確か前回は、同様のコンセプトカーが3台くらい出展されていたので、今回は
かなり寂しい気がします。
ちなみにこちらはHVを使わない1.3Lのガソリン仕様で、10.15モードで何と!
インサイトを超える32km/Lをマークするそうです。
今のところは「あくまで目標値」だとは思いますが、実現されれば画期的!ですね。
デザインも、なかなか魅力的です。
(写真7)
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こちらは、プレマシー。
水素ロータリーエンジンのハイブリッド車。
(写真8)
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続いて、三菱ブース。
こちらは、将来のパジェロハイブリッドでしょうか。
「Mitsubishi Concept PX-MiEV」。
(写真9)
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既に発売済のEV、「i-MiEV」をベースにカーゴスペースを設けた
「i-MiEV CARGO」。
本来三菱は、電池を含む全てのパーツを自前で供給できるハズなので
、来る自動車革命を
主導できる可能性もあったのでしょうが、今となっては垂直統合モデル
は、逆効果ですね。
(写真10)
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続いて、スバルブース。
LEGACY B4 GT300です。
レガシーとは名前だけのようにも思いますが、めちゃめちゃ格好いいですね。
(写真11)
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「SUBARU HYBRID TOURER CONCEPT」。
これはデザインからして、次期レガシイ ハイブリッドのデザインスタディ
モデルでしょうか。
ちょっと、ヤバいくらい格好良くありませんか?
(写真12)
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2ドアのガルウィングモデルなので、このまま市販される確率はゼロですが、
それにしてもイケてますね。
もしこのデザインで出てきたら、即決レベルです。
(写真13)
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リヤは、若干アルファロメオ、ブレラをイメージさせますが、360°どこから
見ても、僕にとって隙の無いデザインだと思います。
ほ、ほ、ほ、欲しい~~~~~~~!
欲し過ぎます!
(写真14)
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こちらは、「プラグインステラ」です。
(写真15)
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スズキブースへ。
こちらも発売間近の、「KIZASHI」です。
確か、過去に3種類くらいコンセプトモデルが発表されてきたように思い
ますが、市販版はちょっと大人しくまとまってしまい、残念です。
アメリカでは、レガシイB4、アコードあたりと競合するのでしょうか。
(写真16)
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こちらは前回TMS2007に出展された、KIZASHIのコンセプトモデルです。
まあショ―カーとの比較は意味がないのですが、それにしても今回の市販
版と比較して、格好良すぎます。
これは、RVとしてのコンセプトカーですね。
(写真17)
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燃料電池車、「SX4-FCV」。
(写真18)
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スイフトのプラグインハイブリッド。
(写真19)
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発売間近の、新型アルトコンセプト。
(写真20)
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続いて、ダイハツブース。
軽のガソリン仕様ながら、10.15モードで30km/Lをマークする「e:s」。
これは、かなり良いデザインだと思います。
(写真21)
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こちらも、ワールドプレミアとなる「Deca Deca(デカ デカ)」。
(写真22)
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こちらは、「basket(バスケット)」。
ライバルのスズキは、今回のKizashiを見ても、フルラインナップ化を推進
するのでしょうが、自らの強みを活かし、軽に特化するダイハツの戦略は
正解だと思います。
以上で、全国産メーカーの見学は終了。
(写真23)
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さて、ここからはその他諸々の画像をまとめて上げておきます。
(写真24)
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(写真25)
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(写真26)
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(写真27)
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(写真28)
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ケーターハムは、普遍的な魅力がありますね。
(写真29)
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数少ない、輸入車出展メーカーのロータス。
(写真30)
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やはりモーターショーは、こうでないとイケません。
輸入車特有の「花」。
なぜ、日本車にはマネができないのでしょうね・・・。
とても、残念です。
(写真31)
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BMWをベースにしたALPINA。
(写真32)
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(写真33)
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(写真36)
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(写真37)
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新型ベンツEクラスに燃費性能に優れたブルーエフィシェンシーテクノロジー、
直噴ターボガソリンエンジンを搭載し、1.8Lモデルで2.5Lクラスと同等の出力
を発生するCGIブルーエフィシェンシーモデル。
フォルクスワーゲンも同様ですが、どうもドイツ車は過給機を使うことで排気量
を下げ、燃費改善を目指す方法が主流のようです。
(写真38)
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今年の10ベストカーにも選ばれた、ボルボの新世代モデル「XC60」。
こちらは、僕自身大のお気に入り。
せめて全高が155cm以下なら、うちの立体駐車場に入れば、即決だった
のですが・・・。
とても、残念です。
(写真39)
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(写真40)
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こちらもお気に入り。
アルファロメオの「MITO」。
ちょっとリスを思わせるファニーフェイスが微妙だと感じる方がいる
かもしれませんが、こちらは5ドアモデルが存在すれば、僕の愛車に
なっていた可能性が高いです。
う~ん・・・。
やっぱり、車選びって難しい。
(写真41)
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(写真42)
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1997年に誕生した、初代プリウス。
今回は、過去30回に渡るイヤ―カーの展示がありました。
直近の10年間でベストと評価されたのは初代フィットだったそうですが、
個人的に過去30年間でベストを選ぶなら、僕なら迷わず初代プリウスを
選びます。
何しろ、今から12年も前に現在のエコカーの流れを作ることになる、
プリウスが投入されたのは、画期的です。
そういう意味では、まったく光を受けることがなかったとも言える、
初代インサイトもホンダらしい、先進性のある車だったと思います。
(写真43)
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今から40年以上も前、1960年代に作られたトヨタのハイブリッド
「GT HYBD」。
素晴らしいコンセプトですね!
(写真44)
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この日はショー見学の後、夕方便で釜山へ移動する予定だったので、あまり
時間がありませんでしたが、最後に部品メーカーのブースを少しだけ。
僕の愛車、HS250hのライトの展示がありました。
HSはハンドルの切れ角に応じてライトが動くのですが、想像していたよりも
可動範囲が大きく、少々びっくりしました。
乗り換えるまで故障しなければ良いのですが、少々心配です。
以上で今回の東京モーターショー2009の全見学日程をすべて無事に終了した
ので、個人的な5ベストカーを書いておきます。
1:SUBARU HYBRID TOURER CONCEPT(スバル)
2:FT-86 Concept(トヨタ)
3:LF-Ch(レクサス)
4:シビック TYPE R ユーロ(ホンダ)
5:CRZ(ホンダ)
5位のシビックだけ、ショ―カー/コンセプトモデルではありません。
残念ながら、個人的にはLFAは選外の第6位。
参考までに、うちの奥さん選出のランキングも以下に。
1:FT-86 Concept(トヨタ)
2:シビック TYPE R ユーロ(ホンダ)
3:LF-Ch(レクサス)
4:LFA(レクサス)
5:清/きよら(マツダ)
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残念ながら、今回のTMSはどこのメーカーも、どこを見てもエコカー
一色でした。
直前にドイツで開催されたフランクフルトモーターショーでは、
エコカーが多い中にも
興味深い車が色々と出てたけど、今回に限っては東京モ―タ―ショー
はさっぱり。
ワールドプレミアもほとんど無いし、世界最大の自動車大国のお膝元、
3大モーターショーがこれではねえ・・・。
輸入車メーカーはほとんど不参加。
国産車も夢のあるコンセプトカーの出展が激減し、パンフレットも
コストダウンの影響が著しく、まさに「ぺらっぺら」。
今のところ、トヨタ、ホンダがエコカー市場で世界をリードしていますが、
小手先のエコカーに未来はあるのか、とちょっと不安になりました。
今は開発がおいついていないものの、哲学のあるドイツメーカーと将来も
やりあっていけるのか、個人的には少し心配です。
いつまでもこのまま、8-9社の体制は維持できない時が来るかもしれません。
次回、2011年は、夢のあるモーターショーの復活を心から願っています。
ぜひとも、輸入車も復活して欲しいものです。