昨日、所用で実家へ行った際に、過去の鉄道写真がいくつか出て来ましたので、
数回に分けて紹介していきたいと思います。
第1回目は過去にブログでも記念乗車証を紹介した
「ミステリー機関車リレー号」について紹介していきます。
まずは記念乗車証です。
運行日は1985年7月21日で当時高校1年で、
中1の弟と二人で乗車しに行きました。
ちなみに1985年と言うと、
我が阪神タイガースが唯一日本一になった年でもあります(笑)
さて、機関車リレー号と言う事で記念乗車証に写っている機関車がリレー方式でけん引して行きます。
まずは出発地の天王寺駅からは「DD51+DE10」のディーゼル機関車の重連が先頭に立ちます。
出発後、関西本線を通り第一の停車ポイントの王寺駅へと到着します。
DE10とDD51の連結面です(左がDE10)
王寺駅からは機関車を付け替えて折り返し、
再度関西本線で今度は竜華操車場へ向かいます。
ちなみに竜華操車場と言うのは、久宝寺駅の上下線の間に挟まれた所に有った操車場です。
当時はこんな感じ(画像は拾い物)
現在は上下線が北方に揃えられています。
さて、竜華操車場からは機関車が交代します。
次の機関車は「EF15+ED60」の重連です。
竜華からのルートは今は廃線となった阪和貨物線を通り杉本町駅を経由し、
和歌山県の和歌山操車場までになります。
なお、EF15の最高速度が75km/hなので、
途中で退避しながら進んで行きました。
ちなみに和歌山操車場は現在は廃止されており、
跡地はこんな感じになっています。
到着後、事実上の目的地である和歌山操車場では、
最終の天王寺までの牽引機であるEF58も併せて3重連の状態で留置され、
撮影会となりました。
余談ですが、この後8月にもこの列車が設定されており、その時は実際に3重連で走ったみたいです。 なんか悔しい(笑)
EF58 66号機
当時はお召し用の61号機と並んで原型の大窓機の66号機は人気が有りましたが、
通称豚鼻と呼ばれるシールドビームが残念でした。
ただ、その後引退までは原型ヘッドライトに戻され、
より一層人気の機関車になりました。
引退後は奈良駅→奈良電車区にて保管されていましたが、
雨ざらしで長期間置いていたため荒廃が進み解体されてしまったのは残念です。
3重連状態。
EF58とED60の連結面。
ED60とEF15の連結面。
EF15と客車の連結面。
操車場横を走るEF58けん引の客車列車。
最後はEF58けん引で天王寺まで向かいます。
途中、すれ違うED60の貨物列車。
和歌山操車場からは軽快なスピードで天王寺まであっという間だった記憶があります。
なお、その後の人生において、ミステリー列車系はこれが最初で最後の乗車になりましたので、貴重な体験だったと思います。
後、写真は今と違ってフィルムカメラなので、撮影した枚数が限られていたのが残念ですね。
Posted at 2022/06/27 21:40:59 | |
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