「パワーウェイトレシオ」の話…

【ヒットの法則104】BMW 130iはパワーウエイトレシオ5.47kg/psの“スーパーカー”だった














…という記事を見付けました。









この「パワーウェイトレシオ」というのは「1馬力あたりの重量」であり、重量 (kg) を馬力 (PS, bhp) で割った値です。

これは値が小さいほど加速性能に優れています。






さて、本文中にあるBMW130iの場合、1449kg÷265馬力＝5.47となる訳です。










ちなみに他のクルマたちのパワーウェイトレシオを比べてみましょう。






・トヨタ86（前期型GリミテッドAT車）…1250kg÷200PS＝6.25







・フェラーリF40…1100kg÷478PS＝2.3







・スバル・レヴォーグ（前期型2.0GT-S EyeSight）…1560kg÷300PS＝5.2








・シビック・タイプR（EK9型前期）…1040kg÷185PS＝5.62








・ホンダCR-Z（後期型MT車）…1160kg÷136PS（エンジン＋モーターのシステム出力）＝8.52









・トヨタ・スープラ（A80型前期3.0GZ）…1570kg÷280PS＝5.6







・ブガッティ・ヴェイロン…1888kg÷1001PS＝1.89














また、私のカリーナGTの場合、1150kg÷165PS＝6.9となり…






ほぼ同じパワーウェイトレシオを持つクルマはトヨタMR-S（前期型BエディションMT車で6.92）でした。








…という感じで、それこそ「スーパーカー」の範囲にあたるクルマは2とか3といった低い数値になりますが、「スポーツカー」の範疇に留まるクルマは大体5～6程度が多いみたいですね。










…とはいえ、これらの数値はあくまでも参考なので、「結局は運転して楽しい」クルマである事が一番大事ではありますね…