ドライブシャフトブーツ(左)グリス漏れ(2回目)1

整備手帳「ドライブシャフトブーツ(左)グリス漏れ修理」にて、ブーツバンドを締め直しました。
漏れるグリスの量は減りましたが、残念ながら解消せず。
同じバンドを使っている右側は問題ないのに、何で左側だけ漏れるのか…

今回、インボードブーツを購入し、交換することにします。

＜飛び散ったグリス＞
やはり、インボードの大径側バンドの外周にきれいにグリスが飛び散っています。
結構走ったので、グリスも相当減っている?

!警告!
私は整備士ではありませんので以下の作業に不適切な部分があるかと思います。
ご自身で作業される場合は十分にご注意下さい。

作業は整備手帳「トランスミッションオイル交換(2回目)」に合わせて、行いました。

ドライブシャフトの取り外し・取り付けは以下の整備手帳をご覧ください。
○ドライブシャフト取り外し1,2
○ドライブシャフト取リ付け1,2

＜左：ハブナットの取外し＞
ハブナットの取り外しは、整備手帳「ハブナットの取り付け・取り外しと車高1Gセットの方法」にて行いました。

＜右：ドライブシャフト取外し＞
ドライブシャフトを手で引っ張り、外します。

＜グリスの漏れた部分1＞
バンドの締め付け部付近から漏れています。
やはり、バンドの段差がある2ヶ所からです。






＜グリスの漏れた部分2＞
2ヶ所からかと思いきや、裏側からも漏れていました。

原因不明。
どうすれば良いのか、思い付きません。

さて、考えていても仕方がないので、作業を進めます。
まずはアウトボード側から外します。

＜アウトボードのブーツバンド外し＞
CRIC製のアウトボードのブーツバンド(2ヶ所)をマイナスドライバーでこじって外します。
何度もこじると、バンドの爪がだめになりそうで怖い…

＜アウトボードのブーツ外し1＞
手でアウトボードのブーツをアウトボードジョイントから外し、ジョイントの先端にハブナットを取り付けます。

＜アウトボードの取り外し＞
ハブナットに3つ爪のフックを引っ掛け、スライディングハンマーで叩くと、アウトボードジョイントが外れます。





＜外したアウトボードジョイント＞
グリスの色は黄土色で、新品の状態でした。
シャフトに付いているグリスを指で拭き取り、アウトボードジョイントの中に移します。

次にインボード側を外します。

＜インボードのブーツバンドカット＞
ブーツバンドカットプライヤーを使ってインボードのブーツバンド(2ヶ所)を切ります。




＜外したインボードジョイント＞
結構飛び散っていましたが、中にはまだグリスが残っていました。
インボードジョイントへの影響はないでしょう。

＜グリス補充＞
グリスをインボードジョイントへ補充します。

このグリス、いつもお世話になっている部品商さんから頂いたものです。
いつも、有難うございます。

さて、いよいよブーツ交換なのですが、ここで、優柔不断な性格が暴走。
「かしめタイプのバンドへ交換すれば、漏れは止まるんじゃね？」的な考えが勝り、方針転換。
ブーツは交換せずに、ブーツバンドのみを交換します。
アウトボードジョイントを外しておきながら、何やっているんですかね…

＜インボードのブーツバンド締付＞
と言うことで、ブーツバンドプライヤーで、かしめタイプのブーツバンドをかしめます。
バンドをプライヤーで挟んで、横のソケットをラチェットレンチを締め付け方向に回します。

＜締付後のブーツバンド＞
小径側は上手くいきましたが、大径側が何だかな。
触れると外れそうな気が…





＜外れたブーツバンド＞
て言うか、ハンマーで軽く叩いたら、簡単に外れました。

私のかしめ方が悪い?
オエティカーの汎用バンド苦手。

整備手帳「ドライブシャフトブーツ(左)グリス漏れ(2回目)2」へ続く。