純正シリンダー使用の入れ替えタイプのピストンです。
ピストンにも、シリンダーにも個体差があるので、個別に計測です。
一番大きなシリンダーとピストンのセットという具合に個別に組み合わせていきます。
個体差といっても100分台の範囲ですが。
今回のピストンは、ピンオフセットが無く、どちら側にでも組めます。多少スラップ音は出るのでしょうが、空冷シリンダではたしてどれくらい効果があるのか疑問です。
いつもポルシェのピストンで疑問なのですが、純正指定の組み方ですとピンオフセットが左右逆になってしまいます。
普通右回転のエンジンですと通常左オフセットです。なのに指定どうりに組むと左バンクが右オフセット、右バンクが左オフセットになってしまいます。
この状態ですと厳密に言えば左右のピストン位置がずれてきます。となると左右別のピストンを製作せねばならなくなってきます。
やっぱりコストの問題でしょうか。バルブリセスがIN、EX同じ形状にすればどちらでも組める気がするのですが、よくわかりませんね?
Posted at 2009/09/28 20:48:26 | |
トラックバック(0) | クルマ