最近のスマホやタブレットで主流になってきましたね。
Type-Cの凄いところは、その電力供給能力と、
向きを選ばないコネクタ形状。
みんな知ってる?ことなんだろうけど、
それがしはよくわかっていないので勉強するソス。
USBの規格は、Type-AやType-B, mini-Bなどたくさん出てきたけど、
充電能力は5V-2.4A(12W)が最高だった。
それがType-Cになると最大100Wらしい。
8倍くらいの供給能力があることになるから、
充電もそれだけ速くなるのかなー?。
んで、試しに
AC100V用の100W出力の充電器を買って
4年前に出たスマホExperia1を充電してみたところ、
体感だと4倍くらいの充電速度でした。
しかし、
1年前5000円で買ったタブレットは充電できませんでした。
充電器の取説を見ると使用対象「PD」と書いてあります。
そして、安物タブレットには「QC」と読めます。
・4年前に買ったExperiaはまさかのPD対応で、
・1年前に買ったタブレットはこの充電器の出力に非対応のようです。
コネクタの形状が合っていても充電できないパターンあるのね
後続互換と思っていたので、てっきり
どの充電器を買っても充電できると思ってました。
※野良チャージャーという俗称で呼ばれる充電器は
デバイス側の要求電流を判別できないものがあり、
高電流を通過させてしまうこともあるそうです。
充電器選びは慎重に行いましょう。
なお、ダイソーの300円充電器は性能良いらしいです
QC/IQ/PD・・・なんぞ???
※他にもサムソンのSFC/HUAWEIのSC/OPPOのVOOCとか
いろいろあるみたいだけど、多すぎなので触れません。
※iOSはよくわかんないので触れません。
※VBUSやPRIMARY DETECTIONについても同様
QC(QUICK CHAGE)5の場合
QUAL COMM社規格(100Wまで)
3.3V~20Vまで200mV刻み、2.6A~5.0Aの可変出力
おもちのデバイスがSOC(CPU+GPU)がSNAPDRAGONの人は
この規格の充電器を用意すれば間違いない模様。
※ただし、充電能力はデバイス側の規格にダウンされます。
補足(受電側)
そもそも、基本的に5Vで駆動しているスマホ。
20Vも送って大丈夫なの?って思っていたら、
どうやらスマホの中央演算処理装置で電圧を電流に変換して充電しているそうで、
高電圧より高電流が危険だからという観点からみたい。
クアルコム社製のみ?
PD(PWER DELIVERY)3.1の場合
USB IMPLEMENTERS FORUMが策定した規格だそうで、
充電中のデータ転送にも配慮した設計とのこと。
USB-IFが充電規格のリファレンスになるなのだろうか・・・
とにかく規格は統一してほしいです。
5V9V15V20V28V36V48V(固定電圧)
100mV刻み、最大240W
パソコンもUSBで稼働させることができそうな容量ですね!
今後は、この規格に統一されそうなきがしてきました。
IQ(POWER IQ)3.0の場合
Anker社独自の充電規格
9V15V20V、3A3A5Aで充電器側が自動判断
充電器メーカーでは最高と言ってもよいほど売れている・・・ために
イジめられて規格違反を理由に締め出しの動きがあるとか言われていますが、
PD規格に正式対応したとの記事もありました。よかったね!
PDによる充電よりもほんの少し速いとの噂。
充電スピード
IQ3.0>PD>QC
との記事がありましたが、ほとんど変わらないくらいの違いとのこと。
話がそれますが
データ転送はケーブルも気にしないとだめ?
Type-Cケーブルでも、
480Mbpsとか5Gbpsの転送速度のモノは、
USB 2.0/USB 3.0となり、データ転送速度が低いです。
2022年現在は、USB 40Gbps(USB4 Ver.1.0相当)が最高で
この記載のあるケーブルを購入しておけば問題ないみたいです。
充電だけということであれば100W対応のケーブルで構わないです。
SDカードを抜いてPCに画像を取り込むのが面倒くさいクジのは、
ケーブルをスマホにぶっ差してやり取りするので、
速いケーブル規格が増えるのは嬉しいです。
さて、お話をもとに戻しまして。
UXのType-Cの充電速度をこんな感じで測定しました。
ダッシュボード下にある光ってる2つのポートが
Type-C充電用端子。
通過電力が判るケーブルの確認もしてみました。
5.07Vで1.91A=9.68Wを給電していました。
電力見えるケーブル1(仮称)だと9.0Wの表示。ちょっとズレてるな
この時の端末の電池残量は58%
違うメーカーの電力見えるケーブル2(仮称)
四捨五入なのかな10W
二けたになると小数点以下は表示されない模様。
概ね合っているので、そんなもんなのでしょう。
UXの充電能力は
QCとPDのみに対応するようですが、
どちらを使っているのかはまだ判別できませんでした。
電圧が固定されていないみたいなのでQCなのかな・・・
連続的に監視できれば電圧の変化とかプロットできるかもだけど
面倒くさいからやりません。
遅い充電ポートなので
残念だったけど、勉強になったからいいや