わたしは行列に並ぶのは
大嫌いである。(;´Д`)
まぁ単純に並ぶのが
億劫だというのが一番の理由なんですがぁ、
特に飲食店の場合など、多少の並びは別として、長蛇の列なんかに加わるのはもってのほかですな。
当たり前のことだけど、待たされると人間の
期待は膨らんでいくものですよね。
評判を聞きつけて馳せ参じる場合などはなおさらです。過去の経験上、並びの時間の長さと味は必ずしも
比例してこなかったことがなんにせよ大きいのだろうねぇ~~
しかし、
今日はわたしは
朝から覚悟を決めてました。
前日の土曜日はメタボの悪あがきで珍しくラーメンも抜いたし、おまけに胃腸に優しい食べ物をチョイスしてできるだけ内臓に負担がかからないよう最大の配慮をしていました。
そう。
今日
あのラーメン二郎に突撃♡することは事前に計画されていたのです。
しかも、
二郎の中でもその行列が特別長い
ことで知られる店の一つ
「関内二郎」にである。

もう
朝から腹ぺこセッティングで訪店したのは13:00のちょっと前。昼時かわしたつもりが裏目に出て、行列が見事に成長している。
並びは聞いて驚く58人!!!! ( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!
さながら
アミューズメントパークのノリですな。
こんな行列並ぶのは、そう20年近く前、まだチェリーボーイだったころに彼女と行った
TDLの
ビックサンダーマウンテン以来ですよ~~~
じゃっ。待ち時間の暇つぶしにラーメン二郎の唄でもどうぞっ♡
ラーメン二郎 横浜関内店
神奈川県横浜市中区長者町6-94
11:30~14:30
18:00~22:00(麺切れ早じまい有り)
水休
そとはすっかり秋の陽気に変わってきつつあるとしても、この時間に直射日光を浴び続けるのは少々辛いものがありますなぁ。列があまりに進まない事に痺れを切らしてしまった人が、
何人も
諦めて戦線を離脱していきますな。
それを見るたび
「ふっ!!!! 諦めたな♡」 (`皿´)
我慢くらべで勝利したかのような、
少し幼稚な優越感をさらなる励みにして只只待つのでありました。(笑)
ここ関内店は、店主が鶴見店での
修業時代に賄いで食していたとされる
「汁なし」という人気メニューがあることで知られています。
所謂二郎版の油そばなんですが、これがめっぽう旨いらしくて仲間の中でも話題になっていたのですぅ。
わたし
基本的に食は保守系でして普段から奇抜なものはあまり好まないんですね。
二郎はそのままで十分に旨いんだからそれでいいんじゃな~~い???
そこでこの「汁なし」、今まで未挑戦だったんです。
今日はネタ作り!?もあるんで、このメニューに焦点絞っていくつもりでした。
ここでは食券に近くなると、店内から店員が出てきて注文するラーメンのサイズを聞いてきます。
やはり汁なしを注文する人がかなりいるようです。
これは期待できるでしょ。( ̄ー ̄)ニヤリ
しかし、かなり待ち疲れちゃったなぁ。
ようやく食券機の前まできたとき、時計の針は14:10を指していた。待つこと約80分弱。
決戦のゴングは近い。
お店の表に出てきた店員さんに事前にサイズを伝えます。
わたしは
「大っ 汁なしっ!!!!!!!」 あ~大って言っちゃったぁ♡
だって並んでたらすっごいお腹空いてきたんですもん。
食券は大汁なし(大650円+汁なし80円)。トッピングは粉チーズ(100円)にしました。
色々な人の情報からいくと、汁なしにチーズは外せないと判断。
カウンター中ほどの席に座り、頭上を見上げると「ラーメン二郎の社訓!?」なるものが・・・
店員さんは二郎Tシャツに身を包んだ若いスタッフ2名。今日は店主さんはいないようですな。
カウンター12席ほどの店内のあちらこちらから、
必死に麺を胃にかき込む
ズズッっ!!!!!ズズッっ!!!!!!
という音が
サラウンド状態で聴こえてきます。
あ~~隣に座ったカップルの女性は半分くらい残してしまった麺を彼氏に押しつけていますね。
これは可哀そう。彼氏はやり場のない顔をして困っています。
厨房からわたしに声がかかります。
「大汁なしの方。ニンニクは?」
二郎ではお決まりのフレーズ。ここで無料のトッピングをオーダーできます。
味の辛さ、油の多さ、野菜の盛り加減、ニンニクの有無ですね。
「野菜、ニンニクマシマシでっ!!!!!!!!!v( ̄Д ̄)v」
(注 野菜は少し多めで、ニンニクは倍倍増しでお願いしますの意。店舗により異なる)
さぁ、ラーメン!?の登場です。
どど~~んっ!!!!!!!
自分で大って言ったくせに、さすがにカウンターから丼を下ろす時に若干
自責の念がこみ上げる。・゚・(ノ∀`)・゚・。のを感じた。
書きながら気づいたのだが、PCで見た場合これが小のサイズの
原寸大に近いかな。
大だとこの倍。大体の麺の量として茹でる前で600g以上はあると思いますな~~ひぇー(^^;
トッピングは、もやし&キャベツからなる野菜が中央にこんもりと。そしてその脇にご鎮座する卵黄、フライドオニオン、たっぷりかけられた粉チーズ、そして二郎では「ぶた」と呼ぶチャーシューが2枚入ります。
最初にこれらの具材と麺をはじめにぐるっとかき回さなければなりませぬな。
スープを、いや麺を啜ります。
ズルッっ。醤油パンチの効いたカルボナーラって感じ。あらかじめ仕込まれた多めのブラックペッパーがピリリと舌先に刺激を運んできます。野菜から若干の甘味が出るのか、見た目悪いが本当にぐちゃぐちゃに混ぜた方がかえっていい感じ。
極太の二郎独特の麺はモチっと仕上がり卵黄まじりのタレによく絡む。
フライドオニオンも何もかもこうなったら
思い切って混ぜてしまえァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
粉チーズと卵黄が相まって、まったりとしたコクが全体を支配しちゃってます。少したって、こわごわ使っていたニンニクを大胆にカルボちゃんに投入。
くううう~~
んまい!!!!!!!!ハァハァ(;´д`)ハァハァ
何とも官能的な舌触り♡正直、やばいな。
なんだか娼婦にマジで恋する5秒前のような切ない感覚に陥っていく(爆)
ぶたをひと齧り。
じゅわんと口の中に広がる脂身の甘さが秀逸のもの。バラを丁寧に巻いて作られた「ぶた」はわたしの知る限りの二郎の中でも珍しいと思う。二郎にしては上品な厚みだが、
これがとにかく
柔らかくて柔らかくて。
悔やまれるのはこのぶたが4枚入る「ぶた入りラーメン」が品切れであったことですなぁ。
無心になって丼にガッツいてどれくらい経ったのか。
味が単調に感じ始めてきた。
麺量はまだ半分以上はあるんじゃないか?
うへぇ~~( TДT)
ここでわたしは
自ら犯した失敗に気づいた。
これだけの麺の量を飽きずに完食するためには、
段階的に味を変えてクリアしていかねばならなかった。最初からいきなりの旨さを追求するあまり、あんなにあった手段をすでに使い切っていたのだ。
それからしばらく
苦しいアタックが続いた。底に近づいてくるとだんだん醤油感が強まってくる。しょっぱいよ。
血圧が上がりそうだ。
あんまりショッパすぎて
なんだかコメカミあたりが
痛くなってきそうだよぅ~~(つд∩)ウエーン
なんだかんだいって、完食はした。
完食はできたのだが・・・
何っ?80分も並んで食べてどうだったって?
あえて今は
「わたしは貝になりたい。」
店の雰囲気 ★★★☆☆
スープの好み ★★★☆☆
麺の好み ★★★★☆
総合的なもの ★★★☆☆(おかげで今朝まで満腹感あったよ♪)