
少し昔話をしてみます。
昭和44年春、大学に入学したと同時に自動車教習所に通い始めました。
兵庫県の免許試験場の隣に今でもある教習所です。
当時の教習所費用はストレートに卒業できたとして38,000円でしたが、
ボクは卒業検定で脱輪した為(汗)2教程追加になったので40,000円でした(笑)
でも、追加教程が1教程1,000円とは今では考えれませんね?
教習車は全て「日産セドリック 2代目の130型」でした。
今ではAT免許も存在するのですが、当時はMT免許のみです。
申し込みに行き、教官からシュミレーション(遊園地の幼児用みたいなの)で
ハンドルの操作を教えてもらい、いざコースに案内されました(驚)
ボク 「あのぉ・・今日もう運転できるんですか?」
教官 「乗りにきたんでしょ?」 ええんかい!?←心の叫び
実は当日から運転させてもらえるとは思っていなかったので
少々戸惑いながら運転席に案内されました。
シート(当時はベンチシートだったような)を調整し、エンジンをかけました。
ミッションはコラムシフトの3段、クラッチを踏みこみ1速に入れます。
少しエンジンを吹かしながらクラッチを合わせると結構スムーズにコースインです。
教官からの指示はなく、当たり前のように2速→3速(トップ)とシフトアップして、
調子よく教習コースを回っていると教官から一言・・・。
「かなり運転してたな??」・・・(汗)
「あのぉ・・まぁ そこそこ です」・・・(冷汗)
教官も種々様々で最初の教官は実におおらかな方だったようです。
路上教習の時も、「煙草 吸いたかったら吸って構わんよ」だったもんね(笑)
今はどうなんだか知りませんが、生徒から教官を指名する事はできず
神経質な教官に当たると地獄ですね。
Posted at 2010/03/13 10:53:11 | |
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