このプラモは私がカリーナの前に乗っていた初代ムーヴZ4です(1996年3月~1998年3月)。
新車で買ったMT車で、しかも今は(乗用車では)絶滅状態のパートタイム4駆(AT車はフルタイム4駆)でした。
4駆の切り替えボタンはシフトノブの上にあり、雪がシャーベット状態の上り坂でも、4駆に切り替えるとグイグイと登りました。流石4駆だなあと感心したものです。
エンジンはミラをベースとしながらも重くなったボディに対応出来る様にパワー&トルクを増す為、全車ツインカムエンジンというのがウリでした。今では珍しくないですけどね…
それでパワーが結構あるのかと思うと、登坂車線では観光バスを追い抜けなかった覚えがありました(苦笑)。
また、車高が高くて重心が高いので、横風には弱く、北陸自動車道を走っていて突風が吹いたので恐ろしくて時速60kmに落として近くのSAに飛び込んで風がおさまるのを待った事もありました。
なので結局マイナーチェンジする前のカリーナGT(「GTに限定」と指名買い)を、3月の決算どきの値引きを狙って、ムーヴから買い換えてしまいました。
でも、ムーヴはネガティブな面ばっかりでも無くて、デザインはランチア・デドラなども手掛けたIDEAによるものだし(但し、ダイハツ社内でオリジナルデザインから大分変更したと後日聞いたけども…)、シートのデザインなども洒落たもので気に入っていました。
それから車内が広いのも特徴で、シートポジションがワゴンRと比べて低く、頭上がやたらに広いのが評論家に酷評されていたポイントでしたが、私はネガティブだとは思いませんでした。
この広さによってシートを倒せば昼寝がラクに出来るし、ダブルフォールディングのリヤシートを倒せば折り畳みでないイスが3脚は載ったものです。
また、リヤドアが使い易い横開きだったのもセールスポイントでした。
そもそもワゴンRでなくてムーヴを購入する決め手になったのは見切りの良さでした。
当時の名古屋モーターショーで奇しくもダイハツブースとスズキブースが向かい側にあり、ワゴンRとムーヴの2台を乗り比べてみて、当時オデッセイなどのミニバンでストーンとなったノーズの見切りが「フロントの見切りが悪くないか?」と気になっていたので、特にその点をチェックしてみたら、ワゴンRは四角い割には見切りが良くなくて、ムーブが丸っこいけど見切りが良かったんですね。
また、ワゴンRが売れ過ぎていて、面白くないのと、1+2ドアしか無かったというのもありますね。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、その頃フジミでプラモが発売されたので喜んで早速作りました(1996年の製作)。
但し、キットは2駆のCXとSRターボしか発売されなかったので、Z4にする為にはプロペラシャフト追加とフロントバンパーのフォグランプ追加、それからリヤのバックドアガーニッシュも追加しました。
ちなみにナンバーも自分のと同じにしてありますが、削除されるといけないのでこのブログでは隠しました(笑)。
最近ムーヴをまた作りたくなりましたが、まだ現行製品なのはウレシイですね。
今度は「もしも当時痛車にしていたら…」というテーマで作ってみようかな?
当時の実車CMをアップしようかと思ったけども見付からなかったので、GT4でドリフトしているのをアップしましたが、実車でこれは到底ムリですね(笑)。
Posted at 2010/11/23 07:16:52 | |
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プラモデル | 日記