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ゆうすけ7500のブログ一覧

2009年09月10日 イイね!

鎌倉赤坂飯店 パート2

鎌倉赤坂飯店 パート2今日も終日鎌倉で勤務でした。

今回は、以前にもご紹介しているお店なんですが、小町通りを少し入ったところにある「鎌倉赤坂飯店」にとびっきりの排骨麺(ぱいこー麺)を食べに行くことにしましたぁ~~!!!


詳しいこと!?は前回に書いているので割愛しますが、このお店の雰囲気は一風変わっていて、少々とっつきにくい面がありますが、そこをあらかじめ理解さえして訪れれば、かなり美味しいものにありつけるというそんなお店です。
しかも断固取材拒否の鎌倉の隠れスポット♡としても知る人ぞ知るお店でもあるんですよ。


なんでも、東京赤坂の老舗である赤坂飯店と、ここ鎌倉赤坂飯店とは縁があるということで、巷の噂によれば唯一のれん分けを許された方らしいですな。









鎌倉赤坂飯店
神奈川県鎌倉市小町2-11-2
12:00~15:00
火休








訪店時間は12:55分頃。店の外には並びがなかった。ここでは昼時に地元の常連客が店外に列を作ることも多く、
ガイドブックにも載らない店の突然の行列に遭遇した観光客が不思議そうな顔で振り向きながら通り過ぎていくのをよく見かけますねぇ。


今日はすんなり着席できました。入れ違いで先ほどまで満席であった様子。年配のお母さんがせっせとカウンターの上を拭きあげていた。わたしはカウンターの一番奥の席にもぐりこむように着席しました。先客は7人です。席数はカウンター5席、2人掛けのテーブルが2卓だけ。かなりこじんまりした作りですね。
頭上のメニューボードの
料理名の上に数字がふられていますな。


店員はびっくりするほど老齢で文化勲章もののスーパー店主、奥さん、息子さんの3人。いつものように寡黙に仕事をこなし続けます。カウンターに座り新聞に目を通します。どれぐらいたったでしょうか、目の前にお冷が出ました。わたしはもう一度カウンターの上のメニューの数字を見やります。

しばらくして、息子さんと目が合いました。注文のタイミングです。わたしは「7番」を注文しました。排骨麺1200円です。

これが例のいわく付きのメニューボードです。



この店には鎌倉では有名なローカルルール(;゚Д゚)!?があります。


さぁ、このお店の基本的なルールを確認してみましょう。


その一、
Q,席に着いてもすぐに注文をしてはいけない?店主に怒られる?

A、はい。忙しい時は怒られます。
「こちらが聞くまで待っててくださいよぉ!!(怒)」
怒られている人を何度か見ています。お冷もじっくり待てばやがて出てきますから落ち着きましょう。


そのニ、
Q,注文は番号で言わなければいやな顔をされる?

A,はい。番号で言った方が無難です。そのまま通る場合もありますが、たいてい番号で聞き返されます。
だけど、ラーメンと餃子は品名でOK!!メニューボードの番号を覚えましょう。


その三、
Q,メニューに書いてあるもの以外は注文してはいけない?怒られる?

A,はい。店に入るなり「ラーメン、半チャーハンっ!!!」と注文した男性客は
「書いてあるものしかできませんよぉ!!(怒)」と子供の様にお諌めされておりました。




ふっ。でも慣れれば大したことないけどね~~

正直、また行きたいか、行きたくないか、

人によって、
真っ二つに判断の割れるお店ですな。
(´∀`*)ハハハ

常連さんはその辺理解して通っていますな。








「ダンッ!!!!ダッ!!!!ダン!!!!ダン」
中華包丁をまな板に叩きつける音が狭い店内に響きます。これは揚げたての排骨をカットする音♡


待つこと20分にさしかかろうというところ。
この音がわたしのラーメンがすぐそこまで来ていることを教えてくれてます。
平ざるで麺が上げられ今丼の中に放たれます。
おっ!!!ゴマ油の香りが漂い始めましたなぁ。




さぁ、ラーメンの登場です。



どこまでも澄み切った
清湯スープの琥珀色があまりに艶やかで美しく、思わずため息が出そうになる。
排骨(ぱいこー)は、ぶ厚く切った骨付きロースをしっかり味付けてカラリと揚げたもの。顔を近づけなくとも鼻先まで排骨の揚げたての香ばしい香りが上ってくる。
そいつが麺の上をこれでもかと覆い尽くす様は圧巻♡

トッピングはほかに鮮やかに色だしされたシャッキシャキの小松菜、スープに浮いた長ねぎ。




スープを啜りましょう。
前回にも書いたが、もともとの所謂中華料理店のあっさりした清湯スープに、
胡麻油やスープに少しなじんだ
排骨から溢れだす力強い肉の旨みがふんだんに加わる。
もはや違った次元のスープに昇華している。
いつまでも残るスープのコクが舌から離れない~~

あああああああっ








んまぃヾ(*´∀`*)ノ


まことに愛い奴じゃ
香ばしいスープの後味が堪らんのぅ。



排骨が分厚いのなんのって、噛めばも~ハフハフ
なかなか冷めなくて齧る度に口の中を火傷しそうになっちゃった。
カラッと揚がった表面は香辛料の香りも軽やかで、
びっくりするほどクリスピー
な印象。
なによりもジューシーさこの上なく肉厚で薄衣で、あ~~今日はなんて幸せな一日だろう。



麺は中太のやや縮れの入ったもの。いつも柔らかめで出てきますが、
今回はぷりぷりとした食感が楽しめました。このスープにこの麺ありの相性が良いもの。
表面に張られた胡麻油を麺肌に輝かせながらスープをきっちり持ち上げてくるよなぁ。
なによりうれしいのは



排骨が鍋蓋の役割になっていて
        最後まで麺がアツアツだぜぃ!!!!





いやあ、堪能したなっ。
鎌倉小町通り沿いで行列のできる食べ物屋に旨いところはないと言われている中、
多分ここは例外店舗の一つであろうね。

それにしてもここ・・・









写真撮るのに気を使うね~~
やたら視線が気になるのよ。(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ


店の雰囲気  ★★☆☆☆
スープの好み ★★★★★
麺の好み    ★★★★☆
総合的なもの ★★★★☆(驚愕の排骨で★ひとつあっぷ♪)
Posted at 2009/09/10 13:44:09 | コメント(6) | トラックバック(0) | 【鎌倉市】ラーメン | グルメ/料理
2009年09月09日 イイね!

環2家

環2家昨日のお昼、ベトナムのフォーをあっさりといただいたおかげで、疲れた胃腸が大分復調してきました。



仕事帰りにいつもの居酒屋「アップル」さんで一杯やっていると、地元で開業している歯医者のK先生がやってきて、カウンターのわたしの隣に座りました。
先生はジャガーのSタイプのRに乗っていて、ここで会う度にジャガーの話で一緒に盛り上がってくれます。


最初は車の話で突っ走っておりましたが、お酒も入り時間がたってくると話のお題が難しくなってきました。駅から離れた住宅地の開業医が深刻な少子化のなかでのいかに患者さんを獲得するかとか、
結構真剣なお題と会話でしたが、
酒の威を借りたおバカなわたしも参加させていただきましたぁ。 
どこも生き残りの時代なんですな。本当にご苦労様です。


ふと、気が付くともう帰ってもいい時間。
毎度ながら結構な量のお酒を飲んでいましたなぁ~~(^^;


翌日の仕事を考え、少しお酒を中和しとかなきゃなんて考えちゃって
あらら また禁断の夜らーに行っちゃいました。








環2家(かんにや)
神奈川県横浜市港南区下永谷3-3-21
平日
11:00~翌1:00
日曜
11:00~翌0:00
月休(祝日の場合は翌日)








吉村家を開祖とする家系はいまや弟子や孫弟子が全国に広がり、また傍系亜流のお店も含めればかなりの勢力であるが、ここは直系中の直系。
この店の味が一番吉村家に近く完成度が高いと思う。そして環状2号沿い随一の繁盛店であり、深夜まで行列が絶えることはないんですな。


店に歩み寄っていくと、微かな風に乗って醤油感のある家系独特の香りが次第に強くなるのを感じることができる。
店の外に並びは12人ほど。思ったより今日は空いていてラッキー。みなベンチに腰掛けて待ってます。


家系は大抵数人分をロットでまとめて調理するので並びの見た目の長さより意外と早く食事にありつくことができる。特にこの環2家は名物でもある脅威の客さばきでお客の回転がめっぽう早いのだ。


列に並ぶ前に入口の扉を開けて食券を購入する。扉を引くと隙間からむわ~~っと
濃厚な醤油豚骨の香りが吹き出してくる。
非常に時間が遅いのと、今日は胃腸をいたわっている筈だったことを思い出したヘタレなわたしは、
今日はラーメン並+海苔増し690円にしておくことにした。ちなみに中盛りだと麺が1.5玉、大盛りは2玉となる。おそらく1玉は茹で上げ前で180g程度と思いますがぁ。




10分待ったか待たぬか。誘導の従業員さんに促されわたしの前のお客も含め4人まとめて入店とあいなりました~~
カウンターの上に食券を出すと、すかさず後ろから誘導係が声をかけてきます。




「お好みはございますか?」


他のお店はここまで丁寧ではないだろうが、基本的に家系ははじめにこう聞かれますぅ。


麺の硬さ 硬め、普通、柔らかめ
味の濃さ 濃い目、普通、薄め
脂の多さ 多め、普通、少なめ

これらについての好みを聞かれているのです。なにもなければ「普通で」といえばよいわけ。


わたしは、「硬め、多め」といった。麺は硬めで脂は多めというわけですね。




ここからが凄いのよ。その多くが食券制の家系では当然伝票は存在しない。そのとき受付けたお客の数だけの細かい好みを誘導係は丸暗記するのです。それを誘導係はカウンターの中の調理人に口頭で伝える。復唱した調理人はそれをまた丸暗記。

前のロットがまだ調理中の場合などは調理人の頭の中では調理中の分も含めて倍の数近くのオーダーが頭の中で処理されていることになるのだ。これぐらいの繁盛店になると10人以上のオーダーの復唱はよくある光景だ。

念のために誘導係が厨房スタッフにオーダーを再確認することもあるけれど、




「一番さんから順に中小硬め中少なめ
 小中濃い目中硬め小硬め少なめ小少なめ
   中中多め少なめ・・・・・・」
決していい間違えないのが凄すぎるぞ。



友人に家系で働くやつがいて、記憶法を聞いたところお客一人一人の顔や服装などの特徴ある部分を抜き出して、画像としてとらえてオーダーと結びつけて記憶するなどと実しやかに言っていたが、果たして本当なんだろうか?
とにかく、ここではラーメンの前に面白いものが見れることに違いはないのだ。



厨房は深夜にもかかわらず、さながら戦場の様相だなぁ~~
次から次にラーメンが作り上げられていく。



厨房内は体育会系のムードぷんぷん。お客の前でどうかというのもあるけど、ちょっとのヘマで怒号が飛ぶこともある。この辺は本家の吉村家譲りであり、杉田にあったころの本家はもっと過激だったもんなぁ。


わたしは麺硬めでオーダーしたので、一足先にラーメンにありつくことになります。
前述したが、混雑時にはたくさんのオーダーが一気に調理されるので、わたしは基本的にここでは硬めで注文することにしています。ほかにも硬めで頼む人多いんで、最後の硬めは正直ビミョーなところ。


さぁ、ラーメンの登場です。



吉村家直系独特の醤油のビシッと効いた豚骨くささが堪りませんな。
デフォのトッピングはチャーシュー、ほうれん草、長ねぎ、海苔といたってシンプル。これに
海苔増し分がどさっと乗ってきます。
多めの鶏油(ちーゆ)がスープ表面に黄色みがかった艶をつけて最高の見栄え。


スープを啜ります。ズズズッ









ガッツーん!!!!!!!!  (*`Д´)=○)Д゚) ´Д゚)・;'


なんだよなんだよ。ヤバイくらいに濃厚だよ。どうしてくれよう。おまけに燻製のような風味が個性的。
今更ながらだが、夜に喰っちゃあいけない気がする代物。
だけど、なぜだかスープに貪りついてしまう。
半端なく濃密な豚骨が鶏がらが、口の中でそれは激しく乱舞する。

あああああああああ~~







んめぇ~っ!!!!!!!┌(`Д´)ノ


しょっぱい!!!!!!!しかしながら、ものすごくマイルドな舌触り♡
そして出汁から出たコクがものすんごい!!!!!!!!!!!
それぞれの出汁の強烈な個性を丸みのある醤油の旨みでまとめている感じだ。
びっくりマーク応酬のインパクト!!!!!!!!!!!!
とにかくストロングだ。何から何までが濃い。




まさに家系の原点回帰。
       とてもワイルドな味わいだ。

やはり今宵もやっぱり家系食べるならここと思わされてしまったぞ。


続いて麺を啜ります。ズルルルズルッ



家系御用達でしかも限定的なお店でしか扱われないという酒井製麺の極太ストレートはムチっとした食感と強いコシがあり、
濃厚なスープをぐんぐんと持ち上げてくる。



チャーシューは丁寧に燻されて作り上げられるもの。バーベキューのような炭の芳香が出汁のような役目も果たし、この香りが吉村家直系ならではのスープの旨みとなって溶け込んでいる。いやはやしかし、美味しいのだが本当に個性が強い。わたしは最近ここのチャーシューメンは食べられなくなってきましたな。



ここの海苔はいつもながら香りもよくて結構好き。麺にくるりと巻いて口の中に放り込めば、スープの強烈なインパクトに疲れてきた味覚への丁度よい緩衝地帯を作ってくれる。
ほうれん草他はとくに書くことはないですな。


いやぁ、ひさびさに食べたけど、やっぱりここのラーメンは凄いものがある。
ただ年々通っていくごとに、
一口目の感激的な旨さと食べ切る直前の辛さのギャップが大きくなってきている。正直、胃が重くなってきた。あはは(+o+)









わたしもやっぱり年をとったということだね。


ふふ~~んだっ!!!!!( `,_・・´)フンッ


店の雰囲気  ★★★☆☆
スープの好み ★★★★☆
麺の好み    ★★★★★
総合的なもの ★★★★☆(疲れた胃腸に痛恨の一撃)

Posted at 2009/09/09 10:50:04 | コメント(8) | トラックバック(0) | 【横浜市】ラーメン | グルメ/料理
2009年09月08日 イイね!

SONG BE CAFE (ソンベカフェ)

SONG BE CAFE (ソンベカフェ)今日は終日、鎌倉の事務所で仕事をしていますぅ。
ここ最近は本当にラーメンを食べ続けているので胃腸がお疲れの様子。
お昼はなんだか胃に優しい♡ものを食べたい気分でした。

昼ごはんの時間に同僚を誘い、会社から歩いてすぐのところにあるお店で
ベトナム風の麺「フォー」をいただくことにしました。
場所は鎌倉駅西口。といってもホーム近くにある踏切のそばと言った方が良いかなぁ?




店内ではベトナムなどで直接買い付けたという雑貨なども売られていて、お店の空気もなんとなくアジア的のどかさを感じますなぁ。 どっぷり体が沈んじゃうソファーや小上がりの座敷席でまったりするのもよいけれど、








自分のお姿に自信ある方は щ(゚д゚щ)カモーン、JR駅のホームから丸見えのデッキで堂々とおくつろぎ下さいませ。




店舗はそんなに広くないですが、一人当りの座れるスペースは広く、オーソドックスな机と椅子の席、やや広のソファ席に更に奥に行けば、コタツの席もあり、奇妙ながら統一された雰囲気を持っていて、
ゆったりとお昼休みを満喫しましたぁ。(´Д`)






SONG BE CAFE
神奈川県鎌倉市御成町13-32
営業時間
11:30~21:00 
土曜
11:30~22:00
水休






ソンベとは、ベトナムの庶民たちが日常的に使う食器にちなんだもの。「アジアの家庭料理を気取らずに楽しんでもらえるように」と、素朴な食器の代名詞をあえてお店の名前にしたそうです。


わたしと同僚は鶏肉のフォーに茹で玉子のトッピング、しめて860円を注文しました。


10分ほど待って、鶏肉のフォーが運ばれてきました。



トッピングのパクチー(香菜)と輪切りになった乾燥唐辛子は別皿に乗せられてきます。
トッピングを思いのままに盛りつければ気分が一気に高まりましたぁ~~(^^
味が薄いと感じる人向けに追加のたれが小さなポットでついてきますね。


皆さんパクチー(香菜)は苦手ですか?
東南アジア系の料理にはつきもののアレですアレっ♡
実はわたしは香りの強いものが結構好きなんですね~~


嫌いな人はカメムシみたいなニオイなんて言いやがりますよ~~
くうう・・・






ちょっとカメムシはないと思いますけどね~~
・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン
一応口に入りますもんでっ。


スープを啜ります。
鶏の出汁がふんわり効いた味付けは、すごくあっさりしてクセがなく、アジア系が苦手というひとでも、この味のままだったらいけるかもしれませんなぁ。
塩味も優しいので食べやすいと思うけど、追加のたれを少したらした方が味にしまりが出るみたいですね。
なによりトッピングが好きなタイミングで適量プラスできるのはかなりよいよね~~


ライムをキュキュっと回しかけて、大きな口を開けて麺を啜り込みます。
軽い酸味が清々しいですなっ。
きしめんのように白く平たい麺にはほとんどコシがないけれど、
その舌触りといい喉越しといいとても滑らかで気持ちよい。フォーというのは米で作った麺なんですよ。


シャキシャキのもやしが食感に変化を与えてくれる。他には鶏の胸肉をさいたもの、フライドオニオン、小ねぎ、一個分の茹で玉子のスライスが入るがこれらはまことに平凡なもの。
でも全くと言っていいほど脂っ気がないので
極めて健康的な食べ物であることは間違いなさそうです。






こういうものを毎日食べてれば
    わたしもきっと痩せそうです (´∀`*)


きっとそうだよねぇ~~♡


単調な味わい故に、一口食べるごとに味を濃くしたり、
唐辛子を加えたり忙しいけども気がつけば完食しちゃってましたぁ。



暴飲暴食の傾向があるわたしにとっては、こういうリハビリ食(爆)もたまにはありですなぁ。


でもラーメンの評価に換算すると★★★☆☆ぐらいかな。
Posted at 2009/09/08 13:17:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | 鎌倉 DE ランチ | グルメ/料理
2009年09月07日 イイね!

覆麺

覆麺今回は画像スペシャルです。普段はこんなに凝れませぬ~~

昨日は午後から東京の水道橋に用事があって出かけました。今日の首都高はあちらこちらで事故があり、渋滞が凄かったですね。いや~参った。
水道橋一帯は大学も多く、学生の街でもあり、

また、神田神保町あたりまで含めて美味しいラーメン屋さんがたくさんあることでも知られる界隈です。
お店はあらかじめ決めてあります。というより水道橋に来たら
このお店の放つオーラに引き寄せられてしまうようです。


わたしは今日はまだ昼食をとっていなかったのでとてもお腹がすいてきていました。でも本当は
どうしても朝からここに来たくなり、昼を抜いたというほうが正解かなっ。(ノ´∀`*)


今回ご紹介するお店は、趣向がとても面白いので一見「色物」と思われがちなんですが、
ひとたびこのラーメンを食せば、高い技術とセンスで磨き上げられた珠玉のラーメンであることを誰もが感じることができるんじゃないかなという代物です。


わたしも来る度にこれがプロの味なんだと納得させられ帰されてしまいまうその一人だったりします。
この店のキーワードはしょっぱさ。初めて食する人はまず、
その塩分濃度に驚いてしまうことでしょう。


あ、そうそう。このお店が色物と思われてしまう所以は、2人の店員さんの風貌にあります。
黙々とラーメンを作る彼らはずっと覆面を纏ったままなんです。










これには何か深い事情があるようですなっ!?



2009年2月発売の雑誌「dancyu」によれば、
自称「コンガ」出身(そんな国はありませぬ。)のMr.ブラック氏と、日本人であるMr.ホワイト氏が2人でお店をやっていること。Mr.ブラック氏は日本語が達者ではなく、
店内で発する言葉のほとんどが
「アンガーラ」であり、コンガ語で「アロハ」のような意味らしいこと。
覆面をかぶっている理由は、コンガから逃亡の身であるため顔出しはNGであることなどが明らかに!?されておりましたな。

いやはや奇々怪々。さて、今回はどうなんでしょうかね~~




ちなみにこれは店頭に配置されたもの。
往年のレスラーで「白覆面の魔王」の異名を持つ
ザ・デストロイヤー!?がお出迎え。
覆面がかぶせられ、丼の中のランプが点灯中だと





「やってるよ♡」のサインっ。です'`,、('∀`) '`,、





覆麺
東京都千代田区神田神保町2-2-12
平日
11:00 - 22:00

11:00~20:00
日祝
11:00~18:00
不定休(スープの出来が悪い時)






16:30頃訪店。中途半端な時間に来たことが功を奏し!?店外に並びなし。

正直、良かったv(´∀`*v)


最近はマスコミによく登場することも多くなり、「覆麺デスマッチ」とよばれる定期的なイベントラーメンが提供される時などは、店内がめちゃくちゃ狭いこともあるのだが、20人以上並ぶこともざらであるからだ。


紺色の小さなのれんをくぐって、ガラスからさっとこじんまりとした店内を一瞥すると、先客が4名カウンターにいるだけで空席がある状態であった。ガラガラっと引き戸を開けて入店する。






「イノキボンバイエ」が響く(笑)


時折響くイノキの「ファイっ!!!ファイっ!!!ファイっ」の気合いが



闘いの前の高揚感(爆)のようなものを掻き立てられる。



店内に入ると券売機と対面です。
この店の看板メニューは一般的なラーメンである覆麺、とスープのない油覆麺の2種類です。
今日は別バージョンでドラゴン拉麺なる激辛のラーメンも登場していましたな。


ここの家元。シーッ! d( ゚ε゚;)いや店主はとてもきまぐれな方でちょっと有名でして、思いつきに近い勢いで新商品をバンバン生み出すんですな。
しかも、それがなかなかイケちゃうから凄いんだけど、
基本のメニューすら来るたびに若干(大幅!?)変わっているのだって当たり前なお店なんです。

てきとーだと言いたいわけじゃないんです。





遊び心があって
溢れるセンスをお持ちの方なんだな。
っということで。。。



その証拠が前述のイベントラーメンの大行列ですよぅ。

わたしの前振りが長いのはいつものことなんですが、話をもとに戻しましょうね。


注文は味玉覆麺880円にしました。カウンターの一番奥に入ります。席数はたった7席、面積は客席より全然厨房の方が広い。カウンターの仕切りも低く、さながら劇場型厨房の感じ。
マッチョな2人がラーメンを作る躍動が肌にビンビン伝わる。湯切りのお湯が飛ぶかと飛ばぬかのこの微妙な距離感が最高ですな~~


食券をMr.ホワイト氏に渡します。その横からMr.ブラック氏が




「アンガーラっ!!!
   麺は大盛りがサービスになるけど
                 アンガーラ?」


当然、お願いしました。ちなみに麺はデフォで200g、大盛りは300gでございますぅ。



せっかくMr.ブラック氏がポーズを決めてくれたにもかかわらず、大手ブレ (ノД`)シクシク



2人の壁面には今後の色々なイベントラーメンの予定や、
味のしょっぱさには5段階あって、初回は1段階目から始めることとか、
スープを8割以上飲めば、黒帯認定されて次回以降は生玉子やトッピングのサービスを受けられますとか、非常にユニークな内容の貼り紙がペタペタと。
これは読んでいるだけでも楽しいな。


Mr.ホワイト氏によってスープが丼に張られていきます。
Mr.ブラック氏がすかさず湯切りにかかります。Mr.ホワイト氏は厨房の隅に少しだけ体をかわしました。頭の位置まで


深ザルが高く持ち上げられます。








ビシッ!!!パシ~~ンッ!!!!!!!!大きなアクションで厨房所狭しと空気を切るように
爽快な音が鳴り響きます。



うはっ。パフォーマンスが凄いよなっ。
これは間近で見ないと伝わらない迫力ですよ。いや本当にぃ


手早く麺が盛りつけられ、トッピングがなされていきます。長年連れ添ったタッグパートナーの如く素早いコンビネーションで仕上げられておりますな。
チャーシューは目の前のスライサーで直前にカットされます。






お待たせしました。
「アンガーラッ!!!!!!!!!!!!」の声とともに
ラーメンの登場です。


トッピングは、大判のバラチャーシューが2枚、多めのもやしの上にフライドオニオン、メンマ、長ねぎ、そして味玉ちゃん。ぷ~~んと香る醤油が食欲を掻き立てますな。

脂粒がぷかりと浮かび表面に照りがかかった、少し濁りのあるスープを啜ります。

ズズッ。


「確かにしょっぱいな。」

醤油だれがビンビン効いてきます。
鶏の甘い香りが漂い、確かにまろみのある甘みも含んだ印象もあるけど、この鋭い塩気のインパクトから解放されて、ふんわりとした鶏出汁の深い味わいをしっかりと舌に感じるまでには多少の時間を要しますよぉ。


初めて食した場合はかなり飲み進まないとこの良さは伝わらないだろうなぁ~~
最初は怖々口にし出したこのスープも、舌が醤油の刺激になれてきたころから少しずつ真価があらわれるから面白い。


化学調味料に一切頼らないスープは、魚介出汁も合わされ味の奥行きを、そしてりんごやスルメなどを用いて甘みや旨みを出しているらしいですな。


ただ、この典雅な風味がお店のいう2段階以上の醤油レベルになった時に消されはしないのか?

それはわたしにとって神のみぞ知る世界であるね。


ただしわたしは結構。血圧心配だしね♡こわいこわい



続いて麺を啜りましょう。濃い口のスープが
麺肌に褐色の色を与えて美しい。
以前はもう少し太かった気がするが、この中太ストレート麺はシコシコとコシも十分あって、硬めに茹であげられてなかなかの歯応えのもの。スープのしょっぱさが麺の甘味を強制的に引きずり出してくるねぇ。(^^




特に感動を引き起こしたのは
   チャーシューの驚愕の柔らかさである!!!


最初はしっかとした形を保っているのだけど、
次第にジュンっとスープを吸ってトロけ出してくるんですな。もはやこうなったらお箸の出番じゃないぐらい柔らかい。
そしてその脂身はこわいぐらいの甘みを秘めたもの。
スープを半分ぐらいやっつけたあと、この崩れたチャーシューを麺の中に潜らせたら尖ったスープの味にこっくりとまろやかさが生まれ出しましたなっ。

こんもり盛られたもやしは、しょっぱ味の丁度良い箸休め。その淡い甘味に心が安堵する。

味玉はしっかり表面に味が染みており、割目を入れると甘み濃厚な橙色が溢れてとろけだしてくる。

なんだか今度はすべてに甘みを感じるようになってきたぞぉ。


あ~~ここにきてようやく旨さの全容がわかってきた気がする。








そしてようやく出てきた んまぃ ヽ(*´∀`)ノ



いろんな素材の甘味につつまれて幸せ気分になれましたぁ。

おや?さっきからMr.ホワイト氏がわたしの
  丼を覗きこんでいます。何っ????




スープを8割以上飲んだって、黒帯初段認定カードをくれました♡

次回からは、
    トッピング無料と、
    2段階以上の挑戦権をゲット~~っ
って








トッピングだけでいいよう・・・家元っ 
  あっ( *´艸`)


店の雰囲気  ★★★★☆
スープの好み ★★★☆☆
麺の好み    ★★★★☆
総合的なもの ★★★★☆(咲かせて見せようがんこ花)
Posted at 2009/09/07 13:46:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | 【東京都】ラーメン | グルメ/料理
2009年09月05日 イイね!

麺匠 るい斗 

麺匠 るい斗 今日は会社がお休みです。
今回はわたしの住む横浜市のラーメンを一つご紹介しようと思います。
わたしの家は「ラーメン街道」として最近名が売れてきた
環状二号線の近くにありまして、最近はそんなこともなくなりましたが、ラーメン専門店が多く建ち始めた頃にはちょっとした渋滞が発生することもあったんですよ。
今でも近隣のラーメンが好きがこぞって集まる熱いスポットであることは変わらないんですけどね。



その環状二号沿いのこの店は、先日に紹介した中目黒のぷかぷか同様に、
あの渡辺樹庵さんのプロデュース店なんです。


さっ、それでは行ってみましょうかねっ。



☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ












麺匠 るい斗
神奈川県横浜市港南区下永谷5-1-21
11:00~14:30 
15:00~21:00
火休








訪店時間は12:15頃。店舗裏の駐車場に車を停めました。
店内は満席の状態。店の外に並び2人。先に食券を買うことにします。こちらのお店は濃厚な豚骨&魚介スープが人気なんですが、今回は他にねらい目がありました。
それは「味噌ラーメン」なんです。
初めてここのお店の味噌ラーメンを食したとき、その味噌の濃厚さとしっかりとしたボディ。さらに後から追いかけてくる甘みにすっかりはまってしまいました。


今日は、味噌チャーシューメン1100円に半ライス100円を選択します。
ちょっと昼から張り込んじゃったかな?
ちなみにノーマルの味噌ラーメンは800円でございます。


券売機には店主たちが渡辺樹庵さんと撮った写真が飾られていますなぁ。(^^






正直な話、ここ数年前までは味噌ラーメンというものにあまり特別な興味が沸きませんでした。
濃い目の味噌汁につかったラーメンに、野菜炒めを乗っけた程度の印象のものしか食べたことがなかったんです。
バターを入れたら美味しくなるとか、その程度のものしか当時は出会うことができなかったんですなぁ。









ところがどっこい!!   ォオー!!(゚д゚屮)屮



ある日、新横浜のラーメン博物館に行った折に、他のどの名店よりも待ちの行列の長かった
札幌の「すみれ」に心惹かれて、食べたら最後、その味に完膚なきまでに打ちのめされてしまったのだ。
まさにわたしの中の




既成概念が音を立てて崩れ落ちる衝撃。




そのスープはたっぷりのラードで覆われていて、全くと言ってもいいほど湯気が出ない。
油断して飲もうとするなら火傷をするくらい猛烈な熱さが印象に残っている。


そしてそのスープの濃さたるや尋常じゃなく、コクとキレを兼ね揃えた秀逸なものであった。麺を持ち上げてフーフー湯煙を飛ばしながら、北国で独自に進化していったラーメン
「本場もんの味噌ラーメン」というやつをわたしは思いしらされたのだ。
この一杯には冬の寒さが厳しい北海道のラーメンのあり方を連想させるだけの十分な説得力が込められていたのですな。






まぁ、想ひ出話はこの辺にしてと。(∀`*ゞ)




着席して食券を渡す頃、お店の外の並びは6人ほどになってきていました。
店員は店主と奥さんと思われる方、そして助手の男性の3人です。わたしはカウンターの奥のほう、わたしの顔の前で一連の調理が行われるという最高のポジションを確保できました。




カウンターには
「当店のラーメンは
    化学調味料を一切使わない
           無化調ラーメンです」

と貼り紙がしてありますねぇ。





こちらのお店は少人数分を小鍋で調理しているようです。鍋の中では具材が炒められている真っ最中。そして基スープのほか各種調味料のようなものが加えられていきます。味噌ダレを溶いているのでしょう、こまめに火加減を見ながら、へらで丹念にかき混ぜることを繰り返していますな。


時折、むわっと芳醇な味噌の香りがカウンターにいるわたしを照らします。


その隣でチャーシューが七輪で一枚一枚炭で炙られていきます。かなり厚みのあるバラ巻きのものです。わたしのすぐ顔の前でチリチリとチャーシューに焼き目が付けられていきます。


炭からパチンと脂身からジュジュっと音がして軽く醤油を纏って焼かれる肉の芳香が鼻先をかすめる。


ついつい手を伸ばしてしまいそう・・・

泥棒猫の心境というやつでしょうかね。(;´∀`)

十分に加熱されたスープが今、丼に注がれる。
ジュワッ!!!ここでも激しい音がした。





そして今、わたしのラーメンに彩がなされていきます。







ああっつ。。早く、食べたい~~!!!!!!






さあ、ラーメンの登場です。



厚みのある丼は、なにしろ底の方まで深みもあってでっぷりした形をしています。その丼に目一杯盛り付けられているんですな。

お店の人が、
「お熱いんでお気をつけてください。」って言ってくれたけど、

おお確かに熱いよ。カウンターの上から下ろすのに躊躇するぐらいにね。
麺を茹で上げられる前にすでに丼の中に張られたスープの熱気が、
その厚手の陶器には十分すぎるほど伝達しています。


まずスープを啜ります。
やや甘めの、しっかりコクとそこそこのパンチある味噌味です。
レンゲを奥に差し込むほどにスープが熱い。ラードでばっちりバリアがされちゃっています。
火傷までいかないけど味噌ラーメンはこの熱さがないといけないよな~~
ラードの蓋をレンゲの先で欠き崩すと山椒の香りがふっとする。そしてごくりと飲めばニンニクや生姜の香りがこみ上げてくる感じ。かといって嫌味なほどではないな。行き過ぎた主張をせず、味噌の旨みを渾然一体となって支えている。


トッピングは前述の炙りの入った厚みのあるバラチャーシュー4枚、メンマ、九条ねぎ、そしてスープと一体になったもやしと玉葱みじんの炒めたもの、チャーシューの上にはすりおろしの生姜がちょこんと乗ってきます。


スープの出汁の主役は鶏のようか?しかしながらこのスープかなりマッチョなボディをしている。ライトなこってり濃度ではないな。そうフルボディな感じ。もやしや玉葱の滋味がスープに溶け出してるよぅ。

ほどほどに冷めてきてもかなり飲ませるスープだ。
だけど隣にお冷は欠かせない。かなり濃厚なテイスト










素直にんまぃ~ヽ(´ー`)ノ

わたしごときがあまりとやかくいうレベルじゃあないよ。いや本当



麺を啜ります。ズズッ。



中太の平打ち麺。ツルんモッチモチの仕上がりで適度にスープを吸ってくれて、
これもんまぃ。
ズルズルというよりはわしわし麺をかきこんでしまう。とてもこのスープに相性よいもの。
小麦食ってるぞっていういい意味での粉感が素敵。
札幌ラーメンの定石の多加水のぷりぷりとは違うけど、こういうのもありなんですねぇ。

添えられたおろし生姜を混ぜると味わいにまたまた深みがうまれちゃったなぁ。

あんなに丹念に炭火で育てたチャーシューが美味いのは当たり前。
脂に口溶けを肉には適度なしまりを生んで、とにかく焦げの香りがすばらしい。
太めのメンマも先日のぷかぷか同様に良い食感です 。
最近の傾向はこういった細かい素材へのこだわりを感じるものが多いですね~~。


少々残念なのは、理想の味噌としてのまだまだ熱さが足りないノダ。
ラーメンの熱さと格闘するようなあの日の感覚・・・

アラフォーだって火傷しそうな恋したいんだよっ。












だって「すみれ君」は
     もっとわたしに対して、
       激しくて熱かったんだもん。


もう、あの日は帰ってこないのかしら・・・(ノД`)シクシク

店の雰囲気  ★★★★★
スープの好み ★★★☆☆
麺の好み    ★★★★☆
総合的なもの ★★★★☆(忘れられないあの人の影)
Posted at 2009/09/05 13:44:27 | コメント(6) | トラックバック(0) | 【横浜市】ラーメン | グルメ/料理

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