
はい。なんとかOS起動までこぎつけました。
第三回の今回は、
一気にパソコンを組み上げます。
←右下の「エラー」は気にしちゃダメ♡
※この記事は初心者による組み立てなので、間違っていることもあるかもしれません。
訂正しますのでメッセージにてご指摘いただけると嬉しいです(他力本願w)。
ガラス扉が落下するという事故がありましたが、
アレ、なんとかくっつきました。
使用した接着剤は
これです。
レビューで面白い書き込みがあったので買いました。
「これでくっつかなければ諦めるぐらいに信頼している接着剤です。」
ですって。センスあるわ。
搭載パーツ
組み立て前に、
取り付ける前の状態を撮影してあったので、
各パーツを紹介します。
マザーボード
マザーボードは、
パニクって画像を既に載せていますので端折りまして、
そこに搭載するパーツからいきます。
メモリー
まずは、このマザーボード右寄りにある長細い4つのパーツ。
これがメモリー(RAM)です。

一次的に情報を蓄えておく場所です。
とても高速な信号速度で可動しますが、
通電中だけです。
これから自作に挑戦される方、いうまでもなく
メモリーは多くて困ることはほぼありませんので、
スペースとおマネに余裕があったらガンガン載せましょう!
手配したマザーボードの仕様では64GB(ギガバイト)まで搭載可能ですが、
大容量になると結構高いので、8GBx4枚の合計32GBにしました。
※マイクラなど、RAMの割り当て(
使用スペース)を変更できるので
メモリーが大きいと落ちにくくなったり快適に遊べます。
メモリーは沢山の種類があるのですが、
私のお気に入りはG-Skill社のトライデントZシリーズRGB
最新の型番は知りません。。。

このシリーズを何枚か使いましたが、壊れたことありません。
このRAM、
眩しすぎずに光るんですw
やらわかめな感じが丁度いい。
カメラのせいで眩しそうに見えますが、
まぶしくないですよほんとですよ
光らなければその分安いのですが、
ケース全体でのぴかぴかは初挑戦だったし、光らせたいがために、
速度は製品ラインナップ中でも最低(最安)のものを買いました。
(三年前くらいにポチ。動くか心配でした)
続きましては、
CPU
パソコンの中核となる「CPU」です。
中央演算処理装置なんてかっこいい呼び方らしいですけど
略すと「中演装」って感じでしょうか・・・
あ・・・日本語で略しちゃだめだわ

ぷっ・・・逆さまw
この3cmほどのちいさなチップをマザーボードの指定位置ソケットに搭載します。

同じソケットタイプ(チップセットといいます)のマザーボードなら
より良いCPUに載せ替えることで、パワーアップが図れます。
ちなみに、会社の愛機は6700Kという数年前のCPUですが、
同じLGA1151というチップセットなので、
今回のCPUを会社のパソコンに換装することも可能。
(やるわけないケド)
6700Kと9900にソケットの互換性はありません
訂正いたしますm(_ _)m
みんな知ってるだろうけど搭載箇所は、ここ

ど真ん中です。鎮座しているみたいでイイね!
今回のCPUは基盤に窪みが二か所あり、
この窪みにマザーボードの出っ張りを合わせる感じで
慎重に!慎重に!!セットしてから、ロックします。
セットする前には、
必ず裸になって舞を奉納することになっていますので
特に女性はルールを必ず守ってください。
ハイエンドのCPUではないにしても、
5年という辛く長い貯金の日々が、この一瞬にかかっていると思うと、
セットするときは結構緊張します。
つまり
静電気は除去しましょう。ということをお話ししたかったのです。
ちなみに、
このCPUは第9世代の9900KFというタイプで、
(あまり詳しく説明するとウザいのでざっくり)
Kシリーズは、
マザーボード側のリミッター的な端子を解除した状態で電圧を上げると
演算スピードが速くなります。
※あまり上げると、自動的に電源が落ちますw
この遊びは、OC(オーバークロック)なんて呼ばれてます。
型番末尾の「F」
9900Kの方は簡易的な内蔵のグラフィック処理機能がありますが、
9900KFにはありません。
オンボードグラフィックスという機能ですが、
その機能他を外しているそうです。
その分少しだけ安いです。
本当は、「KS」という限定モデルが気になっていたのですが、
在庫なし、そして「KF」より2万円以上高い!
ということで、
「どうせグラフィックカードを買うんだし「KF」でいいや」、
というほんわかありがちチョイスw
ネットで見かけたコメントでは、
「Kの失敗作を集めて売ってるのがKFって噂」
なんだとか
((((;゚Д゚))))エエエ
余談が”oc”してあっちに向かいそうなので
このへんにします
お次は・・・
C:ドライブ(というより記憶装置)
今回は、
M.2のSSD(NVMeクラス)にしました。
前の記事で簡単に説明したので画像だけ↓。
あかまる
搭載位置は、
ここ

ここっていっても判り辛いですね。。。
マザーボードの右下になります。青い基盤の子がM.2です。
この場所以外にも搭載する専用ポート(コネクタ)がいくつかあるのですが、
場所によってはSATAポート(HDDなどの内蔵型周辺機器を接続するポート)が
1つ、同時には使えなくなるので、この専用ポート位置に設置。
SSDに可動部分はない(HDDのような回転ディスクがない)のですが、
意外と発熱があるのでヒートシンクでサンドイッチするような仕様です。

放熱シリコンが製品ベースで既に張り付けてあるなんて
最近のマザーボードメーカーは気が利いていますね
D:E:ドライブ
ふつうのSSD(SATA3クラス)の取り付け位置はここにしました。
しろまる

HDDより小さいので、スペースがあまってます。。。
3.5インチサイズの内蔵HDD(ハードディスク)を搭載するための
ラックがあったので、取り外すのも面倒だし取り合えずネジ締め。
うーん、ひねりがない。
ケースの「工場出荷状態の位置」って、なんとも・・・ダサっ!
あとで場所を変えます。
※このケースの背面にはSSD専用の搭載スペースがあります。↓このへん
ちょうどマザーボードの裏側。
SSDは書き込みなどで負荷がかかると若干発熱するので
CPUから離したくてあの位置を採用。
このスペースの利用はなにか考えておこ
そうそう、
HDDやSSDの固定用のネジは大抵PCケースに付属されています。
ネジピッチはミリ。もちろん、ぷらすどらいばーでイケます。
記憶装置の話に戻りまして、
SSDは両方とも記憶容量は1TB(テラバイト)とのことなので、
合計2TB
「ええよ」
と気兼ねなく貸してくれた同僚に感謝です。(借りパク決定)
取り合えず、ケーブルと電線つっこんで終了。
※ケーブル(SATAケーブル)
電線(SATA電源ケーブル)

「SATA電源ケーブル」
この子達はいずれ、RAID0(レイドゼロ)で
書き込み速度を限界まで引き上げてみたいです。
レイドは、データの保管方式のタイプで、
後に付く数字に対応して保管方法がいろいろあります。
ゼロは、
簡単に言うと「分散記憶と同時読み込み」です。
一つのまとまったデータを複数台の記憶装置(今回は2台)に
同時に分散して書き込み、
読み込むときはそれぞれから同時に読み込む方式です。
100Lの燃料を、2人でそれぞれのタンクに同時に入れれば
半分の時間で済みます。そんなイメージです。 ざっくりだなあw
読み込み時も二つの記憶装置から同時に読み込むので速いです。
※2倍にはならない。
解りにくいかな><
えっと、同時読み込みは
クルマに例えるなら、
ふたりが同時に、エンジンに燃料送るような感じ
かなぁ・・・><
実際には、受け側の処理速度がボトルネックになるので
MAX SPEEDでもSATA3接続通信速度限界の600MB/s※程度になるそうです。
(※1秒間に600メガバイトの転送スピードの意)
RAID0は「分散記憶」ということで、
書き込み回数も減るので、寿命も延びそう・・・
と言っても、
最近のSSDはHDD並みに耐久性も向上しているようですし、
そもそも10年も同じ構成でパソコンを使うことは無いのだから
本当のメリットはあまりないかもしれませんね^^;
RAIDは「RAID1」以外体験したことないし、
そもそもRAID0はモンハンでいうところの
ガンランスみたいなもんです。
水冷もそうですが、
いろいろな理論とか哲学とかアンチ意見がありますね。
でも、一番大事なのは自作する人自身が楽しんでるか!?
ということだと思うので、マイカーのエアロと同様、
迷惑かけない程度で好き勝手やるのが健康的だと思います。
ビビらず、楽しく行くことにします。
また余談が・・・
元に戻りまして、
簡易水冷ユニット
はい、次はロマンシステム(水冷方式)です。
冷やす方法はいくつかあると思いますが、
「冷却コンセプト」を先に決めないと、ケースの大きさから何から、
その先が決まりません。
簡易水冷では、こんな薄っぺらいラジエーターと
長さ360mmのラジエーター
ASUSU RYUJIN-360
ちょっと高かったけど、
メーカー統一すれば、接続とか相性とか気にしなくてイイかなー。。
くらいの感覚でポチりました。
(↑この態度のせいであとで残念なことに・・・)
こんなポンプヘッド(水冷ブロック)で構成されています。

写真撮っておこうかと分解しようとして辞めた図^^;
グレーの丸い部分は、グリスです。
4つのネジを締めこむと圧縮されてCPUの上で広がります。
それぞれを密着させて熱の移動を助けています。
思ったよりケース内がすっきりしていたので意外と気に入りました。
・丸い部分は磁石
・四角い部分は液晶パネル
・ポンプの他にFANが内蔵されており冷却能力が高いというレビュー。
※このFANが無茶苦茶うるさくて酷かったです。高い評価に疑問・・・。
メモリーとのクリアランス(隙間)が足りない場合がありますが、
このRYUJINのヘッドは大きく見えて意外と取り回しが良かったです。

カバー取り付け後
・チューブがやらわかめ。
・四角いのはただのカバーです。
・液晶が見えるように一部スモーク色になっていました。
・配管(黒い2本のチューブ)がメモリーに近いのは仕方ないかも
しれませんが、メモリーの廃熱の影響がちょっと気になります。
・マザーボードの基盤側とのクリアランスが結構広いので、
ちょっとした配線は隙間に隠せそう。
・どのコネクタに繋げばいいのか、一応マザーボードのマニュアルと
連携していたけどそこ(AIO-PUMP)に繋ぐとパソコンが起動しなかったです。
※おなじみ「CPU FAN ERROR!」となって
BIOS画面に強制的に飛ばされます。ラジエーターファンは動いています。
解決方法は後日書こうと思います。
上記のような基礎部分の感想って意外と少ないんですよね・・・
詳しい人はすぐにすっ飛ばしちゃうから。
簡易でも本格でも水冷はビギナーには壁が高すぎます。
だからニッチな世界になっちゃうし、ユーザーが増えない。
もっと気軽に手を出せるように、メーカーも工夫してほしいです。
本格水冷で必要になる冷却液のタンク(リザーバー)は
簡易水冷では不要みたいですね。
冷却水の膨張とかエアーとか逃がす場所気にしなくていいのかな・・・
ポンプヘッドには、銅やニッケルなどの熱伝導率の高い金属の
ケーシングが使われていてCPUの熱を水(冷却水)に伝えます。
今回の子のブロックは「銅」ですね。銅なら見てわかるぜ!
温水は、やらワカメ配管を通ってラジエーターへ。
ラジエーターに設置したファンによって室内の空気と熱交換しています。
クルマみたいね!
ラジエーターやポンプのケーシング(筐体)ブロック(流路)
の材質は出来れば、防食的な面で統一したほうが良い気がしますが、
そんなに影響は気にしなくていいのか気にしちゃ負けなのか、
異種金属で構成された製品が多いです。
今回のラジエーターはアルミ製のようです。
アルミは熱伝導率は銅に倍近く劣りますが、
空気への熱交換はアルミが優れるそうですから、
「錆を気にするより効率を採ったのだよ、大人の事ry」
ということでしょうかねぇ。
ラジエーターファン取り付け後

って、これ。。。ファンを逆に付けちゃってました!
上面と前面で吸気し、後方と下部で排気、という予定でした。
よく吸排気の向きを失念します。てへぺ
あとで、直しておきます。
(なおしてからUPしろよwはお約束)
↓これだと、排気になります。
天井ファンはいつもホコリを飛ばすように「排気」にしていますが、
今回は水冷なので、最初にラジエーターをより温度の低い外気に
触れさせたいので「天井は吸気」というコンセプトでした。

戻しました
失敗なのですが、
なぜか楽しいです。
「あ~あ、またやっちゃったよ~」
なんて言ってるくせに、ニヤついていたりします。
最後に、
グラフィックボード
(GPUとかグラフィックカードとかビデオカードと呼ばれます)
今回購入した2080Sはスペック的には上の下クラスかと思います。

フィン空冷ですね。
このフィンユニットとファンを取り外して
水冷ブロックを貼り付けて「水冷仕様」にするパーツも売られています。
基盤とファンが下に向いていますが、向きはそれほど重要ではありません。

搭載完了
電源は2本使います。

グラフィックボードに差し込む側のコネクタ。
フック側の2か所は隣とくっついているので、
電源ユニット側にはささりません。よく考えてる。
このグラフィックボードはいっぱい電気を食べるので
電源ケーブルが2本必要です。

ちょっと狭いので、短いドライバーが欲しいかったです。
この子は、
先ほどお話しした9900Kに搭載されているGPU機能を
「パーツ」として分離したようなものです。
通常の映像信号ならオンボードグラフィックス機能のある
CPUで充分ディスプレイに表示できますが、
高画質のゲームや映像データの変換作業では力不足です。
美しく滑らかな映像を楽しむためには必須なパーツです。
今回はnVIDIAというメーカーのGPUを搭載した
グラフィックボードをのっけましたが、
RADEONというメーカーも高性能なグラフィックボードを出しています。
↑わたしはちょっとしたイタイ思い出があるので、使いません。。。
マイクラなんかは、RADEONの製品の方が相性が良いと言われていますね
さて、ほぼ搭載完了したところで、
一番ワクワクして、かつ怖い、電源投入です。
そのまえに一服してきました。
夕日がきれいでした。
ラジエーターファンも替えて↓
ぽちっと!
ぴっか~
夜のディズニーランド状態
ほぼ完成ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
はい、何度か起動に失敗しましたが、
ファンを接続するコネクタ間違い以外は
概ね順調でした。

全然静かじゃないので、
ファンの配線とかスピードコントロールとか
時間をかけて修正していきたいと思います。
反省会
5年経っても相変わらずASUSのマザーボードの設定説明は微妙です。
改善されていると期待したのですが。。。ぜんぜん良くなっていません。
ASUSマザーボードは「ビギナー向け」と言われていますが、
WINDOWS10のインストール時に必要なUSBブート
(USBメモリに入っているWIN10から起動)が
なかなかできませんでした。
MSI社とかASROCK社のマザーボードだと簡単なのに・・・
CPU FAN ERROR!もそうですし、
ポンプユニットが(接続ミスで)うるさいのも
原因は思いやり精神の欠如
マザーボードも簡易水冷ユニットも
同じメーカーの製品ですよ!?
わざわざチョイスしたのにーーーー
取り合えずの対応として、
BIOSで「CPUファンの監視」をスキップさせています。
改善されるまでゲームはお預け。
次からは、
よく検討してから機種を選択しようと思います。
安いものじゃないですしね・・・猛省
選択もそうですが、
取扱説明書とかWEB情報をちゃんと集めれば
間違えなかったのかもしれません。
ちょっと慣れてるからと、舐めてかかったのが失礼で
失敗でした。
まあでも、
まだまだ改善できる部分が多いので、
暫く楽しめそうです。
今回、
縛っていたわけではありませんが
ドライバー一本はちょっと無理がありました。
短いものや精密ドライバーがあったほうが品質は上がります。
白状しますと、
精密ドライバー使用箇所
・SSD固定時(ネジ頭を潰してしまったため)
短いドライバー使用箇所
・グラフィックボード固定時(狭くてドライバーが入らなかったため)
スタンドオフはナット仕様なので、
マザーボード取り付け時に自動的に締め付けられると思いますが、
出来れば、六角レンチみたいな工具があったほうが安心です。
今後の予定
・データ用SSDをRAID0で高速化
・グラフィックボードの裏(上)に空冷ファンを設置
・ケースのファンを
前面3X140mm
背面1X140mm
底面2X140mm
のぴかぴかファンに変更
・すべてのファンの回転数をOS起動上で監視
マザーボードのポート数的に無理かもしれませんが・・
・簡易水冷ユニットとマザーボードの交換