
うちの会社の取引先のご近所に、
めっぽう旨い味噌ラーメン
のお店があるという噂はかねてから聞いていたのですが、
今までなかなか時間が取れずに行けずじまいでした。何しろこのお店、日曜日が休みなもんでなかなか寄りつけなかったんです。
どうも札幌の
名店すみれの味を踏襲しているという話でして、今後のラーメン探究のためにも是非おさえておきたい関所のようなお店でもありました。
そしてこのSWに、
ようやくチャンスが巡ってきたのです!!!!!
それでは早速行ってみましょうかね~~
☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ
札幌ら~めん 麺屋 和光
神奈川県横浜市磯子区上中里町854-1
11:00~15:00
18:00~22:00
日休
訪店時間は13:10頃。店の外に並びはなし。席がひとつだけ空いている。ラッキーぃ♡
店内はコ型のカウンター10席程度の小じんまりとした作りになっています。
戸を引いてすぐ左に券売機があり先に食券を購入する流れ。
焦がし醤油!?にグイと心惹きつけられますが、
今日の目的はここの
看板メニューの味噌ラーメン。
焦がし醤油は次回の課題ですね~(^^
ここでは、味噌ラーメン800円とライス150円をチョイス。
店員は店主と助手さんの2人体制。愛想あるほうじゃないが元気は良い感じ。
入口近くのカウンターに陣取り、食券を手渡してからゆっくり店内を一瞥してみます。
頭上の壁面には、過去にお店が取り上げられた「石神本」などの切り抜きやらが貼られています。
ふむふむ、読み進めていくと簡単にはこういうことらしいですなっ。
店主は千葉県内で家系ラーメンの経営をすでにされていた方で、「すみれ」の味に感銘を受け、自分でも作ってみたいと一念発起し、かの地北海道で修行をされた・・・らしいです。
そのほかには、こんなラーメンのこだわりなども簡単に書かれていました。
厨房での調理光景をじっくり観察しましたが、
かなりの量のラードを中華鍋に入れるんで正直驚いてしまった。たくさんの野菜を投入し、鍋をカチャカチャ動かすと、
勢いよく火炎(゚д゚屮)屮なんかも立ったりして
そりゃぁ~鬼も逃げ出すド迫力!!!!!!!!
それにしてもここのマスターはなかなか
腕っぷしが強そう(´∀`||;)じゃい。
大きな北京鍋をひょいひょいと返すたびに、
フレームっ!!!!!!!!!!!!!ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ

厨房を覗き込んでいて思わずのけ反ってしまった。
猛烈な火力で室温が一瞬上昇する。
あまりに間近な火炎ショーに
むしろ眩しくて目を細めてしまいましたぁ~~
そしてまた一段と大きなアクションを入れると、
おおっ????
オオーーっ!!!!!!!!!!!!Σ(゚Д゚;)ビビリ

鍋にスープが移されて赤みの強い味噌だれが今溶かされていきます。
立ち上る湯気にのって
味噌のふくよかで豊潤な香りがたちまちのうちに店内に満ちていきました。
麺が丼に移されて、その上からなみなみとスープが注がれます。
さぁ、ラーメンの登場です。
トッピングは角切りになったチャーシュー、メンマ、長ねぎ。炒められた玉ねぎともやしがスープの下で見え隠れしています。目の前に出された瞬間にニンニクの香りが鼻先をかすめていきました。
先日の
麺匠 るい斗の項でも触れたのですが、味噌ラーメンに関心のないわたしの前に突如あらわれ、衝撃を与えてくれたラーメン博物館にあったまさに
「すみれ」の味噌を彷彿させるいでたちです。
今でもわたしの中で「本場もんの味噌ラーメン」の象徴であり続けるあのラーメン。
気持ちがはやります♡
早速、いかにも濃厚そうな
スープを啜ります。スープの表面をカメリアラードが一面覆っていてこれは相当に熱そう。
やはりレンゲの背で脂膜を分けてスープの深部から掬いあげてみます。
膜が割れた瞬間に赤味噌の堪らん芳香がぷわんと来たなぁ。
くふぅ~~
めちゃグレイト!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!( Д ) ゚ ゚
危うくコンタクトレンズが飛んじゃうぞっ。(汗
いやはや、なんじゃこりゃの旨み大博覧会だよ。
それにしても熱いっ。やはり味噌ラーメンはこうでなくてはと思いつつ熱さと格闘する。
隣に座っていた高校生は友達に、
「俺なんかこんなだよぉ」
とかいってでろんとなった唇の裏側の火傷自慢をしていたのが微笑ましい。(^^
ピンボケでスマソ。
ラードが厚くスープに蓋をするの図。
スープはずしんと濃厚で甘みの強い味噌に、山椒などのスパイスをピリリと効かせた独特のインパクト。
豚骨のこってり感も十分であり、熱さに耐えても余りある旨さでありますな~~。
たっぷりの野菜と挽肉をラードで炒めてから、豚骨主体のスープを加えて仕上げるスープ。
しんなりした野菜達からも存分に甘味が染みだしちゃってますねぇ。
実に飲ませる味わいであり、味噌のコク味がゆったりと鼻腔を漂う余韻が何とも言えないなぁ。
ただ、今となっては時間が経ち過ぎてあの「すみれ」との味わいとの違いはよく分からないのが残念。
続いて麺を啜ります。ズルッ

毎日札幌から空輸しているという関東でメジャーな西山製麺の中太縮れ麺。硬めに茹で上がっており、
ぷりぷり、モチモチっと堪らない食感。
当然、
いつまでも湯気に包まれアツアツのハフハフ。
スープの持ちあげもいい感じ、実にんまいもんですなぁ。
実は麺の画像誤って消してしまい、浜のラーメン番長でいらっしゃる
この方から拝借しましたぁ。
チャーシューは大き目のさいころのように切ってあります。特に味に感動することはなかった。
ただし、チャーシューメンには大判の違ったタイプが乗るみたい。
次回、焦がし醤油の時にでもチャレンジしてみようっと。
メンマは一般的な業務用のもので少々水っぽい。
しっかし、アツアツのまま麺を最後まで頂けるのは非常に嬉しいな。
ヾ(*´∀`*)ノイェ~イ
そして、ここからが
満腹への仕上げとあいなる。
ここ最近、味噌ラーメンを集中的に食してきて感じたことがあるのだ。
味噌ラーメンはお腹が許すなら2度楽しめる。
他のどんなラーメンスープより
白い御飯が実に合うのですなぁ~
スープをおかずにひたすら飯、飯、
飯、飯。
すぐに箸が高速ピストン状態。
あ~あっ!!!!!!!!!
よくぞ日本人に生まれけりぃ~~。・゚・(ノ∀`)・゚・。
白米の甘味引き立て感極まりそうな旨さだぞい。
大満足のフィニッシュっ!!!!!!!!!v(´∀`*v)ピース
目にも心にも熱く訴えかける一杯であった。
そして最後は車に戻って、胃袋をクールダウン。
「が~りがり君♡」コーラ味じゃい。
店の雰囲気 ★★★★☆
スープの好み ★★★★★
麺の好み ★★★★☆
総合的なもの ★★★★★(ご近所では味噌の一番店かなっ♡)