(前半)からの続きです。
<スタート>
36号車 失敗。ポールを決めた際のいつものパターンらしい(笑)。スタートを決めた3号車に抜かれる。44号車、1コーナのアウトから36号車に並走。後方では、4位 スタートの 92号車 を 30号車 がインから抜き、一旦前に出る。1コーナを抜けたところで 36号車、44号車をかわして前に。92号車はアウトから抜き返し30号車の前に。入れ替わりは先頭の2台のみ。以降、順位は ディープに絡んでいた先頭3台までのレポートです。
1LAP(3→36→44)
スタート後の順位を保ったまま周回。
2LAP(順位かわらず)
S字で3号車やや失敗、36号車若干詰まると、奥のヘアピン手前で44号車がアウトからノーズを並べる。クロスで並べるに至らず、先の便所コーナでインを狙うも届かず。最終の立ち上がりで44号車、36号車に貼り付きテールツーノーズ。
3LAP(順位かわらず)
44号車メインストレートを36号車に貼りついたまま、右、左、悩んだ結果アウトに。鼻の先がリアにかぶる程度の並走。1コーナ渾身のブレーキで飛び込み、一瞬前に出る。悪くないタイミングであるが、さすがの36号車さん、インで無難にまとめコーナを抜ける頃には前に出る。開始早々の小手調べ。気持ちも盛り上がる。S字の出口、前の周と同じように若干詰まった感じ。44号車、奥のヘアピンの前で再び半車身ほど36号車のアウトに並べる。クロスを狙うが、ここのコーナは出口が下っていて筑波のヘアピンのようには走れない。かなり近接したまま、次の便所コーナの前でインを狙うがまだまだ届かず。
4LAP(順位かわらず)
1コーナ、44号車(わたし)36号車と若干距離があるものの、なんとなくインベタ走行でコーナリング直前にアウトに振ってみる。大きくアンダーを出し、なにやっているのか判らない状態(笑)。前方との距離が離れる。36号車、一旦3号車に貼りつくも、最終で失速。後方を追いかける92号車、ここまで貼り付いてきたが、若干遅れはじめる。こちらも全開で走っていました。ここまで追ってくるということは予選のベストは間違いなく更新している。と、レース中にどうでも良いことを考える(笑)。
5LAP(順位かわらず)
ホームストレートで、44号車36号車に追いつくが、1コーナで仕掛けるまでは付けられない。36号車、1コーナをはじめとするタイトコーナが上手い。S字を抜ける頃には再び3号車に追いつく。
6LAP(順位変わらず)
S字を抜ける頃には3台の距離が近づく。最終(つまり12コーナ以降)で36号車が3号車のインを狙う。並びそうなところまで近づくが、NC2はレブが500回転異なる。このような上り坂でこれが活きてくる。振りきられる。
7LAP(順位変わらず)
S字で3台詰まると、奥のヘアピン、便所コーナと、得意なタイトコーナを活かして36号車、3号車にベタ付けに。最終で再びインから3号車を狙うも、やはり届かず。
8LAP(順位かわらず)
最終、44号車会心のコーナリング。36号車との距離が詰まってゆく。
9LAP(順位変わらず)
ホームストレート、44号車が36号車のインを取る。レース全体を通して最も決定的なチャンス。36号車の前を走る3号車との距離も近い。全神経を集中してインへ飛び込む。完全に入った!しかしながら、経験豊富な36号車のこと。一筋縄では行かない。アウトに譲ったラインでしっかりと立ち上がりで速度を乗せてくる。私が右、36号車が左。S字入口、左コーナのため36号車が若干前に出ると、完璧に横並び。当然お互いに譲れない。
完全なサイドバイサイドでお互いに全く見えない。よりによって最も危険なS字。勝負の分かれ目。真横に気配を感じながらアウトから飛び込む。イン側の36号車、譲ったなら左のミラーに写るはずであるが、見えない。ということは相手も飛び込んできた。S字出口の右。アウト一杯にかわし、洗濯板の縁石をダンダンと乗り越えながら、若干アクセルを緩めてしまった。今思えば、ここで踏みっぱで行けば前に出れたのかもしれない。
S字を抜けると36号車が前に。ここぞというタイミングで勝負あり。今日の36号車は安易に譲るつもりは無い。本気で勝ちを狙っている!
最終で、若干36号車が失敗。再びチャンス。
10LAP(順位変わらず)
ホームストレート。完全にインを狙えるタイミング。行くか?先ほどの36号車の意思表示が、飛び込みをためらわせる。些細なためらいが勝敗を分ける。アウトから飛び込んだ36号車のインを刺すことができない。
11LAP(36号車←→44号車←→3号車)
3台やや距離を保ったままの周回。最終コーナを抜けて上り坂を終わるころ、突然3号車が激しいスキール音とともに失速、若干のシフトミス(4速に入れたら2速に入ったとか?)があったよう。3号車、すぐにアウトに車をかわす。先頭を譲り、クラスが異なる2台に充分バトルを楽しませたいという配慮のよう。
12LAP(順位かわらず)
ここから、実質的に36号車との一騎討ち。セッティングの違いもあり、横グリップを活かして立ち上がり重視の走りの36号車に対し、回頭性を活かしてブレーキの飛び込みで勝負の私、44号車。2台、ここに来てペースアップ。お互いにレース中ベストタイムである11秒9を刻む。
13LAP(順位かわらず)
雨がパラパラと振る始める。まだまだドライ、全開で行ける。便所コーナーでは、早くも周回遅れの32号車さんに遭遇。腕は問題ないハズですが、いかんせん車のポテンシャルが違う。特に最終の登りがNB6では厳しい。追い抜きでは、私の方が若干有利なタイミング。最終立ち上がりで再び36号車にベタ付けに。チャンス。
14LAP(順位変わらず)
ホームストレート、思ったより伸びずにインは刺せず。決定的なチャンスはなし。
15LAP (順位変わらず)
周回遅れの25号車さんに遭遇。奥のヘアピンでパス。今度も私に有利なタイミング。完全にクロスを狙えるタイミング。立ち上がり、並ぶことはできなかったものの近い。便所コーナでインを狙うが届かず。そのままチェッカーを迎える。
実力を出し切った、36号車さん思った通りの展開で満足でしょう。勝とうという気持ちの強さも充分伝わりました。36号車さんの引き立て役の私も、脇役、やられ役としてバッサリ切られて見事に務めを果たしました(笑)。本音を言うと、2、3周 前を走らせて頂ければもっと盛り上がったのですが...(爆) 15周たっぷりと味わったバトルも、満足感のあるものでした。結果的には頭を取れなかったとはいえ、内容的には満足のゆくレースでした。
事務局の方々、サートラを含めてこのような状況の中で集まって、盛り上げて下さった皆さま、事故なく大変楽しいレース、競技会になって良かったですね。特に、サートラ参加の方々からは、今後もエビスで競技会を開催して欲しいとの意見が多数挙がっておりました。そいういった意味でも、今回のイベントは大成功だったと思います。
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Posted at
2011/07/26 01:24:24