
燃料電気代高騰で我が家も対策しようということになり、
年末に薪ストーブ(新潟製48cmステン)を購入。
マンションなのでなるべく煙を出さないように
ストーブの中にフライパン(スキレット)を入れて、そのうえで
薪ではなくオガ炭で暖を取ろうということになりました。
試しに、定期的に換気しながら室内排気で燃やしてみたところ
問題なく1週間ほど運転できました。
★体感、デロンギ2基分の火力があると思います
試験的に購入した3kgのオガ炭備蓄が底を尽いたため
安価なオガ炭を10kg購入。
12/29オガ炭到着
早速、着火。
4時間後・・・
「ウーウー ピッポッ ピッポッ
一酸化炭素を検知しました 危険です! 危険です!」
実際にお知らせしてくれたキッチン上部の警報機どの
すぐさま、警備員さんが駆けつけてくれました。
使う時はcoの通らないビニールで警報機を覆ってしまうと良い
というアドリブコメントを頂戴しました。
※必ず元に戻すこと
原因は、安物オガ炭の不完全燃焼。それと
台所は換気していたんだけど
シーリングファンを回さなかったため
天井に滞留した模様。
100ppmで3分以内に70dbクラスの警報とか仕様書に書いてあったけど
これ、リセットできず止まりませんでした。
正常値に戻るまで止まらない仕様だそう。
迷惑を掛けたくないが、温まりたい。
ということで、ストーブの排気を弄ることにしました。
思いついたのが”触媒”・・・安易www
単車のキャタライザーです。
低温作動する小さいものを探しましたがあまり市販されてないんですね。。。
300℃くらいで機能するようで、こいつを使えばもしや!と
アルミ缶と耐熱テープで(4~5mm)太くして、
パナソニックの片落ち管(φ100→φ50)の中にいい加減にぶち込んで
接続
さて、触媒の効果は・・・
999→504ppm
ぎゃーーーー!504!!!
致死レベル
温度が足りなかったのか、風量が多すぎるのか
解りませんが、失敗です。
っていうか、触媒高すぎ!
スチールストーブより高いってw
測定には、通販で売っていた
一酸化炭素測定器 1000円
キャンプに持っていける携行型を使いました
ファンはφ50の中華製ダクトファン3900円。
安い割には感度が良いです。
マンション設置の警報機と同様で
電池を外さないと止まりません。
他にも2台違うメーカーで購入。
測定体制だけは万全。。。
ストーブ直上部での一酸化炭素量は
どの警報機でもメーターが振り切れるほどでした。
999ppm以上。
全体に火が回っていても999以上なので、
安物だからでしょうか。
もちろん、屋外で調査していますw
ちなみに
携行型測定器のうち上記の1台だけ
測定中のみスピーカーだけ外して、警告光と液晶表示だけ生かしています。
基盤についているコネクタを外すだけ
うるさくないので、じっくり監視できました。
さて、話を戻しまして
ストーブの最も効率的な使い方は
排熱を直接部屋に漂わせることですが、
この状態だと触媒を使っても一酸化炭素は半分くらいしか
減らせていないので、室内排気はダメということが判明。
屋外排気でさらに排熱を利用するにはあれしかありません。
そう
お隣国の開発したオンドル
ジャバラを使って、配管を床を回し
台所のレンジフードから排気することにしました。
我が家のダイニングテーブルは
ミカン箱とイケアの脚に板を載せただけの
激安テーブル。
その足元にジャバラを回しました。するとどうでしょう
足元ポッカポカ~💛
ストーブ稼働中は排気のために台所のシロッコは
回さないといけませんが。。。
ストーブ内を負圧にするため、ルート上にダクトファンが付いていますが、
速度が可変できるため、火力が欲しい時はファン速度を変えたりして
楽しんでいます。
ジャバラは10mまるまる使っているので、ストーブ直近は灼熱ですが、
8mも流すと常温まで下がるので、ファンには影響ない模様。
排熱をほぼ完全利用できていると思いますが、
いずれは、屋根裏に配管を回してレンジフード使わないようにしたいです。
以上
まったくお勧めしませんが、
マンションで薪ストーブを使ってみたかったお話でした。
ストーブ
本間製作所 APS-48DX BLACK
※ゆるキャン△で出てました後から知ってちょっと嬉しい
COアラーム
KIUP 一酸化炭素チェッカー(他2台)
スキレット
CAPTAIN STAG スキレット18cm 上下UG3044+3043
※就寝時は上下合わせてオガ炭を消火します
オガ炭
安いやつ
※商品名晒しませんが、非常にすっぱ臭い。爆ぜます。
ジャバラ
ワイヤアルミダクト悟空φ50(内径)x10m
※アルミが丈夫でワイヤーも固すぎるくらいがっちり
触媒
OUTEX φ45x60 300セル
※φ50だとグラつきます
片落ち管
パナソニック FY-KP421
※広げないとピッタリハマりません
パイプファン
SAROZZTAL φ50外径(100V/AC スピコン付き、LH-50S 12V 6W 38db)
その他
ホースバンド各種(微妙に内径が合わず、必要不可欠でした)
火鉢用木灰(オガ炭下部に火を回すため)
高温耐熱テフロンテープ(300℃だったか)
ゆるきゃん△アウトドアグローブ牛革
(別にゆるキャン△じゃなくてもイイんだけど)
レンガ2本(スキレットの下に敷いています)
Posted at 2023/02/27 10:57:47 | |
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