85000キロ

会社の後輩が担当してるMT-25に、縁あって先月半ばから乗ってます。

走行距離85000キロ。
チェーン表面が油切れでカサカサ。張り調整もされてない。
仕方ないので調整しようとするも、偏伸びが激しく調整しきれない。出来るだけの事をして試運転。
しかしチェーンがパキパキ言ってますwww





いやぁ。よく今まで乗ってましたなぁ。



バイクをご存知無い方の為に解説しますと、チェーンと噛み合いタイヤを回す力を伝える歯車状の物が、スプロケット。

本当は、こんだけ尖ってません。摩耗で尖っていき、変形し、山が無くなって行きます。ってか、本来はここまで摩耗する前にチェーンと共に交換します。

とりあえず乗らなければならなかった為にチェーンオイルを塗布します。が、結合部のコマが無い。

無い。無い。………何故？(＠_＠;)

結合部のコマが無いのは新車時に使われるエンドレスチェーン。そして一般的に交換用のチェーンは装着後に輪を作る（結合する）タイプ。作業時間が全然違うのです。

つまり、新車時に組まれたチェーンと推測されます。

しかし、不自然。誰に聞いても、それはあり得ないと言う返事。絶対替えてますって！と言われる。

なぜなら、

85000キロチェーンが持つとは、使用環境を考えなくても聞いた事が無い。経験上プラス人の話で考えて５万キロまでだろうか。

なので、そのバイクを知る何人かに聞き込みしました。
すると、



とにかくこのバイク（個体）、過走行で約４万キロ時にエンジンが壊れ、メーカー修理となりました。
詳しくは省略しますが、その時に全バラついででチェーンを再度エンドレスチェーンに交換されたのでは？と言う話が聞けました。

なるほどそれなら距離とチェーン、スプロケットの摩耗に合点が行く。

ある意味貴重な状態を見れました。


そして今。
チェーンもスプロケットも交換され普通に走れるバイクとなりました♪
めでたし、めでたし♪
ヽ( ⌒o⌒)人(⌒-⌒ )ﾉ


あとがき。

こんだけ走っても、まだ高速道路で流れに乗る以上の速度は出ましたし加速も悪くないですよ♪