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●計測馬力至上主義ではなく実用的フィールに主眼、体感重視 ●点火時期や燃焼・バルタイといった一般的手法だけでなく、海外最新制御やワークスチューンなどの幅広い手法の引き出しから安全かつ効果的な構成を構築 ●完全ノーマル車からチューンドまで多数のログから最適なプログラムを用意、施工時はお待たせしません ●技術は日進月歩。旧バージョン施工のお客様もぜひ最新制御をお試しください。






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2014年12月14日 イイね!

【新型WRX】VA系のチューンは【DRiViSiON的方向性】

【新型WRX】VA系のチューンは【DRiViSiON的方向性】私自身、『チューナー』と呼べる程の立場ではないのだが、澤圭太選手とドライビングレクチャーDVDを現時点で17作品制作し、己が実践出来ているかどうかは別としてもドライビング理論に関しては結構ドタマに入っているつもりだし、己のクルマをすいぶん試行錯誤でチューンして来て、何が必要で何が不要なのかはかなり判っている。ストリートとサーキットでの走り方やチューンの方向性の違いも見極めてきた。
そういう「ユーザー視点」から見たチューニングのありかたとして、VAについて考えてみた。

先代のGRBの開発は、そもそも「WRCで勝つため」ということが前提としてあったはず。なので思い切ったハッチバックスタイル一本に絞り、ラリー車としての素性を与えられていた。しかしWRC撤退を余儀なくされ、方向性はストリート&サーキット指向に路線変更、セダンが追加、主戦場はニュル24時間へと移っていった。
その中でGV登場以降のWRXは、ラリー指向で開発されたネガの部分を消すために、変更や各種STIパーツの追加がなされたが、やはり基本的には「ある程度はリアを滑らせて曲がる」という性格は最後まであった。
私が乗ってきたS206はオンロード指向に仕立てられたマシンながら、やはりサーキットでもリアを若干スライドさせて長いコーナーを曲がって行くという性格は感じられた。

だが、VAに関しては、飛躍的にリアのスタビリティが高められてきた。
お客さまのECUセッティングで何度かVABに乗ったが、コーナリングも初期応答性が高く、オンザレール感覚に改められつつあるのを感じた。これはGVの小変更では成し得なかったストリート/サーキット向けへの改良であり、もはやインプと呼ばれた時代への決別だと思う。



一言でチューニングというが、サーキット主体なのか、ストリート専用なのか、もしくは両立させるのか、それによって大きく方向性は異なってくる。さらにサーキット指向でもタイムアタックマシンなのか、レース用なのか、エンジョイ走行会仕様なのかでも、仕立ては違う。

よく『信頼出来るショップと付き合え』というけれど、それは「ショップを盲信せよ」ということではないはず。
チューニングショップも商売だから、たくさんお金を落して欲しいというのが本音。そのために走行会を開催し、サーキットの面白さを教え、タイムという絶対的価値観を付きつけ、パワー計測という数値が上がってゆく悦びを与えて行く。これは悪いことではないが、大多数のユーザーにとっては金銭的負担が大きくなるのは必定。サーキット走行をすればパッドやタイヤの消耗も激しいし、オイル系の交換サイクルも早くなる。まぁそこにお金を使うのは悪くはないが、たとえば走行結果の結論として『純正はやっぱりダメだ』と短絡的に考えて社外パーツにどんどん交換していくのは考えものだ。
純正状態というのは一つの基準点であり、その状態でどこまで扱えるか、ここを見極めなければ必要なものは見えて来ない。メーカー作るものは、長年の開発を経て出た一つの『正解』であり、このバランスを崩すところからチューニングが始るとすれば、それは永遠にバランス取りの迷路に入るという事に等しい。
ECUの現車セッティングも、いくつかのショップのものを知っているが、自分がECUに携わるようになって見えてきたのは、『ひたすら数値を求めるセッティング』もあれば、『パワーを体感させるセッティング』もあり、『速さを追い求めるセッティング』もある。中には『ほとんどなにもしてない』という笑えない事例もある。さらにいえば『速いんだけどタービンに負荷が結構かかっている』ものもある。ああ、これはいずれタービン逝っちゃうだろうな、と。そうすれば『どうせブローしたならデカいタービンにしましょう』という提案が出てくるだろう。悪意をもって見るならば、そうしてどんどんチューニング沼に引き入れて行くビジネスの手法、と取れなくもない。

これまでのECUセッティングといえば「新しいハードウェアに合せてソフトを調整する」という概念が大きかったが、実のところ今や主役はECUのほうに移っている。DRiViSiON PowerECUが、NAのノーマル車でも大幅にトルクアップ出来るのは、クルマの能力を司っているのがECUである事の証明でもあるのだ。

ウチは直接パーツの取付け販売はやっていないが、提案事例としては、まずECUでノーマルの潜在能力を解放する。もちろん学習域には手をつけず、燃調やバルタイも大きく弄らないのが基本だ。チューニングすると排ガスが臭くなるのが一般的だが、燃焼をうまく利用しているため、DRiViSiONのECUでは排ガスは無臭に近い。燃料と空気を効率よく完全に燃焼させてやる事が第一歩。これがクルマが健康な証だと言っても過言ではない。

86/BRZの事例では、エアクリはノーマルかR-マジックのようなボックス型を推奨。剥き出しはどうしても熱を吸ってしまうた、よっぽど上手くインストールしないと、かえって抵効率になってしまう。排気系はエキマニの効果が大きい。3000〜4000rpmのトルクの谷をプログラムでマシにすることは可能だが、完全に無くすにはエキマニ〜マフラーは重要項目と言える。サスペンションは使うステージによって推奨品が変わってくるのでコレというのは決められないが、ZFのパフォーマンスコイルオーバー(RS1)は、ストリートでは充分すぎるほど良いものだった。86のブレーキは片押しで初期制動が弱くプアに感じるが、ストリートユースならパッド交換だけでも充分イケル。86レースなんかあのままレースやってんだから、けして役不足って事は無い。そうやってステップ的に考えれば、それほど大きな出費をしなくても良いクルマは仕上がる。しかも純正の素性を活かしつつ、壊れすに長く乗れて、下取りにも出せるようなレベルで、だ。

GV/GRは雑誌等でよく『メタルキャタライザは必須!』なんて書かれているが、ノーマルキャタライザでも340psまでは行けるので、純正状態で上限と思われる350ps/50kgmあたりのちょいマージンを持たせた部分、つまり338psあたりを最終目標に置くなら、そのままでよい。タービン交換や燃料系を交換してハイパワーを狙うのが最終目的なら確かに交換は必須となるが、そこまでの費用をつぎ込むなら『他のハイパワー車を最初から買った方がいいんじゃないか』と思う。雑誌もスポンサーありきだから、書かれている事全てを鵜呑みにしないほうがいい。間違った事は書いていないと思うが、はたして自分に必要なものは何か、最終目的は何か、最終予算はどこまでか?という事をハッキリさせてからチューンに挑んだほうがいい。

「いや、そこまで壮大に考えてなくて、ちょこちょこ弄って速くなればそれが嬉しいんですよ」
って人もかなり多いはず。というか、大多数を占めるのではないかな?
明確なヴィジョンがないのなら、まずECU。ウチのECUを入れれば、走りに関してはそれで完結しちゃう人も多いんじゃないかな?なおかつ学習を重視しているので、多少の吸排気チューンをあとで施しても大概は学習で吸収してくれるから、リセッティングで余計な費用もかからない。



さて、ここからが本題の『VA系チューン』の方向性となるのだが、ストリートで乗ってみた限り、あまり不満はない。ドラポジがちょっと高く感じのと、シートのホールドがサーキットでは足りないだろうなと感じる位か?
純正ビルシュタインのバネレートはおそらく柔らかめで、サーキットに持ち込めば役不足感を感じるかもしれないが、「ストリート中心、たまにサーキット」程度なら充分か。
DBWに関してはかなりバイワイヤのネガが改善されているが、極端にいえばアクセルが『ON/OFFスイッチ』になっていると言えるほど、低アクセル開度のある時点から急激に要求トルクが立ちあがる。これをどう感じるかはオーナー次第。もっとリニアなほうが好みという人もあれば、もっと発進時にトルクが欲しいと思う人もあるだろう。ウチ的にはどちらにも対応出来るので、大きな問題ではないが。キモとしては、中間域からの伸びを、もっとグングン伸びる感じにしてやれば気持ちよくなるだろうなと。純正は初期からトルクが立ち上がる分、それがうえまでタラ〜と続いて行く感じである。もうひと伸び感があれば楽しいクルマになる。
ターボ系でやっておきたいのはブローオフバルブの強化程度。あとはそのまんまでいい。
吸気も純正で充分。『音』が欲しければ剥き出しもアリだが、エンジンルームがかなり熱いクルマなので、遮熱対策は重要だ。排気もブーストを上げないので純正でOK。エアロはまだまだリリースが少ないが、外観重視で効率が悪くなっちゃうものが多いので、おススメはSTIか、もしくはプローバなどちゃんとエンジンルームの空気の流れや空力を考えたものを選択する事になるだろう。それと、オイルクーラーは出来れば欲しいよね。

S4のほうは、まだECUが完成していないのでなんとも言えないが、もたつき感の原因はわかっているので解消されるはず。コチラはチェーンCVTが秀逸なので、トルク配分も上手く、5段と8段に変更できる段付きシフトも完全にクロスしているから、乗っていても気持ちがいい。このクルマこそストリート指向だと思うので、ウチのECUが出来たらそれだけで完結しちゃうんじゃないかな?あとは内装に赤レザー貼ってみたり・・。今日も現車みて色々考えていたけど、安上がりで結構効果があって、カッコ良く機能的になるような手法はいくつも考えられた。

そんなこんなで、おそらく次はVA系のDRiViSiONコンプリート制作に入ると思う。
これもひと通り仕上がったら、早い時期にコンプリートカーとして売却する可能性あり。
もちろん各個別メニューも施行可能だが、まず見本を作ってみないとね。
ちょっと面白い事をやってみるよ。

はぁ、あとは資金調達か(汗



S206は商談がかなり進んでいる方が二名ほどあり。
でも長引くようならヤフオクに出してもいいかなと考えている。
そのまま乗る、ってのも選択肢の一つだけど、何台も店に置いておけないし・・・ね。

とりとめもなく、きょうはそんなこって。
関連情報URL : http://www.drivision.jp
Posted at 2014/12/14 05:45:17 | トラックバック(0) | チューニング | イベント・キャンペーン
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「スバル現行フルラインナップ完成!ご感想続々 http://cvw.jp/b/568960/42877271/
何シテル?   05/21 07:11
株式会社DRiViSiON代表取締役今市です。アニキ→アニョキ→アニョキングと呼び名が進化して、なんかしらんけど大統領になりました。アニョ、アニョキ、または大統...

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