
今朝 起きると肩が微妙に痛い。そして最近 坐骨も痛い。
肩は 若気の至りで スノーボード&BMXに夢中になりスノーボードのハーフパイプで左肩靭帯を3本切ってしまった。
BMXでは右肩の靭帯を1本・・・
現在44歳 右坐骨から足の先までツル感じの痛み・・・おそらく坐骨神経通であろう。
出産時 逆児で生まれた私は 直ぐに股関節脱臼と診断されたのである。
それも影響しているのか?
もちろん母を恨んではない。
母は 股関節を金属のギブスで固定している私を 毎日おんぶをして浅草寺病院までリハビリへと足をむけていた。
その母の背中は ギブスで痣だらけだったと亡き父から聞かされた事を覚えている。
リハビリをしないと片足を引きずって歩く事になる私を思って母は 通っていたらしい。
そんな私も 中学時代12秒台で100mを走る事ができ、野球名門高校からも幾つかからお誘いがあったのだ。
幼い記憶の中で 朝早くから母に起こされた。
姉 妹がいるのに何故私だけ 母に連れて行かされたのだろうか?
それも 電気もつけずに着替え静かに家を出た。
行き先は 浅草観音温泉であった。
私だけ母に特別扱いをされた様で とても嬉しかった。
どこへ行くにも私は 小さい玩具を必ず持って行く子供であった。
多分 お菓子のおまけで付いてきた怪物くんの人形であろう。
今でも その癖は怪物くんから9インチCPかカメラに変わっただけであるが・・・
そんな事を思いながら 肌寒い今日 痛みのある肩 坐骨 冷え性の足をあたために浅草観音温泉へと行ったのである。
そんな理由で 会社を休んでしまった ^^
昔の銭湯は みんなこんな様な下駄箱
子供の頃の記憶どおり湯の色は茶色であったが、熱く感じた湯は 少し温いぐらいである。
子供心に この湯の色は覚えていた
何となく記憶に残るバンビの乗り物
今では動かないバンビの乗り物 昔は薬局前にも あったもんだ
このレトロな空間で 先ほどの母の話を再度思い出すと 観音温泉の後 直ぐ近くにある浅草寺病院へ股関節脱臼の定期健診へ行ったのだと思ってきた。
ならば姉や妹を起こさないはずである。
改めて母に聞く必要もない。
脱衣場の窓を開けると裏路地 いかにも昔の浅草と言う佇まい
病院での待ち時間 浅草寺内に小さな池があり 私は亀を見ていると大人しかったらしい。
親戚連中に 「おかぁちゃんが老いたら お前がおかぁちゃんを背負って池の亀を見に連れて行け」とからかわれた事なども湯の中で思い出しニヤけてしまった。
母が望むのであれば、それも満更悪くないだろう。私の体力のあるうちは。。。
母も70歳を超え皺が増え二周り程小さくなった。
そんな母の思い出が残る観音温泉の湯である。
私の生まれた浅草寺病院もすっかり綺麗に建て変わり、無料で よく遊んでいた花やしきで雷魚釣りをやっていた。 私は この地が大好きである。
The photograph is i phone.
Posted at 2009/10/26 16:07:02 | |
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