アルピニストのブログ一覧

シルバーウィークは広島～島根～山口を巡ってきました。
まずは広島空港から呉市「大和ミュージアム」へ。
戦艦大和は美しい～　しかし、あんな粉々になって沈んでいるとは知りませんでした。


次はすぐお隣の海上自衛隊呉資料館「てつのくじら館」を見学。
展示されている潜水艦「あきしお」艦内に乗艦できて感動！
また、恥ずかしながら知りませんでしたが、太平洋戦争末期にB-29により日本近海に1万発もの機雷が撒かれていて、戦後1,300人もの犠牲者がでていたとは・・・
そして機雷掃海作業に就く海上自衛隊（前身の保安隊含）にも多くの犠牲者が出てい事も。


その後、瀬戸内しまなみ海道で瀬戸内の島々を堪能しつつ四国本土に渡る予定だったのですが、上記2館で長時間費やしてしまい諦め。地図を見ていて呉からも島々に渡れる橋があるのを発見。
この「安芸灘とびしま海道」に行ってみる事にしました。
7つの橋で7つの島を巡り、最後に県境を越えて愛媛県今治市の岡村島に到達。
どの島も変に観光地化されておらず、ミカン畑ばかりの静かな島でした。


1泊目は広島市街の安ホテルに泊まり、翌日はどうしても訪れたかった広島平和記念公園へ。

国会で安保関連法案が可決された直後という事もあり、色々と考えさせられます。
基本的には現政権のやりたい事は理解できるのだが、やり方が納得できない。
自民党支持者でもないのだが、何故党是でもある自主憲法制定からやらないのか？
「憲法9条が日本を守っている」「自衛隊は違憲、即刻解体　米軍も日本から出ていけ」等々、極端とも思える考えの方が意外に多いのもあり、簡単には行かないのは想像できる。
だが、いつまで占領軍から押し付けられた現憲法にしがみ付いているのかと・・・
変える必要が無い条項は一語一句同じでいい。でも如何にして国土と国民を守るのか明記した憲法にして欲しい。そして自国の平和のみ追求するのか、世界平和にはどこまで貢献するのか。

と言っても、様々な意見があるのはまだ健全な証拠。マスコミの偏向報道や周りの風潮に流され易い日本人、一番怖いのは万が一の有事の際に一気に危険な方向に世論がまとまる事だと思う。



広島で一気に重くなった気分を島根の温泉で癒します。
まずは島根県美郷町　「千原温泉　千原湯谷湯治場」で立寄り湯。
ヌル湯なのでのんびり長湯をしてきましたが、浴槽の底からプクプクと湧く温泉が素晴らしい♪
気泡が体を伝ってくるのがくすぐったいやら気持ち良いやら・・・



こちらは島根県太田市　「小屋原温泉　熊谷旅館」。
小さな4つの湯舟があり、貸切で入浴となります。こちらもヌル湯で長湯に最適。
ふと気付くと全身泡だらけになっている炭酸分を含んだ温泉です♪



そして2泊目の宿は島根県美郷町　「湯抱温泉　中村旅館」。
大正5年創業からの建屋を今も使っていて、屋根が崩れかかっている所も・・・！
しかしこの宿、10数部屋あるのだが宿泊は1組限定。こちらが恐縮してしまうような丁寧な接客。
御夫婦と息子さんの家族経営で素晴らしい宿でした。

肝心な温泉は扉を開けた瞬間思わず絶句してしまうような状態。
湯舟から何か恐ろしいモノが溢れ出ているような凄さ！
よくよく見ると大正築らしく壁・浴槽・床全てが細かいモザイクタイルで覆われているのだが、それを埋め尽くす析出物はたった100年程度で出来るものなのか・・・
画像右下の魔界への入口の様な穴は排水口。間もなく塞がりそうです。
源泉は30℃程度とぬるく、入浴の度に薪で沸かしてくれています。
そんな手間を掛けさせて申し訳無いのですが、3回入浴させていただきました♪
風呂も食事も自分らの為だけに面倒見ていただき、本当に贅沢な気持ちにさせてくれる宿でした。



3日目は萩を経由して下関へ。どこかの温泉宿に泊まりたかったのですが予約できず、下関市街のホテルに宿泊。せめて夕食は豪華にと、ふく料理専門店でふくのフルコースを堪能♪



























本場下関の河豚は大変おいしゅうございました～♪



最終日は関門橋を渡り九州へ上陸！　門司港駅周辺を徘徊して関門トンネルでまた山口へ。

その後、秋吉台を見て回り、最後に湯田温泉でひとっ風呂浴びて宇部空港から帰ってきました。

広島、島根、山口、愛媛、福岡と廻れて充実したシルバーウィークとなりました♪



その他画像はフォトギャラリーで

　　「大和ミュージアム」　「てつのくじら館」　「安芸灘とびしま海道」

　　「広島平和祈念公園」

　　「千原温泉」　「小屋原温泉」

　　「湯抱温泉　中村旅館」

　　「萩」　「下関」　「秋吉台」