
最近、横浜美術館の版画教室に通い始めました。
まだ2回しか行っていませんが、長年チャレンジして見たいと思っていましたがようやく実現しそうです。
選択したコースはシルクスクリーンで一回目はシルクスクリーン印刷がどういったものかを知るためにざっと試し刷りを行い、宿題で二回目以降に作成する原画を考えてくるというもので、2回目はその原画から版を起こすところまで行いました。
色は最初と言う事で4色に限定され従って版も4枚作りました。次回はその版をスクリーンに焼き付ける所からです。
簡単に手順を説明すると(まだ知らない方法が色々あると思いますが)シルクスクリーンは孔版印刷と言われる部類でインクを通す所と通さない所を作ることで印刷が可能となります。それにより凸版印刷(木版等)と違い版を作る際に絵を反転させなくて良いのが素人には分かりやすいです。
1.原画に半透明のフィルムを重ね、刷りたい色の部分の版下を作ります。フィルムは透けているので筆やペン等でインクを通す部分を紫外線を通さないインクで塗りつぶすような感じです。
2.次に製版になるのですがスクリーンに感光乳剤と言うものを塗り乾燥させます。そこに1.で作ったフィルムを重ねて紫外線をあて感光させます。すると1.で書いた部分には紫外線があたらず感光しません。それ以外の所は感光してシルクの目が塞がりインクを通さない部分となります。その後スクリーンを洗い流すとインクを通す部分の感光乳剤が流れ落ちます。
教室ではこの方法ですが、簡単に言うとインクを通さなければ良いのでシルクにシールを貼ってもOKと言うことになります。
3.2.で作ったスクリーンの下に紙を置いてスクリーンに絵の具を置いてスキージ(ゴムベラ見たいなもの)で絵の具をガァーと引きます。すると先ほどのインクを通す部分からインクが通り紙に移ります。それを版の数だけ繰り返します。
現状の知識はこの程度です。
次回は初めてのシルクスクリーンの作品ができますので、乞うご期待。
Posted at 2012/01/26 23:23:27 | |
トラックバック(0) | 趣味