
知床に六年前に来た時、私はガイドブックに載ってたお土産屋さんに行った。
おじさんが鹿の角を加工してアクセサリーを作って、販売しているお店だった。
そこで買ったのは、母親へのネックレスと、未加工の鹿の角のかけら。
おじさんの話を聞いてたら、どうしても自分で作りたくなって…
おじさんに、専門の道具がないと難しいと思うって言われて、何か他の加工のやり方ないか…とか、いろいろ話をして。
けど、やっぱり簡単には加工出来なかった。
紙やすりで地道に削る方法も聞いたんだけど、結局仕事が忙しくなったのを理由に、まだ未加工のままで…
今回の北海道旅行でね、おじさんともう一度話したかったんだ。
当たり前にあると思ってたおじさんのお店。
道の駅におじさんの作品のコーナーがあって、すぐにお店の場所に向かってみた。
けど、覚えてる風景がなかった。
郵便局の前にあったはずのおじさんのお店。
今はコンビニがあって…
おじさんのお店はない。
世界遺産の知床の自然はそのままだったけど…
町は変わってしまうんだ…

Posted at 2009/09/11 19:40:53 | |
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