2020年10月16日
現在の愛車はヴェルファイアですが、そこにたどり着くまでに人生でいろんなクルマに試乗してきました。
ただ振り返ってみると、感動したクルマと実際に買ったクルマは必ずしも一致してないことにふと気づいたんです。
そこで今回は実際に手に入れることはなかったけれど、走りがすばらしく心に残っているクルマを紹介しようと思います!
①ボディ剛性と足回りの完成度に感動!
〜トヨタヴィッツG's〜
4代目愛車、トヨタプリウスαを買うときの候補の1つとして試乗したヴィッツG's。
当時ペーパードライバーの妻でも運転できるコンパクトを物色していましたが、なかでもこのクルマは強烈に印象に残ってます。
走り出して数十メートルで、明らかに普通のヴィッツとは全く違うがっしりとしたボディ剛性。路面のインフォメーションもしっかり伝えるサスペンションとも合わさって、総じて硬めな乗り心地なんですが、国産車離れで振動がスパッと収束するフィーリングに感動しました!
当時GRの前身であるG'sがで始めたころだったのですが、トヨタってこんないいクルマ作るんだなぁとなぜか自分のことのようにうれしくなったものです。
結局、家族が増えても乗れるように、7人乗りのプリウスαの方を買ってしまいましたが…笑
②シルキーシックスよりも4気筒が好バランス?
〜BMW 420i M sports グランクーペ〜
お台場のBMW Tokyo Bayで試乗したこのクルマ。
本当は6気筒の435i Mスポーツに乗りたかったのですが、試乗車がなく、4気筒の420i Mスポーツに試乗したのですが、予想外にこれがすごく良かったです。
まず、BMWに共通する加速の気持ちよさはもちろんですが、4気筒ならではのノーズの軽さによって今まで乗った6気筒のBMWに比べてもハンドリングが軽快で楽しかったです。
また、エンジン音についてもアクティブサウンドデザインがついていたからなのかもしれませんが、いわゆる4気筒らしい音ではなく、なんとなく6気筒にも聞き間違えそうないい音がしてたので、それが例え擬似音だとしても、自分が満足できればそれで十分幸せじゃないかと感じました。
それまで6気筒BMWが正義だと考えていた自分の価値観を大きく変えてくれた1台でした。
③アウディ買うならやっぱりクアトロ!ベストオブオンザレール!
〜アウディA7〜
友人のつてで試乗できたアウディA7。クアトロのA7は本当に素晴らしいクルマでした。
まず、路面インフォメーションはしっかり伝わってくるのだけれど、とにかくしなやかで、かといって決して柔らかすぎない絶妙なサスセッティング。今まで乗ったクルマのなかでも1位を争う完成度だと思います。
ただ、乗り心地以上に驚いたのがクアトロのハンドリング。
超絶ニュートラルステアなんです。もう狙ったコースから全く外れない。思った場所に思ったとおりクルマが走る気持ち良さに目覚めますよ。
④もっとみんなに魅力を知って欲しい!ミニバンとは思えない走り!
〜ホンダステップワゴン〜
5代目愛車ヴェルファイアを買うときに試乗したこのクルマ。
当時はヴォクシーが第一候補だったので、ステップワゴンは正直買う気はなかったですが、一応確認のため試乗しました。
しかし、ダウンサイジングエンジンはヴォクシー三兄弟、セレナと比べて頭一つ抜けてパワフルだし、他の2台は悪く言うとバスを運転するようなハンドリングなのに、ステップワゴンはステーションワゴンのような感覚のハンドリングで安心して攻めていけるのです。
すっかり走りは気に入ったのですが、内装の質感が好みでなかったり、ライバルに比べて割高(もう少し出せばアルヴェルの安いグレードが視野に入ってくる)な点があり、結局、購入には至りませんでした。でも人にはおすすめしたい1台です。
⑤まさに質実剛健。クルマのルイヴィトン?
〜メルセデスベンツAMG C43 4MATIC〜
乃木坂のメルセデスmeで試乗したこのクルマ。
それまで試乗したメルセデスはG350dのみだったので、セダンのメルセデスを味わいたくて乗ってみたクルマでした。
少し話は変わりますが、自分はルイヴィトンの財布を使っています。
ルイヴィトンといえば、どんなイメージでしょうか?
ヤンキー?ギャル?成金?
(ルイヴィトンファンの方、気分を悪くしたらごめんなさい)
そんなイメージを持っている人も中にはいるかもしれませんが、自分にとってルイヴィトンは、「壊れない」「質実剛健」なイメージなんですよね。
自分のルイヴィトンの財布は10年ものですが、少し糸のほつれがあるだけで、まだまだ壊れそうにないです。
その前に使っていた某ブランドの財布は、同じ使い方をしても、たった5年で生地が破れたので、比較するととても丈夫なんですよね。
さらに、自分の母もルイヴィトンの財布なのですが、そちらはさらに長い30年もの。しかし、糸1つほつれていません。
前置きが長くなりましたが、メルセデスもこれと同じような感じなのかなと思ったんです。
世間のイメージはお金持ちが乗るクルマとか、必ずしもクルマ自体の評価ではなくて、クルマに乗る人の属性でイメージが形成されているのかもしれないけど、本当は質実剛健でいいものだから、いろいろな人に認められた結果、売れているんだなぁと試乗して思いました。
試乗した感想としては、ブレーキタッチ、ハンドリング、静粛性、安全性、どれをとっても王道かつ一流だと思います。クルマの基本を磨き上げたときの到達点がそこには詰まっていました。
以上、自分が買わなかったけど走りに感動したクルマ5選でした〜
Posted at 2020/10/16 23:28:15 | |
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