
既に一部の方のブログでも取り上げられていますが、
先日、ボディーの退色問題で全車回収→新車交換となった
<FIAT 500 PINK!>(日本限定50台)でしたが、ここにきて、回収された50台のうちの45台が国内大手のレンタカー会社ORIXレンタカーに“無償で譲渡”され、レンタカーとして一般に貸し出される事になったそうです。
http://www.orix.co.jp/auto/pink_ribbon/
既にみなさんも色々なところで意見をかわされていますが、いくら1台目の塗装不良車両を無料で新車の2台目に交換してくれたとしても、前オーナーさんのつけたオプションや装備をそのままにレンタルに流すのはどうしたもんでしょう・・・。判る人にはその車両が誰のクルマだったかははっきり判ります。
『タダで新車に交換してもらったんだからイイじゃん!!』って思う方もいらっしゃるかも知れませんが、<500 PINK!>は日本割当50台の限定車!!
単純に今現在100台の<PINK!>が存在している事になります。
100台でも少ないのですが、やはりその限定モデルの希少性に惹かれて購入を決められた方もいらっしゃるでしょう。
それに、回収の際、FGAJ(Dラーから)のオーナーへの説明では、
『廃車もしくはキャンペーン用やデモカーで使用する』と説明されたそうです。
『廃車』はさすがに勿体ないとしても、レンタカーへの転用は寝耳に水でしょう。
FGAJは時間がかかってでも、オーナーの皆さんと意見を交換するべきだったと思いますね・・・。
会社の信用を揺るがしかねない(少なくとも僕は幻滅しました・・・)事件。
ちょっとぐらいのマイナスを負ってでも、全塗装したのちに中古車として市場に流すとか、各都道府県に1台づつキャンペーン車両として展示するとかの方法が無かったのかな???
それにもうひとつ・・・。
今回のFGAJとORIXのキャンペーンはピンクリボンキャンペーンとして<PINK!>を大々的に広告塔として使用していますが、元々はと言うとこのキャンペーン用に作られた車両ではありません。
しかし、何も知らない一般の人はFIATにイイ印象を持つでしょうね・・・。
何事もなかったように、<PINK!>をこのキャンペーンをプロモーションに利用・・・。エコの観点から言えばイイ事なのでしょうが、
・オーナーへの説明不足。
・限定車である事の特殊性。
・レンタカーへの転用(当初の説明には無かった)。
にはもっと気を遣うべきだったのではないかと思います。
このキャンペーンが広まって、世間一般に『PINK!=レンタカー』だなんていう認識が広まったらたまったモンじゃありませんっ!!!
当事者でない僕でもこんなに腹が立ってるのに、PINK!オーナーさんはもっともっと腹わたが煮えくり返っている事と思います!!!\(*`∧´)/
Posted at 2010/10/07 16:27:25 | |
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