
サロベツ原野の遊歩道を歩いて来ました。
ビジターセンターにある、歩いて20分ほどの遊歩道で。
手付かずの自然がそのままある所です。
湿原のように水分が多い場所は栄養が少ないらしく、枯れた葉などは分解されずに泥炭となって行くそうです。
湿原で育つ植物は、栄養が少ない場所で生きて行くために進化した植物なんですね。
でも、地下水位の低下によって西の方からササの群落が広がって来て、湿原植生の後退が進行しているそうです。
遊歩道をこんな感じの説明を読みながら歩いてみて、自然の進化の過程を知るのって、人間にとって大切な気がしました。
人間は地球に合わせた進化がなぜ出来ないのか、少し残念に思います。

Posted at 2009/09/02 11:26:44 | |
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