高山の(秋)山さんカリーナ乗りのゆきすとのブログ一覧

まだ溝のある数年落ちのスタッドレス！　どうせ来年買い替えるといっても「溝が減るまで」夏の履き潰しは危険だった









…という記事を見付けました。










スタッドレスも夏タイヤ同様、スリップサインがあるので、それが出てくると交換しないといけません。


でも、「勿体ないからそのまま履きつぶすか…」って人も中にはあります。






しかし、冷静になって考えると、「スリップサイン」という位だから、それは危険なんですよね…





ちなみに、スリップサインが出ていなくても、スタッドレスを夏履くのも好ましい事ではありません。


スタッドレスは「サイプ」という細かい溝で雪を掻きだす事によって走るのですが、これは雪じゃなくて、雨水になると効きが悪くなります。


実際、私も冬でも雪が消えて雨が降った時にスタッドレスを履いて交差点で信号待ちし、青になったのでアクセルを踏み込んだら、停止線の上で「キュルキュルキュル！！と空転した事があります。


これはスタッドレスが水で濡れた路面、特に白線など塗装面ではグリップしないからなんですね。




また、乾いた路面であっても、スタッドレスは溝が細かいという特徴があるので、ブレーキをかけると腰砕けみたいになって制動距離が長くなってしまいます。




ちなみにJAFのテストでもこんな動画があります。








これを見ると、スタッドレスを夏に履きつぶすのはご法度だと思わせられます。




ただ…今年7月からタイヤの値段が値上がりするので、そこは気になってしまいますね。早めにスタッドレスだけ買っておこうかどうかと…（汗）