2022年08月12日
(マキタが欲しい!の続編)

いきなり出オチっぽくなったが、手持ちの電動工具は殆どリョービ、心情的にはマキタ派になったにもかかわらず、結局HiKOKI(ハイコーキ、旧 日立工機)を買ってしまった。
理由は色々あって、言い訳 列挙すると
・掃除機が魅力的
R36DA(SC)(XP)という機種は、36Vのハイパワー、2段サイクロンユニット(1段目は単気筒、2段目は10気筒)にHEPAフィルター搭載とオタ心をくすぐる仕様だ(いや別に掃除機オタクじゃないけどさw)
マキタ18V機より圧倒的に強力かつ排気もきれい。バッテリー込み(HiKOKI 36V 2.5Ah 90Wh、マキタ 18V 3Ah 54Wh)の価格差は僅かプラス2千円。価格差と性能差を勘案して、選ぶなら、・・・・・となってしまった。
・蓄電池(笑)が凄い
HiKOKIが押しまくっているマルチボルト蓄電池が凄い。36V機に装着すれば36Vのハイパワーを発揮。18V機に付ければ18V大容量電池として使える。36Vと18Vが混在する環境では、実に魅力的なソリューションだ。
充電器も互換性があり、従来の18V用充電器で36Vマルチボルトを充電可能であり、又マルチボルト付属の最新充電器を使えば18V電池を高速充電できる。
ぶっちゃけ、ケースの中に3.6V*5のモジュールを2つ用意して、それを直列に繋ぐか並列にするかだけの話なんだが、コイツが実に有効で素晴らしい。
更に、プロユースとDIY用で同じ電池を使うため、例えばDIY向けの安価な丸ノコ等を買い増した場合でも、電池の使いまわしが効く。
・コストパフォーマンスが凄い
マキタと比べると、ブランドイメージが弱く、シェアも低い。王者マキタに挑むべく戦略的な性能と価格設定になっている。というか、実売価格がおかしいものが幾つかある。
例えば、プロ仕様の18Vドライバードリル DS18DD(2BG)の場合、軽量コンパクト、ブラシレスモーター搭載かつ最大トルク55N・mと、なかなかのスペック。
本体に加え18V 2Ahのバッテリー2個(BSL1820M 1個あたり正規品で1万1千円、メルカリ出品で6.6千円~)と充電器、初回修理保証が付いて、セール時には2万円を切る価格だ。
DIY用のドライバードリル FDS18DF(2BG)(上記と同様 18V 2Ahのバッテリー2個セット)も、アマゾンで約16,500円とお値打ちだ。
ざっくりとバッテリー2個で1万3千円、充電器2千円と見積もると、本体は??
2Ahバッテリーなんてゴミ? いやいや、用途によるが、軽くて取り回しが良く残量表示付きで便利ですぜ。
他にもおかしなヤツが・・・36VインパクトドライバーWH36DC(2XPD)だ。36Vクラスで業界最速・最短・最軽量を標榜している。ただ軽いだけじゃなく、パワー厨 ヘビーユーザーも納得の200N・mのモデルである。これも不人気色ゆえのディスカウントか(黒に近い濃紺でカッコいいと思うが…)、3万円台の後半で売られている。
BSL36A18 マルチボルトバッテリー2個で2万5千円、急速充電器8千円、ケースも2千円くらいする。36V高性能インパクトは幾らなんだ??
これは「蓄電池が欲しけりゃ、ついでに本体も買ってチョ作戦」に違いない。
コスパ厨のワタクシは、HiKOKIのえげつない作戦の前では赤子も同然、まんまと術中にハマったのであったw
一方、デメリットもある。
・マキタよりラインナップが乏しい
興味があるものを列挙すると、ギア(ダブル)アクションポリッシャーが無い。10.8V仕様のブロアも無い。それから、マキタだと18Vの暴風ブロワがあるが、HiKOKIでは36V仕様になってしまう。
・マキタの方が色々とカッコいい
全くの主観だが、多くの方に賛同いただけるのではないだろうか?
ジウジアーロが手掛けたロゴもカッコいい。
・どうでもいい事だが、飛行機、非行期、廃工機、Hiコキ・・等々・・と煽られる可能性大。
(買う前から煽られたし…飛行機が電車(しかも各停w)に煽られるとは…w)
色々能書きを垂れつつHiKOKI製品を買ってしまったが

マキタへの思い(憧れ)が強くなったことは確かだw
せめて、

先っちょだけでも・・・・・。
Posted at 2022/08/12 22:11:02 | |
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