戦国最弱のお殿様のお城

今一部の戦国マニア？の中で人気が出てきている小田氏治。
先日NHKの歴史ヒストリアでも取り上げられていましたね。
その存在は知ってましたが、NHKの番組を見てより強い関心を持ってしまいました。
ぜひ、その城跡を見てみたいと、つくば市までオール下道でスイフトを走らせました。



城跡には駐車場と「小田城跡歴史ひろば」という資料館があります。
無料なのがオッサンにはうれしい！




200９年から7年かけ遺構復元ひろばとして整備したそうで、看板もきれいです。




本丸へは少し歩きますが、途中石碑が・・・。
建武の親政で有名な北畠親房の「神皇正統記」はここ小田城で書かれたんですね。




小田城の本丸は約120m x 120mと、ほぼ正方形です。
その周りを堀がめぐってたようです。








小田城はいわゆる天守閣があるような近世のお城ではありません。
立派な天守閣を想像するとがっかりするでしょう。
でも戦国期の城跡として、しかも平城としては大変きれいに整備されています。
この時代は普通山城なので、周りに曲輪があったでしょうが、またいくら堀があっても、これじゃ防御としては弱いようなぁと感じてしまいます。
6回ぐらい攻め落とされてるようで・・・

でもすごいのは、何回もめげずに再チャレンジしてるんだよな～
一生懸命「生きる」ということを教えてくれる武将な気がしています。

付近は自転車道として整備されているようで、サイクリストがたくさんいましたよ～。